F特は自分なりに納得いった。
プリの出力インピーダンスは40Ω程と低いがこれは後で何とかしよう。
取り敢えず鳴らしてみる。
まずは、高域のピークを潰した音。良いかも知れない。ツンツンした、刺々した感じが無くなった。聴きやすい。
反面、普通の音になってしまった?
一時間ほどかけてみたが、高域のキレが出てきた。低音は主張しなくなった。
多分、F特・出力インピーダンスを測っていなかったらこれで満足してただろうに。
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これでOPTを10kΩから、20kΩ:600Ωに換えたらどうなるか。
まずは計算してみる。
5687の、各電圧値から最適負荷抵抗を計算、9,408Ωとなる。これをOPTを通して、600Ωターミネイト抵抗を抱かせてNFBによる1/3を掛けて、64Ωが出た。実測値が54Ω/1kHzなので、まあ、良いところか。
これをOPT一次側20kΩにした時を計算すると、97Ω。さほど上がらないな。600Ωにしたいので、これなら意味無いかも。
ふと、思った。
600Ωバランス伝送って、NFB掛けちゃダメ?
折角600Ωで出すのに、オーバーオールのNFB掛けたら600Ωにならない?
ちょっとネットで調べたら、はっきりは出てないが、それっぽい事も記述有る。
あーあ、昨日の調整は無駄になったかな。
今ずっと鳴らしているが、高域寄りのバランスだけど、良く鳴ってるんだよな。
高域寄りだけど。
これがまずい。
NFBを掛けると周波数特性は平坦になるように働くらしい。
歪率も改善され、”音も良くなる”とのこと。
みんなNFB礼賛のように思える。
しかし、”NFBに頼ることなく、裸特性を良くすることが大事”ということをたまに見る。
その通りなのだと思うが、やり方が私には分からない。
だが、一つ気になっていることはある。カップリングコンデンサ―による低域カット。
これは後ほどまとめよう。
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