何とか纏まった。AR-4Xでの話である。
低音が伸びない、ベールが掛ったような。もうちょっとしたい事も有るが、現在の音。これが今迄で一番、とは言わないが、この鳴り方は組み合わせただけじゃ出ないだろう。自分でも良く変わったなと思うのがトランスを多用してる事。以前では考えられんかった。トランスを通すと抜けが悪くなる、確かにそれは有るが、それに代えがたい音を出す。以前は大きいスクリーンに映してた様な平面な音だったが、今は各一音一音が主張し始めた。それならもっと個性のあるスピーカーを使えば?となるが、そうはならない。タノイのメモリーなんかは所有したら使いこなせるか?なんて時々思うが、実際は音が偏ると思う。ジャズがだめだったりしたらだめだ。
矛盾するかもしれないが、個性・癖は極力排除する。あ、良い音色。と思ってもいつしか邪魔になってくる。ブログでも特徴を語ってきてはいるが、その大小からいえば小さい方を選んできた。癖はいつの間にか避けてきたようだ。具体的に・・・
EMINENTはSynergy程濃くは無い。103FLも癖は無いがレンジが狭い。
AS309Sも癖は無かったが情報の欠落を感じるが、model312はMAG特有の鳴り方を感じるが情報の欠落感が無い。
CRタイプのフォノイコはゲインが小さい、抜けが悪い。NFタイプはきらきらの音作りを感じる。位相ずれも感じる。LCRはなんか情報の欠落感が有るが、まっとうな鳴り方と思う。
パワーは600Ω:600Ωの入力トランスより600Ω:20kΩの方が立体感が有る。
ホントはもっと「ばーん」と広がってほしいが、その時は音量を上げるとして、今は今の音でまとまっている。