創価学会の信仰に功徳はあるか?

コメントする人は「01.創価学会の信仰に功徳はあるか?を書く前に」を読んでね。

232.一念三千という思想哲学から反省は生まれないのか?

2008年01月29日 19時43分54秒 | 創価学会
●創価学会員の傾向性。

213.富士門夏季合宿 覚え書き その1 - 創価学会の信仰に功徳はあるか?

>□創価学会幹部によると「過去や歴史を振り返らない」
>創価学会やK会は怨念と復讐心を持っている。
>一定の敵がいない(と行動やエネルギーの継続が出来ないので)と次々と敵を見つける。敵が必要な宗教。
>□創価学会やK会に入ると謝罪する事から解放される


188.創価のMCの仕方。(コーヒーカップ事件裁判やネットのデマ?) - 創価学会の信仰に功徳はあるか?

65.創価学会員の荒らし行為について - 創価学会の信仰に功徳はあるか?

55.学会だけが絶対に正しい!正義!という決めつけ。 - 創価学会の信仰に功徳はあるか?

47.ネットでもリアルでも謝らない創価学会員 - 創価学会の信仰に功徳はあるか?

46.ネットの口汚さからリアル折伏を邪魔する学会員 - 創価学会の信仰に功徳はあるか?

44.ネットで暴言を吐く学会員は学会を疑っている可能性がある?(学会員さんとのやりとり。その7) - 創価学会の信仰に功徳はあるか?

43.ネットでの学会員の暴言はなぜか?(創価学会員さんとのやりとり。その6) - 創価学会の信仰に功徳はあるか?

33.創価学会の「悪」「仏敵」とは何か?創価の勘違い。 - 創価学会の信仰に功徳はあるか?

●上記を纏める。

1.創価学会員は池田氏トップから末端に至るまで

日蓮正宗を説得出来なくて学会首脳部が敗北しても負けを認めない。
「大御本尊に祈る事が幸福に繋がる、宿命転換出来る」とか言っていたのに
宗門問題が起きて登山出来なくても正義は我にあり、我々が正しい、向こうが悪、ということで

「絶対に謝罪しない。自分自身の反省はない。振り返る事はない。」

但し日蓮正宗にも同様の事が言える。日蓮本仏論や池田氏永遠の指導者、無謬が理由。 1-1.上記の事に加えて、創価学会員は池田氏トップから末端に至るまできちんと議論がなされない。

2.敵味方、白黒、2極論が激しい、極端。

全く相手を認めようとしない。会話にならない。

3.「敵は内部」

「敵は内部だよ。」と小説人間革命にあるとおり、自分たちに立場や思想が同じかとても似通った人や組織を憎悪し、攻撃し、口汚い。
本来、邪宗、つまりキリスト教やイスラム教などの他宗教を攻撃するならともかく同族嫌悪が強い。
「日蓮を悪く用いぬれば国滅ぶべし。」との理論から日蓮系、法華系、日蓮正宗系を敵視しやすい。

4.嘘や嫌がらせが多い。

さんしゅうねん!-妻はアンチ、夫はバリバリ。
http://hanagogo.blog.drecom.jp/archive/212

(曖昧で一方的に)「祈ります」
相手の立場を考えていないので「嫌がらせ」になっているのに気が付かない。
全くの逆効果になっている。

「大御本尊は本物」「学会員の信徒除名、解散」「本尊下付停止」「裁判の負けを認めない。隠す。」

宗教者とは思えない。

5.諦めない

「諦めるな!」と男子部、創価班などで教えられるから。
妥協点を見いだすというよりも見下すために理論をすり替えて相手の勉強不足、欠点を探す。

●その結果。

 ネットやリアルにおいて、全く相手を説得できていないことが見受けられる。

創価学会の私と無宗教の彼|
http://heibonnnakurashi.blog117.fc2.com/

正宗×創価
アンチ創価×創価シンパ
( K会×創価??(具体的に見た事無いけど。。) )

●絶対、無謬。

日蓮は絶対、無謬。
御本尊は絶対、無謬。
創価は大勝利!!!(笑)つまり絶対、無謬。
池田大作氏(池田先生)はは絶対、無謬。

上記の事があるのに、説得がスムーズに行かないと「魔、悪、生命が汚い、命の傾向性、邪宗の傾向性」と相手に理由を求める。
日蓮自身、説得しようと思っていた人物で説得出来なかった人が様々にいる。

絶対な物を信じていながら説得が上手くいかなかった時に、自分が可謬(未熟、誤りある)であるということを全く認めない。

 地獄論の時にも不思議に思ったのだが、学会員のカルトな人、バランス感覚を失った人は反省出来ない。(断言)

(創価学会の指導でも2度失敗する事はバカという指導があったけどね。。。。。)

●疑問点

Q1.一念三千、という思想哲学において、反省という視点や行動はなかったのか?あるいは持てないのか?出来ないのか?

Q2.ブッダの縁起、無常、無我、ケースバイケースな柔軟な思想から龍樹、天台宗、日蓮、それぞれには反省という視点や行動がなかったのか?あるいは

Q3.創価学会の教えた「嘘の一念三千」という思想哲学から反省という視点や行動はなかったのか?あるいは持てないのか?出来ないのか?

と限定した方が良いのかもしれない。。。。。。

現代の日蓮正宗系が反省出来ないのは日蓮の生き様や思想か?
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213.富士門夏季合宿 覚え書き その1 - 創価学会の信仰に功徳はあるか?
http://blog.goo.ne.jp/soukagakkai_usotuki/e/1cfb0d92b57c19bf23d73c3834b73b73
>□五時教判(ごじきょうはん)など現代から見ると天台教学には間違いがあったが、日蓮自身は自分自身は間違っていないと考えていた。日蓮自身、「自分はこんなにも正しいのに伝わらないのか?」(A)と考え、日蓮も宗派も「法難だ、迫害だ」という意識をもってしまうかも?
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日蓮には多少はあった様な気がします。

212.日蓮ーその行動と思想ー - 創価学会の信仰に功徳はあるか?

