末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

韓国 パククネ罷免かちとる ゼネストと100万決起の勝利 民主労総、革命完遂へ闘い継続

2017-03-13 20:18:13 | 世界の闘い



■韓国 パククネ罷免かちとる ゼネストと100万決起の勝利 民主労総、革命完遂へ闘い継続
前進 速報版 2017年3月13日 12:39

労働組合の力が歴史動かす
 この間の闘いはパククネに対する怒りの爆発であったと同時に、それ自体が巨大な団結と価値観の転換を生み出し、新たな社会の出発点を築き上げるものとなった。
 昨年10月のパククネ―チェスンシルゲート発覚をきっかけに、「命よりカネ」の新自由主義のもとで権力と資本とが癒着し、労働者を支配してきた腐りきった構造のすべてが暴き出された。セウォル号惨事、国家保安法による弾圧、日本軍慰安婦問題をめぐる「日韓合意」やサード(高高度迎撃ミサイルシステム)配備の強行――「こんな社会は根本的に変えなければならない!」という積年の怒りがついに大爆発し、パククネを大統領の座からひきずり下ろしたのだ。
 これを可能にしたものこそ、ハンサンギュン委員長を獄中に奪われながらもゼネストで闘いの先頭に立ってきた民主労総の存在だ。韓国の闘いは、闘う労働組合のもとに団結した労働者の中にこそ、腐りきった社会を変え歴史を前へと進めていく力があることを全世界にはっきりと示した。
体制の根底的転覆を求める
 パククネ弾劾の勝利の上に、闘いは大きな分岐点を迎えている。保守野党のもとでこれまでの支配の延長を許すのか、それともこれまでの体制を覆し、労働者の手で新たな社会をつくり上げるのか――一切は労働者の闘いにかかっている。
 5月に行われる大統領選では、「共に民主党」の前代表であるムンジェイン(文在寅)が有力候補とされている。だが、ムンジェインはパククネの労働改悪に反対の声ひとつ上げてこなかったばかりか、パククネの犯罪が明るみに出ても、弾劾ではなく自らが権力の一角に入ることを狙った「挙国中立内閣」を主張していた。これに対して向けられた労働者民衆の怒りに恐怖し、光化門広場へと引きずり出されてきたにすぎない。
 チョンドゥファン(全斗煥)軍事独裁政権を打倒した87年の「民主化」は、実際には旧体制の根を根底から断ち切ることができずに終わった。この歴史をどうのりこえるかが今問われている。
 展望は、社会的ゼネストへと進む民主労総の闘いにある。米日帝による革命圧殺のための戦争情勢も激しく進む中、労働者の闘いこそがすべてを決する。民主労総は「政権交代では何も変わらない」と宣言し、すでに6月ゼネスト方針を決定して全国の職場での組織戦に突入している。
 何よりも、パククネの次は安倍だ! 韓国労働者民衆の闘いに続こう。底なしの腐敗にまみれながら戦争と民営化を進める安倍を直ちに監獄へたたき込もう。

2・26舞鶴大行動の報告 (その2) 本集会と各ブース、デモ

2017-03-13 07:05:12 | #すべての原発いますぐなくそう
■2/26舞鶴1万人大行動 八尾北労組は甲状腺エコー検査にとりくみました 
八尾北医療センター労働組合ブログ 2017年3月12日

本集会と各ブース、デモ







メイン会場はいっぱいになりました。
 主催者と全発言者のみなさん(右から、佐藤幸子さん(ふくしま共同診療所建設委員会)、斉藤清二さん(元原発労働者)、動労水戸を代表して発言された3人、真ん中は主催者を代表して京都府職労の長岡舞鶴支部長、希望牧場の吉澤正巳さん、愛媛県職労と舞鶴支部の仲間、一番左が司会の関西労組交流センター代表深町加代子さん)








会場の外は先日来の大雪(積雪50cm越え)がまだ残っています。倉庫の中は暖房がないと寒いので、巨大なボイラーをレンタルし、防火係もおいてあります。また、ぜんざいとホットコーヒーのコーナーなどもあり(暖まるし、おいしかったです)、売り上げは全部福島にカンパするということでした。

メイン会場には、いろんなブースが設置されました。



希望牧場の吉澤さんのブース
命の大事さ(牛を見殺しにできない)福島現地の怒りと悔しさ、絶対に変えてみせるという執念が伝わってきます。守る会のMさんのいちばん強烈な印象に残ったのが、この牛の訴えでした。


国鉄闘争のブース
 動労総連合は、動労千葉・動労水戸を柱に、3月ダイヤ改定に対する連続的な嵐のストライキにたちあがり、2017年~2018年決戦ののろしを上げます。2/28には、動労西日本・東元さんが大阪事業所(京終)でストライキ決起するとアピール。
安倍政権を30年かけても国鉄闘争を解体でぬままに戦争と革命の時代に引きずり込んだ奥深い路線的勝利感があふれ出しているブースでした。



全国水平同盟のブース
 大雪の中、何度も現地に足を運び、点在するムラを回って、狭山闘争、更地化ぜったい反対生きさせろのたたかいと、いっしょに水平同盟の旗を立てようとアピールしてきました。




星野文昭さんをとりもどそう! 絵画展のブース
たくさんの人が訪れていました。今年こそ無実の革命家、獄中41年の星野さんを取り戻すという気持ちがあふれていました。「自分も絵を描いている。この人の絵には希望があふれている」という感想などがよせられています。

いよいよデモに出発です。東舞鶴の駅まで約2キロの道のりでした。

250名を超えるデモです。
先頭の横断幕のすぐうしろに 太鼓と鉦。賑やかに元気の出るリズムを繰り出します。デモコールも練ってシュプレヒコールをあげます。労組の旗を先頭に、地域のいろんな要求を掲げた戦線の幟と旗がつづきました。