末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

救援本部ニュース 530号

2014-01-18 07:40:55 | #すべての原発いますぐなくそう


救援本部ニュース530号 2014.1.18
都知事選 全原発即時廃炉、オリンピックは中止!
福島切り捨て、原発再稼働・原発輸出をやめさせる

韓国民主労総ゼネスト連帯 1・13渋谷行動
 1月23日告示、2月9日投票の都知事選が安倍政権を揺るがす巨大な政治決戦として、がぜん白熱状態に入っています。最大の争点は、全原発の即時廃炉とオリンピック中止に。怒りの前に打倒された猪瀬直樹前都知事に代わって舛添要一氏がしゃしゃり出てくる一方、「脱原発の一本化」などというまやかしで原発絶対反対の声をねじ曲げ押しつぶそうと登場した宇都宮健児氏。「小泉改革」=全面規制緩和と郵政民営化を強行した小泉元首相が崩壊の淵にたった新自由主義救済のために、かつて小選挙区制を導入した細川護煕元首相を押し立てて大ばくちにのりだす。マスコミがその音頭取りを務める。どいつもこいつもすべて見え透いたペテンとまやかしのオンパレードです。
 でもそんなことは、福島の怒りと結びついた絶対反対の結集軸があれば、もう通用しない! 福島の怒りは絶対におさまらない。「戦争させない、被曝させない、貧困・過労死ゆるさない。だからオリンピックはやらない」ことこそ、万人が認める唯一の選択肢でしょう。
 都知事選に出馬表明をした鈴木達夫氏の1・13連帯行動での特別アピールを紹介します。
*  *  *
1千万人の怒りでアベ倒そう!改憲・戦争・人権侵害を許さない!
鈴木達夫弁護士の特別アピール
 寒い中、大変です。
 現代革命に挑戦している皆さん、私たちはその実現のためにはどうしても今、怒り、なんとか闘おうとしている何百万、何千万の人民と結合しなければなりません。合流しなければなりません。私は1千万都民との結合を決意しました。その決意の背景にいろいろありますが、直接近いところでは三つの要素、三つの事実があります。
 一つは言うまでもありませんが、動労千葉、動労水戸、そして全国の私たちの労組交流センターの労働者が、それをとりまく多くの労働者が闘って、ついに9・25東京高裁判決までもぎ取った国鉄闘争の前進、日本の労働運動再建の闘いの前進の現実があります。
 二番目、きょうのこの闘いのメインのテーマであります、韓国民主労総の不退転の、勝利するまで止むことのない闘いの、この熱と情熱です。ご存知のように新自由主義といち早く対決し、全世界の労働者に檄を発したのが1995年結成の民主労総です。考えてみればその10年前、動労千葉は国鉄分割・民営化、本当に誰もがおかしい、おかしいと思いながら、そして一方中曽根(当時の首相)は、「国労をつぶして総評をつぶす、社会党・総評ブロックを解体して新しい憲法を床の間に飾る」とまで豪語する中で、誰も真っ向から闘おうとしない。その中で動労千葉が85年から86年にかけて2波にわたる大ストライキに決起した。この85年の動労千葉の闘い、95年の民主労総の結成とその後のすさまじい闘い、これが今どうですか、全世界の労働者の闘いの最前線、闘いの軸になっているじゃないですか。この事実を私の人生の、生き方の、決意の核に置かなければならないと思います。
 三番目、これは皆さん、あまりご存知ないかも知れませんが、今イギリスで法廷弁護士、いわゆるバリスターといわれる、これは特権階級です。法廷に出る資格を唯一手にしている、数百年の歴史を持つ弁護士団体です。かつらをかぶっています。あれ馬の毛でできているそうですけどね。その法廷弁護士、バリスターが、イギリス政府の、貧しい人たちが訴訟を訴えるにあたっての費用を政府から出していた、その福祉政策を全面的にカットするという政策に対して、数千人がストライキに決起しています。弁護士のストライキです。法廷が止まっています。ロベス・ピエール以来の歴史を持つ、本当にそうなんです、歴史的決起なんです。
 まさに私は時代は革命情勢だと、ここまで熟しているんだと。ここに今の時代のリアリズムがある。これを真っ正面から見据えることなくして、今日に生きる、この時代に生きる弁護士はありうるだろうかということを考え抜きました。義を見てせざるは勇なきなり、言い言葉ですね。ちっぽけな勇気ですけれど、やはりこの時代、この時代に生きる一人の人間として、弁護士として、何よりも日本労働者階級の一員として、われわれは1千万都民の力で安倍を打倒しようではありませんか!
 あと一月、絶対に勝利しましょう!
 こんな時代はわれわれが人民と結合することによって次の時代に進めなければなりません。ともに頑張りましょう。

あきらめられるか 忘れられるか 福島の怒りはおさまらない
3・11反原発福島行動’14
2014年3月11日(火)午後2時 福島県郡山市総合体育館
3・11反原発福島行動実行委員会
子どもたち、働く人たちの命を守る! みんなのよりどころ、ふくしま共同診療所の建設・拡充にご協力を



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闘う弁護士・鈴木たつおさんが東京都知事選に出馬表明!

