末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

2・26舞鶴大行動の報告(その3)八尾北労組としての準備など 

2017-03-14 13:32:24 | #すべての原発いますぐなくそう
■2/26舞鶴1万人大行動 八尾北労組は甲状腺エコー検査にとりくみました 
八尾北医療センター労働組合ブログ 2017年3月12日

八尾北労組の準備や取り組みの話




ゼッケンをつくって参加しました。エコー検査もゼッケンを付けて行いました。


ポスターを貼りだしました


エコーの機械を無事に舞鶴まで運ぶための闘争
 上下左右に揺れないようにするにはどうすればいいか? 往診車を実際に観て、運搬のための設計図を描いてみて、買い物に行って合いそうなものを揃え、実験し、結び方を覚え、走ってみて、準備1ヶ月。 エコー検査の問診票も中身を考えて作り直しました。


いよいよ舞鶴に出発です。そして無事に到着しました。

「始まる前に戦争を止めよう!」 

舞鶴は巨大な軍港をかかえた軍事都市です。朝鮮半島・中国大陸と目と鼻の先に位置します。在日米軍と一体になった自衛隊と海上保安庁の拠点であり、北朝鮮、中国との戦争の出撃基地として、今や日々緊張が高まっています。
 その中に原発があるのです。
 
 ここに府職労舞鶴支部を土台にした「ぜったい反対」の旗が立ったことは本当にすごいことです。安倍政権、そしてトランプ政権にとっては底知れない恐怖です。
 韓国民主労総につながる労働者の国際連帯が登場しました。 
17~18年決戦をグングン前進しましょう。

3・11郡山 反原発行動が大高揚 被曝と帰還の強制に怒り 常磐線の浪江延伸絶対阻止

2017-03-14 06:27:59 | #すべての原発いますぐなくそう





■3・11郡山 反原発行動が大高揚 被曝と帰還の強制に怒り 常磐線の浪江延伸絶対阻止 
前進 速報版 2017年3月13日 13:08

 2011年の東日本大震災と福島第一原発事故から丸6年を迎えた3月11日、福島県郡山市で「3・11反原発福島行動17」が開催された。被曝労働拒否を闘う労働組合を先頭に全国から1100人が結集し、「被曝と帰還の強制反対署名」をはじめ闘いを大きく盛り上げることを誓い合った。
新たな闘いの出発点を形成
 今年の3・11闘争は、切迫する朝鮮戦争情勢と対決して、昨年までとはまったく違う新たな闘いの出発点となった。

