analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

プリのNFB調整1

2021-05-02 12:05:54 | LfD-1

昨日のNFB2.5dBが思ってたより良かったので、もう少し増やしてみようと思った。

元の20kΩに追加で100kΩをパラって16.7kΩにした。

しかしゲインがほとんど変わらない。

過去記事を見直したら470Ωなんて言うのも有ったが、コメントで2kΩ以下にはしない方が良い、と頂いていた。

NFB抵抗の両端の電圧を測ったら0.5Vとか出ている。12AU7のカソードには2.8V程掛かるので大きい気もする・・・。

見直したら、U7上管カソードには直列に2本抵抗が入っているが、グランド側の180Ωを付けるの忘れてた。

取付て出力を測ったら、無信号で3V、って発振だわ。

カソードパスコンは、抵抗にパラで・・・って、パスコンの片側がグランドに落ちてんじゃん。



修正して、ついでに抵抗を10kΩにした。パラった100kΩを外した。

測定したらNFB量は8.5dB。ほんとは10dB程掛けたかったがまあいい。

F特を測定したら20~30kHzでほぼフラット。(グラフは下の方)

歪も10V出力で約0.2%。

出力インピーダンスが63kΩとバカでかくなった。そりゃゲイン下がった分入力信号をグイっと上げてんだからこうなるか。

これで音出し。(ワクワク)


最近耳鳴りがするんだよな。

っと思ったら、音楽を鳴らしたら「ピ―」も聞こえる。

なんと、発振だ。ならばオシロで見れるか?とサイン波を映してみたが、全然出てこない。がっかり。

矩形波を写したらオーバーシュートが一個だけ見える。

一個だけ?そういえばオーバーシュートって高域に発振が有るってどこかのHPで見たような気がする。

残念だがNFB下げよう。また20kΩに100kΩをパラった。

これで6.4dBになる。

下グラフの赤線。

緑線(高域一番上の線)は上記発振したもの。線がかくかくしてるが、スムージング処理をすると30kHz位がプラスに盛り上がってしまう。

いちばん下の青線はNFB0dB。

矩形波のオーバーシュートは小さくなった。

出力インピーダンスも204Ωになった。

これで音出し。

平面感と不自然感は前のように有るが、なぜか気にならない。

そして、一音一音に浸透力?がある。不自然な感じは有るが、前ほどではない。

あれ?前と違うかも?

それよりこれに比べるとNON NFBは音の輪郭が滲んでる?力がない?

あれれ?前にNFBやった時と回路はそんなに変わらないはずなんだけど。

音の肌触りは個性が無くなってしまった(結構気に入っていた)が、音のエネルギーが出てきた。音場も広い。

これでもう少し聴いて見よう。

まだサブスピーカーなんだけど。

 

20210422


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