創価学会の信仰に功徳はあるか?

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参考記事 白隠禅師と「ピンチをチャンスに変える」思想

2016年05月16日 01時28分45秒 | 一般仏教
参考記事 白隠禅師と「ピンチをチャンスに変える」思想

NHKのTVで仏教美術の紹介番組が有り、面白い内容だったので記載します。
残念ながら全部はメモできていませんし、聞き取り自体が不正確かもしれません。
ご容赦下さい。

1.白隠禅師の書いた絵で人(?)がうなぎを捕まえている絵。

うなぎが欲や煩悩の象徴だそうです。
絵の名前は聞きそびれました。

2.豆蔵布袋の絵

臨済宗妙心寺派 東京禅センター 講座録9
真ん中辺りの豆蔵の絵。

危なっかしい曲芸をする布袋様の絵。布袋様が丸い袋の上で水の入った皿を棒で回しています。
曲芸で人気を博した豆蔵の様に布袋は余裕を表しているのだそうです。
自分の置かれた状況を冷静に見つめれば、
「ピンチをチャンスに変える」「ピンチでも大丈夫」
という心や思想を表すのだそうです。

皿の中の水をこぼさなかったらいつでも自分の身は豆蔵じゃ。
豆蔵とかけて、息災にマメに生きていける。
水というのは自分の「心」のありよう。
それをひっくり返さないように「自分自身をはっきりと見つめなさい」というお釈迦さんの教えをわかりやすく絵にしている、のだそうです。

創価学会の人がよく言うのですが、
「ピンチをチャンスに変える」「ピンチでも大丈夫」
という思想は禅宗でも学べます。

3.白隠の慧可断臂図

見どころ|禅 -心をかたちに-|ZEN The Art of From Mind to Form|2016年4月12日(火)~5月22日(日)|京都国立博物館 平成知新館 KYOTO NATIONAL MUSEUM

白隠の慧可断臂図(臨済宗 星見寺)
2015年に見つかった白隠の慧可断臂図。江戸時代の作品。

円の中にダルマが描かれている絵。
慧可が達磨に入門しようとこれから腕を切る場面。
修行のあり方を問う絵だと言われているそうです。

白隠の漢詩の内容。
腕を切って達磨に入門し悟ったかもしれないが、立派な体に傷をつけて・・・

白隠はその先に何を目指すのかが大事だと言いたかったのでは?
禅の僧侶が目指すべきは何か?
円相の中のダルマ。己ではなくもっと壮大なもの。

円は禅宗の大きな意味があり、円相といい丸で表す。
心とはなんぞや?ということを追求すること。

こうしたことに気が付かせること。
即物的でない絵を通し、伝えようとしたのでは?

円から学ぶ思想として、全ての歴史、全ての人をつなぐ意味がある。
円には全部を包み込む、包容力。色々な考え方や人種、宗教があるけれども、つながっている、という意味がある。

参考
国宝 雪舟筆の慧可断臂図(えかだんぴず) | 京都国立博物館 | Kyoto National Museum


4.70代に白隠が書いた円相

正式名称は不明。
ダルマも描かれていない円だけの絵。

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感想
学会員がよく言う「ピンチをチャンスに変える」「ピンチでも大丈夫」だけを取り出せば思想自体は否定はしませんが前後の言動、学会や正宗の歴史、創宗戦争、学会の本尊取り換えや、近年の教義変更、不親切、無慈悲、など様々に考え合わせると、学会や正宗の僧俗はあまりにも仏教からも世間の常識や良識から、かけ離れていると思います。
学会員時代の自分が恥ずかしいです。

白隠禅師についても少しずつ学んでいこうと思っています。

以上
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