 原発事故から6年がたち、小児甲状腺がんは疑いを含め185人と、放射能による健康被害が目に見える形で噴出している。だが、政府と福島県は検査縮小を策動している。
 さらに安倍政権は「復興・安全キャンペーン」のもと、避難指示を解除し、福島県は「自主避難者」への住宅補助を打ち切るなど、福島県民に帰還を強制し、福島県民にだけ年間20㍉シーベルトもの高線量の被曝を強制する攻撃を次々にかけてきているのだ。
 集会ではこの国家犯罪への福島県民の怒りの声が次々と語られた。避難者の実力居住を含めた闘いが始まろうとしている。この闘いと動労水戸を先頭にした被曝労働拒否の闘いが結びつこうとしている。その要をなすものとして2万筆を超えた「被曝と帰還強制反対署名」の実践が報告され、集会は署名が掲げる四つの要求項目実現の日まで署名運動を続ける誓いの場となった。
動労総連合が次々決意表明
 最初にドイツ・ゴアレーベンの仲間や獄中42年の星野文昭さんなど全世界全国から連帯のアピールが寄せられたことが紹介された。
 被曝労働拒否を闘う動労総連合の労働者と自治体労働者が集会をけん引した。
 動労福島委員長の橋本光一さんが実行委員長あいさつを行った。橋本さんはトランプと安倍の核兵器使用発言を弾劾し、自分が働くJRが安倍のお先棒をかついでいることへの怒りと闘いの決意を語った。
 続いて動労水戸の石井真一委員長が家族を含めて大動員で参加していることを報告。JRが4月1日に小高から浪江まで常磐線を延伸しようと試運転を始めていることを弾劾し、被曝労働拒否を掲げて徹底して闘うことを決意表明した。
 動労千葉の中村仁さんは、JRの3・4ダイヤ改定に反対して全本線乗務員がストライキを闘ったことを報告した。動労東京の新支部を結成した労働者も発言した。
 続いて被曝労働拒否を闘う自治体労働者がそろって登壇した。最初に愛媛県職員労働組合の宇都宮理執行委員長から届いた四国電力・伊方原発再稼働阻止への闘いの決意と連帯のアピールが読み上げられた。
 京都府職員労働組合舞鶴支部の長岡達也さんが2月26日の関西電力・高浜原発再稼働絶対反対の大行動を高らかに報告し、「自治体労働者として被曝労働を拒否し動員を拒否すれば、避難計画はそれだけで破綻し、原発再稼働の条件は完全に崩壊する」と闘いの核心を語った。
 署名運動を闘う江戸川区職の佐藤賢一さん、楢葉ツアーへの弾圧を打ち破った埼玉の自治体労働者の幼方(うぶかた)忠雄さんが発言した。
 連帯のあいさつとして沖縄の元基地労働者・水島満久さん、全国農民会議共同代表で福島県本宮市の鈴木光一郎さん、三里塚反対同盟の市東孝雄さんが発言した。
福島の現状と闘いの展望
 集会の圧巻は地元福島からの闘いの報告と発言だった。最初に福島の若者2人が被曝と帰還強制反対署名運動を闘っている全国の人びとへのインタビューを行った。
 続いて、昨年12月に甲状腺がんの摘出手術を行った大越良二さんが発言した。大越さんは、小児甲状腺がんが185人にもなったが、大人はもっと多く、何倍にもなるという事実を暴露。さらに、「甲状腺がんはおとなしいがんではない。肺に転移した人が何人もいる。それを一言も言わないのは医者として犯罪ではないか」と現実を告発した。そしてふくしま共同診療所の存在の意義を訴えた。
 避難指示が解除される飯舘村の住民からのアピールが読み上げられた。
 浪江町・希望の牧場代表の吉沢正巳さんは、避難指示が一部解除されようとしている浪江町の住民としての怒りを爆発させた。吉沢さんは、「原発を終わりにするために残り人生を尽くそう、闘おうと思っています」と熱く語った。会場からは大きな拍手が巻き起こった。
 福島診療所建設委員会代表の佐藤幸子さんは、検査縮小や住宅支援を打ち切る攻撃がかけられる中で苦闘する福島の母親たちの現実を報告し、職場で一緒に問題を取り上げていく手がかりをつかんだことを語った。
 地震発生時刻の午後2時46分に、福島市の椎名千恵子さんが呼びかけて全員で1分間の黙とうを捧げた。
 最後にふくしま共同診療所の布施幸彦院長が怒りを込めて、福島の現状と闘いの展望を語った。布施さんは「これからが本当に放射線による健康障害、健康被害が出てくる時代に入る」と警鐘を鳴らし、「署名運動をとおして東京オリンピックを返上させて安倍政権を倒そう」と熱烈に訴えた。
 デモは福島県民の圧倒的な注目を集めた。デモに手を振る小学5年生の少年たちは口々に、「2時46分には自分たちも黙とうしたよ」「原発死ねー!」と語った。これこそ福島県民の真実の声だ。
写真上〕11年3・11から6年、福島県郡山市で開かれた集会。「原発いらない」のボードを掲げる参加者(開成山公園・野外音楽堂)
写真中〕集会で全国の動労総連合が登壇。家族ぐるみで参加した動労水戸から石井委員長が発言し、今春のJR常磐線の浪江延伸を阻止する決意を語った
写真下〕福島の怒りを体現し、郡山市の中心部をデモ。沿道から手を振る住民も


