analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

CfD-7.1 鳴らしてみる。

2019-11-07 00:07:59 | CfD-4 (オートバランス)

F特は自分なりに納得いった。

プリの出力インピーダンスは40Ω程と低いがこれは後で何とかしよう。

取り敢えず鳴らしてみる。

まずは、高域のピークを潰した音。良いかも知れない。ツンツンした、刺々した感じが無くなった。聴きやすい。

反面、普通の音になってしまった?

一時間ほどかけてみたが、高域のキレが出てきた。低音は主張しなくなった。

多分、F特・出力インピーダンスを測っていなかったらこれで満足してただろうに。

・・

・・・

これでOPTを10kΩから、20kΩ:600Ωに換えたらどうなるか。

まずは計算してみる。

5687の、各電圧値から最適負荷抵抗を計算、9,408Ωとなる。これをOPTを通して、600Ωターミネイト抵抗を抱かせてNFBによる1/3を掛けて、64Ωが出た。実測値が54Ω/1kHzなので、まあ、良いところか。

これをOPT一次側20kΩにした時を計算すると、97Ω。さほど上がらないな。600Ωにしたいので、これなら意味無いかも。

 

ふと、思った。

600Ωバランス伝送って、NFB掛けちゃダメ?

折角600Ωで出すのに、オーバーオールのNFB掛けたら600Ωにならない?

ちょっとネットで調べたら、はっきりは出てないが、それっぽい事も記述有る。

あーあ、昨日の調整は無駄になったかな。

今ずっと鳴らしているが、高域寄りのバランスだけど、良く鳴ってるんだよな。

高域寄りだけど。

これがまずい。

 

NFBを掛けると周波数特性は平坦になるように働くらしい。

歪率も改善され、”音も良くなる”とのこと。

みんなNFB礼賛のように思える。

しかし、”NFBに頼ることなく、裸特性を良くすることが大事”ということをたまに見る。

その通りなのだと思うが、やり方が私には分からない。

だが、一つ気になっていることはある。カップリングコンデンサ―による低域カット。

これは後ほどまとめよう。


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