analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

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MfD-8.2 5751では?

2019-08-18 00:09:22 | MfD‐4 (Mullard)

初段を12AX7のパラにして、感度がずいぶん上がってしまった。

音を聴く分には全く問題無いのだが、なんか、もう少し良くならないか?と考えた。

感度良すぎ・・・

 

っと、X7の類似管で5751がある。ヒーターが6.3Vの時、0.35Aと0.05A大きく、増幅率が78倍とやや小さい。

これを使ったら、いい具合の感度にならなくね?

合わせて初段・二段目のドロップ抵抗を2kΩから3kΩにした。感度が少し悪くなればと思った。最近この、以前なら嫌悪した、酸化金属皮膜抵抗を使うのがうれしい。

 

早速測定。

3%歪みで出力3.9W(8Ω)、3.9W(6Ω)。あやや、小さい。この時0.146Vin。

12AX7の時は0.191Vinで13.5W出てたので、5751で0.191Vinならいくらになるか?5.8Wで3.7%となった。

なんか、ずいぶん下がってしまった。高信頼管なので悪いはずがなく、真空管が劣化してるのかな?

まあ、安直に交換できないな、この管は。

 

合わせてF特を測ったが、これはあまり変わらない。赤のライン。

それから少し気になっていること、ハムが少し大きくなった。

うーん、しょだんぺけなな、難しい。

 

 

 

そして5751の音。 

結構良い。びっくり。一個一個の音がほぐれて、浮き上がる。対策・改良品という気がする。 

銘柄はGEだ。 

 

ヤフオクでは高価な取引の様でびっくり。 

ちょっともったいない。 

けど、私にはあまり価値を感じない。 

GEは以前、12AY7でPK分割のPPアンプを作ったが、ハイ落ちで余り良いイメージが無い。一本はすぐに切れてしまったし。 

今更ながら、もっと買っておけばよかった。

 

音量を上げて聴いてみた。 

あれ?変だな。中高音のきつさが出ている。 

一音一音の分離間のようなものは、20分ほどで出てきた。 

うーんダメなんかな。 

 

 

VRを同じ位置でJJの12AX7に替えてみた。 

思ってたより音量が上がった。 

最初ドキッとしたが、どうやらきつさは無さそう。 

いや、少し有るかな?もう少し聴いてみよう。

 

まあ、それよりも低域が厚くなった。こちらの方が鳴らし切ってる感じだ。もしかしたら5751って、入力トランスに直流畳重したような、インピーダンスのミスマッチのような・・・・

 

5751とスペックとか何か違うものがあるのかな?


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