韓国 パククネ罷免かちとる ゼネストと100万決起の勝利 民主労総、革命完遂へ闘い継続

2017-03-13 20:18:13 | 世界の闘い



■韓国 パククネ罷免かちとる ゼネストと100万決起の勝利 民主労総、革命完遂へ闘い継続
前進 速報版 2017年3月13日 12:39

労働組合の力が歴史動かす
 この間の闘いはパククネに対する怒りの爆発であったと同時に、それ自体が巨大な団結と価値観の転換を生み出し、新たな社会の出発点を築き上げるものとなった。
 昨年10月のパククネ―チェスンシルゲート発覚をきっかけに、「命よりカネ」の新自由主義のもとで権力と資本とが癒着し、労働者を支配してきた腐りきった構造のすべてが暴き出された。セウォル号惨事、国家保安法による弾圧、日本軍慰安婦問題をめぐる「日韓合意」やサード(高高度迎撃ミサイルシステム)配備の強行――「こんな社会は根本的に変えなければならない!」という積年の怒りがついに大爆発し、パククネを大統領の座からひきずり下ろしたのだ。
 これを可能にしたものこそ、ハンサンギュン委員長を獄中に奪われながらもゼネストで闘いの先頭に立ってきた民主労総の存在だ。韓国の闘いは、闘う労働組合のもとに団結した労働者の中にこそ、腐りきった社会を変え歴史を前へと進めていく力があることを全世界にはっきりと示した。
体制の根底的転覆を求める
 パククネ弾劾の勝利の上に、闘いは大きな分岐点を迎えている。保守野党のもとでこれまでの支配の延長を許すのか、それともこれまでの体制を覆し、労働者の手で新たな社会をつくり上げるのか――一切は労働者の闘いにかかっている。
 5月に行われる大統領選では、「共に民主党」の前代表であるムンジェイン(文在寅)が有力候補とされている。だが、ムンジェインはパククネの労働改悪に反対の声ひとつ上げてこなかったばかりか、パククネの犯罪が明るみに出ても、弾劾ではなく自らが権力の一角に入ることを狙った「挙国中立内閣」を主張していた。これに対して向けられた労働者民衆の怒りに恐怖し、光化門広場へと引きずり出されてきたにすぎない。
 チョンドゥファン(全斗煥)軍事独裁政権を打倒した87年の「民主化」は、実際には旧体制の根を根底から断ち切ることができずに終わった。この歴史をどうのりこえるかが今問われている。
 展望は、社会的ゼネストへと進む民主労総の闘いにある。米日帝による革命圧殺のための戦争情勢も激しく進む中、労働者の闘いこそがすべてを決する。民主労総は「政権交代では何も変わらない」と宣言し、すでに6月ゼネスト方針を決定して全国の職場での組織戦に突入している。
 何よりも、パククネの次は安倍だ! 韓国労働者民衆の闘いに続こう。底なしの腐敗にまみれながら戦争と民営化を進める安倍を直ちに監獄へたたき込もう。

2・26舞鶴大行動の報告 (その2) 本集会と各ブース、デモ

2017-03-13 07:05:12 | #すべての原発いますぐなくそう
■2/26舞鶴1万人大行動 八尾北労組は甲状腺エコー検査にとりくみました 
八尾北医療センター労働組合ブログ 2017年3月12日

本集会と各ブース、デモ







メイン会場はいっぱいになりました。
 主催者と全発言者のみなさん(右から、佐藤幸子さん(ふくしま共同診療所建設委員会)、斉藤清二さん(元原発労働者)、動労水戸を代表して発言された3人、真ん中は主催者を代表して京都府職労の長岡舞鶴支部長、希望牧場の吉澤正巳さん、愛媛県職労と舞鶴支部の仲間、一番左が司会の関西労組交流センター代表深町加代子さん)








会場の外は先日来の大雪(積雪50cm越え)がまだ残っています。倉庫の中は暖房がないと寒いので、巨大なボイラーをレンタルし、防火係もおいてあります。また、ぜんざいとホットコーヒーのコーナーなどもあり(暖まるし、おいしかったです)、売り上げは全部福島にカンパするということでした。

メイン会場には、いろんなブースが設置されました。



希望牧場の吉澤さんのブース
命の大事さ(牛を見殺しにできない)福島現地の怒りと悔しさ、絶対に変えてみせるという執念が伝わってきます。守る会のMさんのいちばん強烈な印象に残ったのが、この牛の訴えでした。


国鉄闘争のブース
 動労総連合は、動労千葉・動労水戸を柱に、3月ダイヤ改定に対する連続的な嵐のストライキにたちあがり、2017年~2018年決戦ののろしを上げます。2/28には、動労西日本・東元さんが大阪事業所(京終)でストライキ決起するとアピール。
安倍政権を30年かけても国鉄闘争を解体でぬままに戦争と革命の時代に引きずり込んだ奥深い路線的勝利感があふれ出しているブースでした。



全国水平同盟のブース
 大雪の中、何度も現地に足を運び、点在するムラを回って、狭山闘争、更地化ぜったい反対生きさせろのたたかいと、いっしょに水平同盟の旗を立てようとアピールしてきました。




星野文昭さんをとりもどそう! 絵画展のブース
たくさんの人が訪れていました。今年こそ無実の革命家、獄中41年の星野さんを取り戻すという気持ちがあふれていました。「自分も絵を描いている。この人の絵には希望があふれている」という感想などがよせられています。

