こいつは
高純度7N銅
高純度銅の特殊合金
特殊機能純銅線HiFC
純銀コートOFC
高純度無酸素銅
※画像はゾノトーンHPより借用
とのこと。導体抵抗6.6mΩ/mと7N-S1040Ⅲ(2.8mΩ/m)の倍以上あるのが気になる。
まず、被覆を剥くのだが、ケーブルの方向性が分からない。ネットで調べても出てこなかったのだが、思わぬものを見つけてしまった。被覆を剥くのが大変なのだそう。
方向性はシースを剥いて出て来無ければもう一回検索するとして、とりあえず始めてみることにした。
この手の編み込んだものは端末がばらけるので、最初に位置を決め、熱収縮チューブを掛けることにした。
それでもばらけた。よってもう一度透明の熱収縮チューブを被せた。
編んだものは少し向いたらシースに方向の矢印が出てきた。
このシースを剥くと紙のテープが出てくる。これの意味が分からなかったが、カッターでシースを切ると内側のケーブルにも刃が当たってしまい、切り傷が付いてしまう。それを防ぐものらしい。
この紙テープを剥がすとプラスとマイナスのケーブルと白い中空のチューブが出てくる。
これは音質には関係あるのか疑問だが、まあ、ケーブルを丸く整えるものと考える。
次にプラスとマイナスのケーブルのシースを剥く。こいつには銀色(多分アルミ)の箔が巻いてある。
これはカッターガードとノイズ防止かと思う。これを剥くとさらに心線が7本出てくる。
このまたさらにシースを剥かなければならない。
① 中心の単線はむき出し。
② 少し太めの硬い線が5本ほど撚ってある。
③ 銀コートの線、そこそこの本数。
④ 細めのかなりの本数のより線、これが2本、これが曲者。すぐ心線が切れる。毎回3本ほど切らしてしまう。シースが上手く切れてもシースを引き抜くときに切れるようだ。心線とシースの密着度が凄い。これはメーカーでも梃子摺ると思われる。メーカーは完成品も売ってるのだが、いったいどうやってるのか?
⑤、⑥ あとは少し少なめの心線のより線が二種。
こんなもんか。これを全部やると大変だ。ネットで調べたホットカッターというのをやってみた。
半田ごてにカッターの刃を取り付けた。
まあまあ上手くいったのだが、心線は前述のように千切れた。
終わってみたが、いつものように線がばらけるので、先に少しハンダを流した。H716を使用。
さて音質はどうか。
早速鳴らしてみた。
アクロリンク7N-S1040Ⅲに比べて まあるい 感じだ。作られた音、そんな気がする。作られた、というよりチューニングされた、その方が合うかもしれない。対して7N-S1040Ⅲは着の身着のまま、そのまんま素材の音。
心配だった空気感は出てるようだ。
音量は下がった感じだ。
このままでは1040Ⅲの方が上だ。それでももう少し聴いていたいような音だ。
エージング、いや、機器になじむのを期待する。
エージングは枯れたという意味だ。
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