analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

TAC-1 Ⅱ型 鳴らす。

2018-12-22 00:00:45 | CfD‐2 (TAC-1イミテーション)

昼間はどうも音が良くない。

日が暮れてから音を出す。

昨日調整した、TAC-1 Ⅱ型 プリアンプ。

一曲分位は違いが分からなかった。

二曲目から違った。

歌手の表情が見える感じ。コーラスも。

今までは、もやもやの中で歌ってたんだ。

個々の音も混ざらず、独立して飛んでくる。

解像度が上がった。

全体の音色が硬いか柔らかいか、と言われれば依然硬いが、金属質な響きが減っている。

 

ついでにパワーの電源ケーブルを少し変えた。

壁コンについてたミツマタ(ヨツマタ?)を外し、タップにつけてた電力メーターとミツマタを外した。

さらにクリアさを増した。

 

素晴らしい。

 

 

動作点を変えた、というのもあるが、電源のチョーク一個とドロップ抵抗を外したというのもある。

この抜けの良さは、電源、と思う。

表情が見えるようになったというのは動作点、だと思う。

こういう風にいじれるのが自作の醍醐味。ほんとは設計なんだろうけども。

楽しい。

 

 

思えば最初に作ったアンプはプリアンプだった。

 

最初のプリは一生もんのつもりでパーツは知る限り最高(高価)なものを使った。

マツキントッシュの超有名プリのイミテーションだ。こいつは途中組み直しを何回かしながらしばらく使った。

 

次は一段増幅+カソホロ+出力トランス。こいつは気に入らず、すぐに解体。

 

カソホロでトランスが動かせるんかい?ということで、PPでトランスを駆動。どうもトランスの音というのがあるように感じた。

 

そしてTAC-1型。プリの音を感じさせない、そのまま増幅という感じが良かった。ちょっと薄味だが、現在までメインとして使っている。

 

そんなわけでもう少し濃いめのプリが欲しいと思ってる。まあ、それ狙うとこの解像度、抜けの良さもスポイルするんだろうな、と思う。

 

以前はプリ無しCD直結という時期もあった。

しかし、抜けは最高にいいのだが低音が無い、カチカチな音ということで、試しにプリを繋いだらトロっとした感じと余裕みたいな感じがが出て「必要」となった。確かに細かいノイズのような信号はどこかに行ってしまったかもしれない。音を全部出してないのかもしれない。元の音を加工するのは避けたかった。

それ以降、プリはずっと使っている。

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