analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

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アナログオーディオフェア

2015-06-15 06:08:50 | その他

昨日コンデンサを買いに秋葉原行ったのに、その存在を知らず帰って来てしまった。開催中との事をFBで知った。

まあ、特別用も無かったが、雑誌「Analog」が発売されてたので買ってこようか、と言うのとマイソニックの高級機がどんな音を出しているのか聴いておこうかと思った。Analog誌は昨日秋葉原でちらっと見て、「あれ?古いやつか?」と思ってスルーしてしまった。今日を逃すと次の日曜になってしまう(ほんとの発売日は15日)。

8時に家を出て、秋葉原に着いたのは9時20分。早かった。時間が有ったので朝食を吉野家で取った。朝定は初めて食った。

15分前に損保会館前に到着。ネットでちょっと調べたら、4階と5階のみで、ホールは使わない。入場料は無料。無料?

まず入ったのは輸入商社。テクダスのエアフォースⅢと言うのが有った。おお、これが、って感じ。アームにファントムが付いていた。おお、初めて見る。まじまじと見る。うーん今の私にはこの細いアームパイプがひ弱に見える。SMEにして正解、と思った。

次にトライオード。これが昔トライオードサプライジャパンだった会社だよな?フィルムコンデンサのでっかいの買ったとこ。本来アンプのメーカーだよね?ここは最初にテクニクスSL1200Mk?とジックスのカートリッジ、TRK1プリとTRM-V300SERパワーでスペンドールのSP100R2を鳴らした。もやもや、上下は程よく減衰。デンオンの103を思い出させる音だった。メインを中々鳴らさないので出て行こうかと思った時、やっと鳴らした。クロノス・スパルタ、ジックスカートリッジ、フォノイコTR-EQ1、プリJUNON reference1、パワーTR-M845と言うラインナップ。此方を掛けた瞬間、スモールシステムの不満が解消した。上下は余り伸びてないが、低音の輪郭がしっかりしてきた。満足。でも家に帰って思い出すとなんか違う。スモールシステムの方がアナログっぽく、ラージシステムはなんかトランジスタっぽい。そしてスペンドールのスピーカーはなんか中音に音が載る。癖の様な物。これでヴァイオリンをそれっぽく鳴らしてるのだろうが私には邪魔。

次に本命マイソニックラボ。

トランスローターのタンテ、シグネチュアGold、stage1030で、A&Mのシステムを鳴らしていた。ATE-1とATM-211だったか。スピーカーはボンサイ。これがまた良く鳴る。びっくり。10cmフルレンジで此処まで鳴るか?まあ、システムが違うが考えさせられた。此処のシステムは皆個性(クセ)が有る鳴り方をしてる。その所為か、生き生き鳴る。私のシステムはスタチックに生る。躍動感が無い。これはキャラクターを無くすようチューニングした結果でありスピーカーDS3000の個性だと思う。無理とはわかっていてもなんとか「躍動感」を出したい。

このブースにマイソニックの松平さんが居た。声掛けたかったが、なんか想像してた感じと違ってた。シェルに付いたカートリッジを持ちながらテーブルの下から荷物をごそごそ・・・。私も持ってるプラスチックの小物入れにカートリッジを並べて置いてあったりした。まあ、結構齢行ってるようだがまだ元気そうだ。感じたのは、「何かを極める」として他人に物事を言えるのにはこの位齢を重ねないと無理なのか・・・などと思ってしまう。

トーンアームも期待したが、「変わりダネ」ばっかりで、基本に忠実に作ったものは無いように思った。グラハム、SME、などの出店を期待したのだが。グランツはスピーカーで鳴らしてほしかった。IKEDAもそう。ここは残念だった。

 

 

 

 

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