いよいよデモに出発です。東舞鶴の駅まで約2キロの道のりでした。

250名を超えるデモです。
先頭の横断幕のすぐうしろに 太鼓と鉦。賑やかに元気の出るリズムを繰り出します。デモコールも練ってシュプレヒコールをあげます。労組の旗を先頭に、地域のいろんな要求を掲げた戦線の幟と旗がつづきました。

2・26舞鶴大行動の報告(その1)八尾北労組は甲状腺エコー検査にとりくみました

2017-03-12 07:05:12 | #すべての原発いますぐなくそう
■2/26舞鶴1万人大行動 八尾北労組は甲状腺エコー検査にとりくみました 
八尾北医療センター労働組合ブログ 2017年3月12日

2月26日 原発再稼働反対! 被ばく労働拒否! 舞鶴1万人大行動がかちとられました。前夜祭~当日の二日間 500人が参加。京都府職労舞鶴支部を柱に地域住民の不安、怒りと大きく結びつき、地元紙にも報道される反響を呼び、大成功しました。

 八尾北労組は、甲状腺エコー検査にとりくみ、舞鶴行動の大きな一翼を担いました。

 当日は13名もの方がエコー検査を受けられました。
「一人も来られなかったら・・・」という心配は受付開始と同時にふっとびました。受診されたおひとりお一人、ご家族の不安、怒り、未来・・と向き合った密度の濃い時間でした。診察担当の末光院長は、「集会など現場に直接足を運べないことも多かったけれど、この1ヶ月間の激闘を共有でき、本当に充実した企画でした。日頃は5分間診療に追われてるけど、ここではいろんな話が聞けて、いっしょに頑張っていこうという場にできた気がします」と語っておられました。

 私たちは、舞鶴大行動を通じて、労働組合が団結を基礎に、すべての人々の命、健康、暮らしに責任をとる存在だという自覚、誇りをつかみとることができました。労働組合が拠点となって地域に根を張ればなんでもできます! たとえ小さく見えても、その中に、社会を根底から変え未来を準備する力がわき上がってきます。
 
 ご協力いただいたすべてのみなさん! いろいろとありがとうございました。 こんごもよろしくお願いします。 
 



 メイン会場の入り口にエコー検査の車がとまっています。検診車はNAZENの歯科医さんから往診車をお借りしたものです。八尾北からエコーの機械を積み込み、舞鶴まで無事に運ぶことができました。



会場を入った所にエコー検査受付をおき、問診を行いました。高槻医療福祉労組の看護師さんや NAZENのなかまたちと一緒にとりくみました。



エコーの技師はふくしま共同診療所のS技師がはるばる来てくださいました。私たちとは八尾北が避難してきている子どもさんや原発労働者などの甲状腺エコ-検査に取り組むに当たって、ふくしま共同診療所として研修を引き受けていただいた、それ以来のおつきあいです。





診察室は別の棟の2階です。1階ではフォークコンサートが開かれていました。技師さんの所見の上で、末光道正八尾北医療センター院長が診察・診断を行いました。担当の看護師はHさんです。院長は前夜から、Hさんも早朝から舞鶴へおもむき準備しました。





エコー検査を待つ間、こどもたちを託児係のかたが遊んでくれました。保育士さんや教育労働者の仲間たちを中心に、子どもたちが喜んでくれる遊びを工夫して、とても好評でした。





集会場の赤れんがパークは、戦前の海軍の貯蔵倉庫で魚雷が山積みだったそうです。会場の中に引き込み線の跡があります。また、「岸壁の母」で有名なように、大陸からの引き揚げ船の港でもありました。

韓国 パククネ拘束求め105万人 6月ゼネストへ闘いが前進

2017-03-10 06:32:50 | 世界の闘い


■韓国 パククネ拘束求め105万人 6月ゼネストへ闘いが前進
前進 速報版 2017年3月 9日 16:32

 朝鮮半島―東アジアをめぐる戦争への動きが急速に進む中、韓国階級闘争は文字通り正念場を迎えている。
 一握りの財閥・資本と権力が癒着し、労働者を支配する――こうした構図は日本においてもまったく変わらない。労働者の手にすべてを奪い返す革命をやり遂げることこそ、闘いの圧殺のために戦争へと突き進む支配者たちへの回答だ。
 韓国の特別検察チームが6日に発表した捜査結果は「すべての犯罪の中心にパククネがいた」事実を明らかにした。チェスンシルとともにサムスン電子副会長のイジェヨンから賄賂を受け取ったことや、政権に批判的な文化人のブラックリストを作成するよう指示したことなどがその容疑だ。これは、民主労総を先頭とする全民衆のパククネ打倒の闘いが実力でもぎりとった結果である。

