創価学会の信仰に功徳はあるか?

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406.御書全集発刊に関するウソの数々

2017年05月19日 00時42分32秒 | 日蓮系遺文
●創価学会の日蓮正宗を批判するビデオ

 闇は去り、太陽は昇った ~平成の宗教改革~ 第2部

闇は去り、太陽は昇った ~平成の宗教改革~ 第2部 (21分頃から23:12頃まで)- YouTube

22:00あたり動画をよく見ると昭和二七年に出版された創価学会版「御書全集の初版」が見えます。
創価学会本部は縮刷遺文や「行道文庫版 日蓮聖人御遺文」と比較し説明の上、謝罪をすることが可能です。
知らぬ存ぜぬ、初版はもう保管していませんなどの言い訳は出来ません。

サムネイル画像


創価学会がクレームを付けて動画は消えてしまうかもしれません。
参考
Youtubeで保存できない一部の動画をダウンロードする方法 -
Offliberty - evidence of offline life

●創価学会は昭和二七年から退転集団

 創価学会の遺文集は著作権法違反の疑いがあります。
ということは、2017年5月現在、倫理的に販売できる御書は存在していません。
「牧口門下は教学がないから退転した。」
とビデオにあります。
教学がないどころでなく、教学を学ぶ御書が無いと言っても過言ではないでしょう。
反社会的なパクリ本二冊しかないのにもかかわらず、退会した人に退転者扱いは問題があります。
「創価学会は御書がないから退転(退会)すべき。」

著作権法違反の疑いがあるパクリ本を避けて、創価学会を退会するのが正しいと思います。

●故・渡辺慈済氏の証言は怪しい。

二〇一七年四月二八日の聖教新聞には学会幹部が「日蓮正宗は梵鐘の鋳造で協力しなかった」(主旨)とありますが言いがかりでしょう。

サムネイル画像


ビデオには日蓮正宗が御書編さんの聖業を黙殺した。とありますが、これも大嘘です。

宗教法人認可のために日蓮正宗は「日蓮正宗聖典」を作成していたのが事実と思われます。
創価学会も宗教法人認可のために「御書全集」を作成していました。
出版されたのは、どちらも同じ昭和二七年四月です。
学会側が正宗の動向を知らないはずがありません。

渡辺慈済氏は「御書を出すんだから、少なくても一〇人二〇人の手伝いを日蓮正宗教学部のほうからまわしてくるのが本当でしょう」(主旨)と言っています。

昭和二七年時の日蓮正宗は教学部長が不在で、教学主任は阿部日顕だけだったのでしょうか?
教学部長でもなく、30歳くらいの年齢で、位の低い僧侶だっただろう当時の阿部日顕にどんな権限があったのでしょうか?
私は堀日亨が編さんしていないと考えていますので、創価学会のビデオの根拠はとても怪しいと思います。

宗教法人認可には昭和四年「日蓮大聖人御書新集」佐藤慈豊の遺文集を提出して、正宗は創価学会を手伝うべきだったかもしれません。ただし宗教法人認可に経典や家中抄などの掲載が必要なら正宗聖典の構成が必要かもしれません。

もし今後、創価が新しい遺文集を出すならば、正宗の協力無しでは格好がつきません。
学会が単独で遺文集を出すと、渡辺慈済氏を裏切ったことになると思います。
渡辺慈済氏の発言を都合のいい時は悪用して、ポイ捨てですかね?

●アニメ人間革命

アニメ人間革命 第7巻「驀進」(7m18s〜9m20sあたり) - YouTube

「それにしても本当に良かった。これで日蓮大聖人の正しい全御遺文集が七〇〇年後に初めて刊行されたのです。大聖人様はどれほどお喜びであろうか。」

過去記事参照。
381.創価学会の日蓮大聖人御書全集は間違いだらけ(その1) - 創価学会の信仰に功徳はあるか?
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創価学会版『日蓮大聖人御書全集』の「発刊の辞」は大ウソです。
平楽寺版 「昭和新修 日蓮聖人遺文全集」の別巻を見ると、大正以降に限っても日蓮の遺文集は活字版だけで20近く刊行されています。
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●池田大作 旧・人間革命

池田大作 旧・人間革命 五巻 一九九二年五五冊
二九六ページ
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御苦労でした。これで立派に七百年祭を迎えることができる。
大御本尊様の御前に、御書をお供えすることができる。私は懲しいのです。
容易ならぬ事業であったが、しかし、私たちの力を過信してはならない。
帰するところは、御本尊様のお力です。また七百年という時の力であります。
それに、創価学会の私たちが、お手伝いできた。これ以上の名誉はないだろう。
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大御本尊の力は盗用の力ということでしょうか!?

二九八ページ
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聞くところによると、身延のほうは、三冊に分割して出すとのことで、しかも未だできていない。
完全にわれわれの勝利です。七百年祭に間に合ったことは、不思議です。
それよりも、今になって不思議に思うことは、私が二十有余年、出版事業の経験をつんできたことだ。
この過去のながい経験が、この御書一冊を作るためにあったのかと思いあたり、痛感するのです。
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おそらく日蓮宗の昭和定本のことだと思います。
「完全にわれわれの勝利です。」って。
完全に「盗用と剽窃」が出来て完全犯罪で大勝利!と言いたいのでしょうか?

もうわかると思いますが、信徒用と研究用を一緒にしてはいけないでしょう。
書籍のページ数や基礎資料、調査時間など人員の質、他多数、何もかもが違い過ぎます。
智英日明や小川泰堂から始まって、稲田海素など日蓮宗の僧俗が長年にわたって苦労し努力した成果が昭和定本です。
昭和定本にも細かな問題があると聞いていますが、感謝する人はいても悪くいう人は皆無でしょう。


反対に創価学会の御書全集は、日蓮宗の遺文集を盗用し悪口まで書いてます。
大聖人直結の信心と宣言するならば、日蓮墨筆か昭和定本を読むべきでしょう。
創価のオバちゃんの教学力が上がって退会者への悪口や他宗に誹謗中傷しなくなるでしょう。

●まとめ

「闇は去り、太陽は昇った ~平成の宗教改革~」を見て、日顕と日蓮正宗に落ち度や問題があったのは言うまでもありません。


以上
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