創価学会の信仰に功徳はあるか?

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会社員を辞めてまで消防士になり「今度は絶対に助ける」と誓う。

2017年08月18日 22時12分54秒 | その他
広島土砂災害3年:「助けて」次は応える 会社員が消防士 - 毎日新聞

77人が犠牲になった広島土砂災害は、20日で発生から3年を迎える。発生当日の朝、会社の業務で現場を訪れ、悲惨な光景を目の当たりにした恵南(えなみ)直也さん(26)=広島市安佐南区=は昨年、市消防局の消防士になった。土砂の中で取り残された女性から助けを求められたが、何もできなかった悔しさから一念発起し、会社員を辞めた。「今度同じような場面に遭遇したら、絶対に助ける」と誓う。【小山美砂】

 今月16日、今もなぎ倒された木が残り、すぐ近くで住民3人が亡くなった同市安佐北区の山中で、救助訓練に励む恵南さんの姿があった。人形を乗せた担架を運びながら「もう少しですよ、頑張ってください」と声をかける。訓練には少し慣れたが、「経験不足で、いつも慌ててしまう」。

 恵南さんは、被災地にほど近い安佐南区伴東地区の出身。3年前の8月20日朝、防災用品の販売会社で営業を担当していた恵南さんは、災害時に役立つ製品づくりの参考にするため、上司と2人で自宅から約5キロ離れた現場に向かった。

 付近で10人が亡くなった同区緑井7丁目に着くと、大半の家が倒れ、辺り一面に土砂が堆積(たいせき)。道路には泥水が川のように流れていた。過去に訪れたことのある地区だが、自分がどこにいるのかすら分からない。そんな時、悲痛な声が聞こえた。「こっから出たいんじゃけど。助けてちょうだい」

 土砂に囲まれたアパートの玄関先に60歳ぐらいの女性が取り残されていた。「僕、行きますよ」。付近に警察官や消防士の姿はなく、「自分が背負って助けよう」と近づいたが、すぐに片足がひざまで土砂に埋まった。身動きがとれなくなり、上司に引き上げられた。結局、後から来た近所の人に女性を任せ、その場を離れた。「何もできなかった」と無力感だけが残った。

 その後も被災地のことが気にかかり、発生3日後から約1カ月間、休日を利用して被害のひどい同区八木地区などに通った。家屋から土砂をかき出すボランティア作業にあたったが、少し動くだけで息が上がった。その隣で、表情一つ変えずに作業を続ける消防士たちがいた。「自分もこの人たちのように人を助けたい」。4カ月後、約2年間勤めた会社を退職し、消防士を目指して勉強を始めた。

 毎日12時間の勉強を続け、つらい時は、土砂で倒壊した家屋など自身が撮影した被災地の写真を見返し、気持ちを奮い立たせた。2015年夏に初挑戦で合格し、被災地を抱える安佐北消防署に昨春、配属された。厳しい訓練で体力面できついこともあるが、そんな時は女性を助けられなかった悔しさを思い出す。「まだまだ未熟だが、先輩たちから学び、地域の防災に貢献したい」。その目は真っすぐ前を見つめていた。

毎日新聞
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