2014-01-16 06:59:29 | Weblog

■闘う弁護士・鈴木たつおさんが東京都知事選に出馬表明!
前進 速報版 2014年1月15日 22:28

 1月14日、「憲法と人権の日弁連をめざす会」の鈴木たつお弁護士が東京都知事選挙(1月23日告示、2月9日投開票)への出馬を表明し、東京都庁で記者会見を行った。「1千万人の怒りでアベ倒そう! 改憲・戦争・人権侵害を許さない!」を掲げ、鈴木さんは鮮烈に登場した。会見は高山俊吉弁護士が司会を務め、森川文人弁護士も同席した。
 冒頭、高山弁護士が「1080万の都民のみなさんが本当に待っていた候補者が登場した、選挙が面白くなってきたということです」「(他の候補者に)真正面から路線論争を挑み、原発を論じ、安倍政権を論じ、改憲政策を論じ、秘密保護法を論じる。命をかけて闘う候補者です」と熱をこめて鈴木さんを紹介した。
 これを受けて、鈴木さんはまず簡単に自身の略歴を述べた上で、「①戦争・改憲と人権侵害の安倍政権を倒そう! ②すべての原発いますぐなくそう! ③労働者の団結を破壊する民営化・非正規職化反対、過労死を許さない! ④都民の生活と労働者の権利を破壊するオリンピックはやらない! ⑤盗聴の拡大と労働者民衆に対する弾圧体制に反対!」の5点にわたって、出馬に当たっての立場と抱負を語った。
 最初に鈴木さんは「私の中心的な主張は、戦争に向かって一気に走り始めた安倍政権を、都民1千万人の怒りでストップさせ、倒さなければならないということです」と切り出し、「私は60年・70年の安保闘争を経験していますが、秘密保護法反対の闘いの盛り上がりはそれを上回るものがある。『絶対に戦争は許さない』という声が満ち満ちている。私はその声を背負い、代表していきたいと思います」と語った。
 続けて「第二に原発です。福島を切り捨てて原発再稼働や輸出を進めることを絶対許さない。『核・原発と人類は共存できない』というのが私の根本的な考えです。とりわけ、原発労働者が強いられている被曝労働を大きな問題として取り上げていきます」と宣言。
 さらに「第三に、労働者の団結を破壊する民営化、非正規職化、過労死を許さない。特に今、若い人たちがどんどん過労死で殺されています。こうした現実の根本原因は、中曽根政権による国鉄分割・民営化です。それに対し、私が顧問弁護団の一員をやっております動労千葉を先頭に二十数年間の解雇撤回闘争を闘い、ついに国鉄分割・民営化は不当労働行為、つまり労働組合つぶしの意図をもって行った許されない憲法違反の行為だったことを裁判所に認めさせました。今、最高裁に向かって10万筆署名運動が始まっています。労働人口の38%が非正規労働者という現実を国鉄解雇撤回闘争は食い破ろうとしている。私は自分の闘いの中でそう感じております」と強調した。
 さらに第四として、原発再稼働を前提とした2020年東京オリンピックに対して、「都民の生活と労働者の権利を破壊するオリンピックはやらない。新国立競技場建設の予算がどんどん増えています。それをなぜ高齢者や貧困問題、被災者対策に振り向けないのか。さらに安倍首相の『汚染水はコントロールされている』という嘘の上に立ったオリンピック招致は、必ず大問題になっていく」ときっぱり宣言した。
 最後に鈴木さんは「警察による盗聴の拡大反対、『現代の赤紙』=裁判員制度はいらない、弁護士と日弁連つぶしの『司法改革』はやめさせる。そして、獄中39年・無実の星野文昭さんを取り戻す。私は再審弁護団長として、検察が隠し持っている証拠を開示させ、無実を明らかにして星野さんの釈放をかちとっていきたいと思います」と語り、立候補の宣言を締めくくった。
 2・9都知事選に向かって、首都・東京は今や政治決戦のるつぼとなっている。一方では、猪瀬の後釜を狙って自民・公明などが舛添要一(元厚生労働相)を担ぎ出し、他方では、安倍の体制的危機を救済しようと登場した「細川・小泉連合」や司法改革推進派の宇都宮健児(元日弁連会長、共産・社民が推薦)が立候補している。また、脱落日帝の絶望的な危機を体現して極右ファシスト・田母神俊雄(元航空幕僚長)も出馬を表明している。こうした有象無象の反動的策動が渦巻くなかで、首都・東京の労働者人民の圧倒的多数は、改憲・戦争と新自由主義の安倍政権に真っ向から対決する候補を求めている。反原発を徹底的に貫き闘う候補を求めている。鈴木さんの出馬宣言は、この声に全面的に応えるものだ。
 国際主義と階級的労働運動の発展をかけて、あらゆる職場や労組、街頭、地域、学園で鈴木さん支持を訴えよう!(N)