自分の説得が失敗した事から1人で日本を歩くつもりだったわけですから(十分であるか、ないかはともかくとして)反省しているのでは?
駄目な自分を見つめている気がします。
まさに可謬な人間日蓮ですよね。

ここでは御本尊に祈れば罪障消滅。という思想は却下しておく。日蓮の一念三千の解釈から「反省という視点や行動」があり得たのかどうか????

●追記 ('08.01.29 21:10)
--------------
この一念三千説は「摩訶止観」において説かれた理論であり、諸法の真実の様相は何かという問題意識の下で(中略)諸法の中から一瞬の心に的を絞ってその真実の様相を三千世間として明らかにした物である。

法華経入門 菅野博史 著 岩波文庫 (P148)

(中略)

我々迷いの衆生の一瞬の心に三千種の世間を備えると説くのが一念三千である。

法華経入門 菅野博史 著 岩波文庫 (P149)
--------------

上記を読んで私はこんな風に理解しました。

例えば ある人の心が仮に地獄界の状態として人間世界のきっかけ(本、仏典、マスコミでもいい。また親、兄弟、友人、恋人。。などありとあらゆるものがきっかけとなる)となって人界や菩薩界の状態に移行出来るって事ですかね?

何かのきっかけ(縁?)が理由で 「心や感情で反省して」 地獄界から人界や菩薩界の状態に移行出来るって事でしょうかね?
何かのきっかけ(縁?)が理由で 「心や感情で喜んだりして」 ○○界から人界や天界の状態に移行出来るって事でしょうかね?

十界というのは人を地獄界などといって、分ける、区別する、差別する、見下す、為にあるのではなく、移行する事、共に備わっている事を説明する為にあえて「十」の「界」に分けたのかな?

自分の心や人の心を見つめようとしない、思い計ろうとしない、想像しようとしない、反省しようとしない事が多い創価学会員は一念三千の思想から外れている気がします。

ここでもやはり批判的合理主義が役に立つ様な気がします。


○次の予定記事 「祈り」 に繋がるか?

とりあえず以上。
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4 コメント

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Unknown (そううそ)
2008-01-29 20:18:40
一念三千説は発生論を拒否するものである(安藤俊雄)
http://fallibilism.web.fc2.com/121.html

一念三千説は一切法のあり方を無自性と説く(新田雅章)
http://fallibilism.web.fc2.com/122.html

「批判的合理主義」と「無批判的合理主義」(カール・ポパー)
http://fallibilism.web.fc2.com/127.html

返信する
Unknown (そううそ)
2008-02-03 18:48:20
Q2.ブッダの縁起、無常、無我、ケースバイケースな柔軟な思想から龍樹、天台宗、日蓮、それぞれには反省という視点や行動がなかったのか?


八正道 反省 - Google 検索
http://www.google.co.jp/search?aq=f&complete=1&hl=ja&rls=%7Bmoz%3AdistributionID%7D%3A%7Bmoz%3Alocale%7D%3A%7Bmoz%3Aofficial%7D&q=%E5%85%AB%E6%AD%A3%E9%81%93+%E5%8F%8D%E7%9C%81&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=lang_ja

ブッダは 八正道(はっしょうどう)を説いていますからおそらく反省出来たと思います。

龍樹 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BE%8D%E6%A8%B9

 伝説ですが、龍樹も出家の動機に反省があったみたいですね。自分自身の行動の反省から出家したようです。

法華経にも ○○してはいけない、何々してはないけない、という記述がいくつかありますから、法華経執筆当時にも同様な失敗をするひとがいたんじゃないでしょうか?そしてその失敗の反省から 何々してはないけない、という「戒(いまし)め」 として様々な 「戒」律 が生まれた様な気がします。

天台宗の人々がどの様に理解して「八正道という思想の中に反省する事」を見いだしたかは私には分かりませんでした。

日蓮については 具体的に反省と受け取れる様な遺文は見つかりませんでした。しかし、人に反省を求めるような厳しく生きた僧侶だったのでそうしたバランス感覚はあった様な気がしますね。あくまで私の想像になってしまいました。

返信する
Unknown (そううそ)
2008-02-03 22:51:10
仏教と批判的合理主義++Yahoo!掲示板「創価学会と日蓮正宗」での発言[ 1 ]
http://fallibilism.web.fc2.com/Yahoo_01.html
----------------------
より。


相対主義批判(小河原誠)
http://fallibilism.web.fc2.com/039.html

真の知性人とは(伊藤瑞叡)
http://fallibilism.web.fc2.com/005.html

「自立」を抑制する要素(島薗進)
http://fallibilism.web.fc2.com/043.html

神秘主義的宗教は師に対して絶対的な服従を求める(松長有慶)
http://fallibilism.web.fc2.com/046.html

議論の世界からの離脱は、たんなる逃亡にすぎない(小河原誠)
http://fallibilism.web.fc2.com/017.html
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Unknown (そううそ)
2008-02-03 22:54:12
異論が起こったときには、道理によってよく説き伏せて(『大パリニッバーナ経』)
http://fallibilism.web.fc2.com/006.html

仲間が仲間にたずねるようにたずねなさい(『大パリニッバーナ経』)
http://fallibilism.web.fc2.com/045.html
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