初段を12AX7のパラにして、感度がずいぶん上がってしまった。
音を聴く分には全く問題無いのだが、なんか、もう少し良くならないか?と考えた。
感度良すぎ・・・
っと、X7の類似管で5751がある。ヒーターが6.3Vの時、0.35Aと0.05A大きく、増幅率が78倍とやや小さい。
これを使ったら、いい具合の感度にならなくね?
合わせて初段・二段目のドロップ抵抗を2kΩから3kΩにした。感度が少し悪くなればと思った。最近この、以前なら嫌悪した、酸化金属皮膜抵抗を使うのがうれしい。
早速測定。
3%歪みで出力3.9W(8Ω)、3.9W(6Ω)。あやや、小さい。この時0.146Vin。
12AX7の時は0.191Vinで13.5W出てたので、5751で0.191Vinならいくらになるか?5.8Wで3.7%となった。
なんか、ずいぶん下がってしまった。高信頼管なので悪いはずがなく、真空管が劣化してるのかな?
まあ、安直に交換できないな、この管は。
合わせてF特を測ったが、これはあまり変わらない。赤のライン。
それから少し気になっていること、ハムが少し大きくなった。
うーん、しょだんぺけなな、難しい。
そして5751の音。
結構良い。びっくり。一個一個の音がほぐれて、浮き上がる。対策・改良品という気がする。
銘柄はGEだ。
ヤフオクでは高価な取引の様でびっくり。
ちょっともったいない。
けど、私にはあまり価値を感じない。
GEは以前、12AY7でPK分割のPPアンプを作ったが、ハイ落ちで余り良いイメージが無い。一本はすぐに切れてしまったし。
今更ながら、もっと買っておけばよかった。
音量を上げて聴いてみた。
あれ?変だな。中高音のきつさが出ている。
一音一音の分離間のようなものは、20分ほどで出てきた。
うーんダメなんかな。
VRを同じ位置でJJの12AX7に替えてみた。
思ってたより音量が上がった。
最初ドキッとしたが、どうやらきつさは無さそう。
いや、少し有るかな?もう少し聴いてみよう。
まあ、それよりも低域が厚くなった。こちらの方が鳴らし切ってる感じだ。もしかしたら5751って、入力トランスに直流畳重したような、インピーダンスのミスマッチのような・・・・
5751とスペックとか何か違うものがあるのかな?
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