末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

救援本部ニュース 430号

2013-02-25 06:49:10 | #すべての原発いますぐなくそう


救援本部ニュース430号発行! 2013.2.25

被ばく労働の外注化が、偽装請負とピンハネ、不当解雇を常態化させている

 2月21日付東京新聞が、福島第一原発事故の収束や除染作業にあたる下請け・非正規職労働者への偽装請負や危険手当のピンハネ、さらには「契約解除」による不当解雇の実態について、報道しています。
「おい、態度がなっていない。立っていろ」「誰にモノを言っている。明日から来なくていい」と下請けの作業員に怒鳴る元請けの統括責任者。
 日々の作業も元請けの社員から指示され、「アトックス(元請け)社員の指示はしっかりと聞き行動すること」という書類まで下請け作業員に配られる。隠しようのない偽装請負! 昨年12月の東電のアンケート調査ですら、回答した2千4百人中、約48%が現場で指示をする会社と給料を出している会社が違うと回答しているのです。
 さらに元請け会社は、危険手当の割り増し分を手にしたまま、「雇用契約にない」として作業員には回さず。公然たるピンハネ! 東電のアンケートでも約32%の作業員が「手当が加算されていない」
 そして、「契約更新せず」を口実に下請け労働者全員を不当解雇。解雇撤回を求めての団交要求に対して、元請けは「雇用関係を結んでいないので応じられない」と団交自体を拒否する不当労働行為に出ているのです。
「英雄視された事故収束現場の作業員たちはピンハネと違法な雇用にさらされている」
 まさに不法違法のオンパレードのもとで現場の非正規雇用労働者にまともな安全対策も取られないまま、被ばく労働が強制されているのです。
 こんなあり方、根本から間違っている。本当に労働組合の闘いが必要です。

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