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韓国民主労総ゼネストへの連帯掲げ、渋谷デモ

2014-01-15 06:24:13 | #国際連帯

■韓国民主労総ゼネストへの連帯掲げ、渋谷デモ
前進 速報版 2014年1月14日 17:11

 1月13日夕、渋谷・代々木公園ケヤキ並木に「民主労総ゼネストに連帯するぞ! 鉄道の民営化阻止!」のシュプレヒコールが響きわたった。全国労組交流センターの呼びかけに応え、労働者・学生350人が寒気を切り裂く熱いこぶしを突き上げた。
 全国労組交流センター代表の田中康宏動労千葉委員長が発言に立ち、12月9日から23日間に及んだ鉄道労組の歴史的大ストライキ、さらにそれを引き継いで、パククネ大統領が就任1周年を迎える2月25日に民主労総がパククネ退陣の国民ゼネストを準備していることを踏まえ、「画期的な事態が起きている」と胸躍らせて民主労総ゼネストと日韓連帯の意義を語った。
 「鉄道労組のストライキを通して、世論調査で70%以上が民営化反対という膨大な声がつくられた。韓国のパククネ政権は民営化を強行しながら、『これは民営化ではないんだ』としか言えなくなった。つまり民営化は悪であると支配階級ですら言わざるをえなくなった。これは歴史的な事態です」「私たちが26年前に国鉄分割・民営化反対のストライキに立ち上がった時、民営化がすばらしいことだと宣伝されて、今のように民営化が生み出すのはワーキングプアーと貧困と非正規職だけだということをまだ誰も知らなかった。それがいま、民主労総の闘いが、この20~30年間にわたって行われた支配者どものうそを暴くために労働組合が立ち上がったら、情勢は動き、歴史は動くことを示した。これは私たちに対する最大の援軍です。新自由主義攻撃に労働者が立ち向かって勝利ができるんだということが、現実に具体的な闘いをとおして示されようとしています」
 「私たちにできることは何か。民主労総の仲間たちがパククネ政権打倒に立ち上がっている時、私たちは安倍政権を打倒する闘いに渾身の力を込めて立ち上がることです。国鉄分割・民営化に絶対に決着をつける。そこから始まった解雇自由という流れを断ち切る! 派遣法改悪なんか認めない、そうした闘いに立ち上がることが民主労総に応える闘いだ」と訴えた。
 続いて国鉄闘争全国運動の山本弘行事務局長が、「私たちが87年の国鉄分割・民営化を、激しい弾圧と組合バッシングの中で闘いぬいてきたからこそ、いまの韓国の労働者との固い連帯がある。韓国の闘いに世界中から連帯声明が集中している。日本はもとよりアメリカ、ブラジル、オーストラリア、イギリス、ポルトガル、スペイン、フランス、ドイツ、トルコ、タイ、そして香港。私たちは国鉄決戦で韓国と世界の労働者に合流していく」と、国鉄決戦勝利へ1・22総行動への総決起を呼びかけた。
 特別アピールとして、都知事選出馬を決意した鈴木達夫弁護士が立った。
 冒頭、「現代革命に挑戦している皆さん、その実現のためには、怒り、闘おうとしている何百万、何千万の人民と結合しなければなりません。私は1千万都民との結合を決意しました」と断言。決意に至った契機として、第一に昨年9・25高裁判決をもぎ取った国鉄闘争の前進、第二に韓国民労総の不退転の闘い、そして第三として、イギリスの法廷弁護士数千人が、貧しい人たちの訴訟費用の援助の打ち切り政策に対しストライキで闘っていることを挙げ、「まさに時代は革命情勢だ。この時代に生きる一人の人間として、弁護士として、何よりも日本労働者階級の一員として、われわれは1千万都民の力で安倍を打倒しようではありませんか!」と力強く訴え、大きな拍手に包まれた。
 集会は、青年労働者と学生の発言で締めくくられた。青年労働者は「韓国のゼネストとの連帯は、この日本でゼネストを組織することだ。国鉄闘争の中に民営化・外注化反対、非正規職化撤廃が据わった時、10万人ゼネスト情勢がつくり出せる。この闘いを首都圏で実現しよう」と闘いの展望を示した。全学連の斎藤郁真委員長も「本日の行動を出発点に、日本においてもゼネストを組織していく闘いを始めましょう。その闘いの突破口が都知事選であり、本日のデモは最初の一歩です」と決意を表明した。
 「労働者派遣法を粉砕するぞ! 職場からストライキで闘うぞ!」
 「改憲と民営化の安倍を打倒するぞ! 都知事選に打って出るぞ!」
 シュプレヒコールの後、動労千葉、動労水戸を先頭に「韓国に届け」と渋谷デモに打って出た。動輪旗が風にたなびき、色とりどりの旗やのぼりがさっそうと進む。「労働者の団結で民営化を阻止しよう!」「非正規職撤廃!」のシュプレヒコールに青年たちが顔を向け、晴れ着姿の新成人も携帯をかざしてデモを撮影。デモ参加者も沿道も一緒に元気になるデモが打ち抜かれた。(M)



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