集会参加者のべ1500万人に
 こうした攻防のただ中で3月4日、「パククネのいない3月、それでこそ春だ!」を掲げて第19回汎国民行動が開催された。ソウルに95万人、光州、釜山など各都市でも10万人が「パククネを拘束しろ!」「憲法裁判所は弾劾しろ!」「首相ファンギョアン(黄教安)も退陣しろ!」と声を上げた。昨年からのキャンドル集会参加者は延べ1500万人を突破した。
 ソウル・光化門広場での集会では、昨年74日間にわたるストライキで今日の情勢をつくりだした鉄道労組の組合員が登壇した。このストを理由として255人もの組合員に不当処分が行われたことを弾劾し、鉄道民営化を阻止するために闘い続ける決意を明らかにすると、参加者から大きな拍手と声援が送られた。
 また、有害物質の充満するサムスンの半導体工場で働き、22歳の若さで命を奪われた労働者ファンユミさんの死から10年となる6日を前に、サムスンを告発し続けてきた労働者グループの代表も怒りの声を上げた。
 民主労総のキムオクトン副委員長は、憲法裁判所によるパククネ弾劾決定までの最後の1週間に総力態勢で突入し、もしも弾劾が却下された場合には直ちに全面ゼネストに突入すると決意を述べた。また、広場を埋めた青年・学生に向かって「チョンドゥファン(全斗煥)に立ち向かった青年・学生たちが87年6・10抗争の主人公となった。民主労総とともにパククネの最後の抵抗を打ち砕こう」と力強く訴えかけた。
 集会後には大統領府と憲法裁判所、首相官邸方面へのデモが行われた。
 また、極右勢力による検察官などへの白色テロに対する告発も行っていくことが確認された。
 民主労総は3月7日に代議員大会を開催し、6月の社会的ゼネストに打って出るために、民主労総自体を「最低賃金1万ウォン、非正規職撤廃、財閥体制解体、労働法全面改正ゼネスト闘争本部」へと転換して闘うことを決定した。当日に一部の装備が配備されたサード(高高度迎撃ミサイルシステム)反対の闘いをさらに強化しようという声も上がった。
 日本でもゼネストで闘う労働組合をよみがえらせて安倍を打倒し、切迫する朝鮮戦争を労働者の国際連帯で阻止しよう。

3・11反原発福島行動’17に総決起しよう

2017-03-10 05:52:44 | #すべての原発いますぐなくそう
■3・11反原発福島行動’17に総決起しよう
全国水平同盟ブログ 2017年3月10日

被曝帰還の強制・住宅支援打ち切り許さない
常磐線開通反対!オリンピックやってる場合か!

奪われてたまるか!避難・いのち・子どもの未来
3月11日開成山・野外音楽堂(正午開場・1時開会)






