analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

CfD-7.1 調整10 いろいろ、色々。

2019-11-08 00:04:08 | CfD-4 (オートバランス)

プリアンプの600Ω伝送にはNFBを掛けてはダメなのか?

 

① NFBを無しからいくつか10dBまで変更してみた。

② OPTの一次側、二次側の抵抗・コンデンサーを外してみた。

③ 5687の動作点を変えてみた。

これで、単体とパワーを繋いだ場合のF特・インピーダンスを測定し、5687の最適負荷抵抗を再度計算。

ついでに12AU7のプッシュとプルの電圧差を測定した。

 

結果は難しい。

NFBを掛けるとF特が良くなるが、インピーダンスがガクッと下がる。

NFBを外すとインピーダンスが良いところに行くのだが、F特が悪くなる。

 

そういえば教えてgooの回答にもF特の調整をする様なことを言ってたな。そういう事か。

 

難しい。

 

5687の動作点、カソード抵抗を800Ω、600Ωとしてプレート電圧を上げたら計算上最適負荷抵抗値が下がってしまった。もしこれが上がったのならNFBを掛けようと思ったが、思ったほど変わらない。

 

参考に12AU7の電圧差はプッシュ1.10V、プル1.07V、at 1kHz となったので、このままとする。可変抵抗を使って合わせるかとも思ったが、そこまでする事もあるまい。

 

それから低音が出ないのはパワーアンプかと思い、初段12AX7を12AU7に替えてみたが、F特がさほど上がらなかった。X7は入力抵抗は高い方が良いが、今の定数は82kΩだ。これは本来6188(6SL7に近い)用なので取り敢えずU7にしてどうかと思ったのだった。


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