国際婦人デー闘争 関西 「3・8を革命の日としてよみがえらせよう」

2017-03-09 20:14:29 | 国際婦人デー





■国際婦人デー闘争 関西 「3・8を革命の日としてよみがえらせよう」
前進 速報版 2017年3月 9日 14:22

 関西集会は3月5日、エルおおさかで昨年を上回る105人が結集し、熱気あふれる集会として勝ち取られた。 冒頭、ロシア革命当時の映像と、そして百年後韓国民主労総の民衆総蜂起へとつながっていくDVDを上映。大恐慌と戦争の時代に、必ず労働者階級は決起していくことを確信させるものとして参加者の心を揺さぶった。
 集会は婦民八尾支部の出口さんと関西労組交流センター代表の深町さんの司会で力強く始まった。2月28日京終(きょうばて)駅でストライキに突入した動労西日本の東元さんのメッセージの紹介の後、婦民全国協関西ブロック代表の山本美知子さんが基調提起を行った。「2018年攻撃に対して地は怒りに満ちている。国鉄闘争を先頭に、労働者の闘いがすべての人々の解放を実現する時がやってきた」「ロシア革命を切り拓いた3・8国際婦人デーの決起も自然発生的なものではなく現場を地をはうように組織してきた女性労働者党員の決断と革命的な党の指導があったことを示している。今こそ3・8を革命の日としてよみがえらせよう」「新自由主義の攻撃の中、呻吟(しんぎん)する女性たちこそが団結を渇望し、変える力を持っている。本来の労働、人間性・団結を取り戻そう」「切迫する朝鮮侵略核戦争に対して、国際連帯とゼネストで、始まる前に戦争を止めよう」と訴えた。
 続いて、2本の特別報告が出された。
 1番目は八尾北医療センター労働組合と、全国水平同盟西郡支部から、労組を軸にして地域全体の怒りを結集させる闘いが報告された。
 藤木好枝委員長は、「民営化・倒産攻撃に対して、経営的に生き残るのではなく、団結に生きることを目指して闘っている。トランプ・安倍の核戦争か革命かという時代に、どんな団結かが問われる。労組が責任をとって、本来の医療とは何かを問い直し、そこでは医者と患者が診る・診てもらう関係ではなく、対等にみんなでやる。健康には食事・睡眠・運動、ここに団結があってはじめて解決する。地域に労組として登場したことは決定的。福島共同診療所との連携病院として、2・26舞鶴大行動でエコー検査の出前をやったところ、二桁の受診者が出た。拠点があればなんでもできる。小さく見えても小さくない!」と提起した。
 執行委員のAさんからは「自分の病気と闘うことに必死で周りが見えていなかったが、激しい党派闘争の中で、組合の団結が私を変えてきた。地域を担う労組として頑張っていく」と感動的発言がなされた。
 そして、全国水平同盟西郡支部のTさんから星野面会闘争・狭山闘争の報告、久原正子委員長から「地域に労組拠点があることで、支部大会も成功、住宅の指定管理者化に対して住民説明会闘争を闘った。今までの民の利益だけを求める解放運動ではなく、八尾北労組・健康を守る会・全国水平同盟・合同労組の4者で地域全体の怒りを組織していく時代が来た」と力強く発言した。
 特別報告の2番目に、2・26舞鶴大行動をけん引した京都府職舞鶴支部から「昨年2回の行動と違うのは仲間が関西各地から連日入り込み、地域に打って出て、3万枚のビラをまいたこと。何より1・29の青年による高浜原発見学ツアーに組合員が参加したことが決定的だった。自治体労働者として、団結して原発・戦争絶対反対で闘い、3・11に結集する」と発言した。
 婦民北摂支部長の寺山さんから愉快なカンパアピールの後、フリートークに入った。自治体丸ごと民営化と闘う奈良市従女性部長・野田章子さんから「下水民営化反対の裁判への協力に感謝。女性は、家族のことを考えているから、他人のことを自分のこととして考えられる。攻撃を一瞬でつかむ。男性陣もタジタジになるほど先頭で闘っている」と元気に発言。
 婦民神戸支部YさんとMさんからはA2BC上映会の取り組みや星野絵画展の報告がなされ、大阪北支部の山田さんからは「豊中で貧困地域の6小学校2中学校をつぶし小中一貫校をつくり、一気に民営化攻撃をかけてきている。それは闘う仲間がいる保育所をたたき潰す攻撃だ。ここを拠点に地域を組織していくのが婦民の役割ということが舞鶴闘争を闘う中で見えてきた。」と発言、
 高槻医療福祉労働組合の村山裕子委員長は「12月21日に初めてのストライキをやった。労組が主体の病院に変える、働き方改革にどう闘うのかなど徹底的に論議してきた。ストへのアレルギーもあったが、やり抜くことで『できる!』と息づいてきた。植木団地労組の闘いや婦民のA2BC上映会・星野絵画展と結合して初めてストができた。5月10日の植木団地裁判に向かって舞鶴のように闘う」と発言、植木団地労組組合員曽我さんからも決意が述べられた。
 全学連の吉田悠君から「青野君への弾圧は舞鶴闘争や3・11への弾圧でもあった。白タク弾圧はじめ、共謀罪先取りをブッ飛ばした。他は弾圧されたら終わりだが我々はチャンス! 街頭で、「お前らは希望だ」と言われた。大学の軍事研究、非正規職員数千人の首切りに対して、再びストライキで闘う」と決意表明。
 集会決議「星野闘争と狭山闘争の力で国家権力犯罪を撃つ巨大なうねりをつくりだそう」を満場の拍手で採択、
まとめを関西労組交流センター女性部長の東理恵さんが行った。中之島から西梅田公園までのデモは圧倒的注目を浴びた。 (保田結菜)