さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

41 ロビン・フット (2010.12.30 Tジョイ新潟 スクリーン7)

2010-12-31 17:48:06 | 映画日記2010
今年最後の映画はラッセル・クロウくらいのオッサンが演じて良いのかと思う感じの「ロビン・フット」だが、そういえば、昔むかしケビン・コスナーも演じてたことを考えると、ま、そんなもんなのかな?と思わざるを得ない。

今回の作品の重要なポイントはロビンが育った家「ロングストライド家」で何があったかと言うところだろう。石工であり自由を訴えていたロビンの父が処刑された思いを秘め、ロビンはイギリスをフランスから救うために立ち上がると言う話だ。

実在する人、実在しない人など、いろいろと立場があるが、映画・物語としては十分に楽しめる内容になっている。ま、果たしてどんなストーリーが本来のロビン・フットかわからないが、作品としては十分に見る側に応えていると思う。

年末になかなかいい感じで終了してよかったと胸をなでおろしている。

さんちゃん評価:5点(十分に満足する。が、名作とは言えないな。)

40 ハリーポッターと死の秘宝1 (2010.12.04 福島フォーラム6)

2010-12-19 10:34:46 | 映画日記2010
シリーズも最後に来て、思いっきり迷走を始めてしまっている。

いまさら、「死の秘宝」と呼ばれる3つのモノを捜し求めるロードムービー化してしまって見ている側は「これまでの作品は、この最終章のためのモノにもなってないぞ。そういう意味ではなんだったんだ?」という感じがした。その上、この「死の秘宝」がヴォルデモートとの対立軸にしようとしてるが、ハリーは子供から少年、そして青年と成長していく上で知ることになっていくので、「死の秘宝」が何であり、徐々に手にしていくのもわかるが、ここまで生きてきたヴォルデモートはこの作品の最後にしてようやく「死の秘宝」の一つを手に入れて喜んでいるが、「お前は今まで何をしてたの?」と言う疑問を抱いたままエンドロールを迎えてしまう。

なんか楽しさも「2作目あたりが良かったなぁ~」と言う感覚になってしまう始末。

どうすべきか?ここまできたら最後の作品を見ることになるが、結局ハリーがすべての「死の秘宝」を手に入れてヴォルデモートに勝っておしまいなんだろうが、筋書きとおりの物語にワクワク感を抱けるのか疑問だ。

まぁ、見るか辞めるか困ってる人は、見ないほうが良いかも知れない。がっかりするだけだ。

さんちゃん評価:1点(惰性だな)

39 SPACE BATTLESHIP ヤマト (2010.12.04 福島フォーラム1)

2010-12-19 10:07:13 | 映画日記2010
アニメの実写化。最近はCGを巧みに使っているせいか、あまり違和感を感じずに楽しむことができるから、2時間超の映画もあっと言う間に終わってしまう感じがした。

世間の話題の中心は
「キムタクが古代進?」
というところだが、私の感覚は(キムタクが好きなわけではないが)かなりハマッてたと感じた。他に古代進が思いつかないくらいにキムタクがグッドマッチだったと感じた。ただ、森雪が黒木メイサと言うあたりがかなり違和感があったし、途中から豹変したように見えたのもそもそも黒木メイサの見え方に問題があるからに思えた。

さて、いまさらストーリーは語るまでもないが、今回、意外だったのは「デスラー」と「スターシャ」の姿・存在だ。かなりいろんな検討がなされて紆余曲折しながらあの形になったんだと思うが、さんちゃん的にはアリで、考えた末の決断だったんだろうなという裏の姿が見え隠れするのはいち映画ファンとしてみる楽しみの一面に感じられた。

そういう意味でトータル的に楽しめたなぁ~と言う感覚。大いに満足した。

さんちゃん評価:4点(ちょっとちょっと納得はいかないが、大筋OK!)

38 ノーウェア・ボーイ ひとりぼっちのあいつ (2010.11.6 TOHOシネマズ川崎 シアター4)

2010-11-07 11:00:18 | 映画日記2010
ジョンレノンの17歳頃を描いた青春ドラマ。
二人の母親に溺愛されていたジョンと二人の母親(ジュリアとミミ叔母)との関係を描いている。なので、副題「ひとりぼっちのあいつ」は正しくない。"Nowhere Man"の邦題にかけてるんだろうが、正しい表記ではないと感じる。

しかし、ジョンの苦悩はよく描かれていた。自分のやりたいことと二人の母親の期待と二人の母親同士のギャップの中でジョンが何を考えどう対処してきたのかが面白い。
で、この映画の見ものは映画最後の方でジョンが歌う"In Spite of All the Danger"を歌うシーンだ。ジュリアの思い出を胸に「どんな危険が近づいてきても、俺が守ってやる」と歌っていたのかぁ~と思うだけでも、涙が止まらない・・・。

ジョンはそういう気持ちで歌っていたのか・・・彼はやっぱり歌を歌っていたわけではなく、愛を叫んでいたと言う表現は正しいんだなと気づいてしまう。

やっぱり、ジョンは凄かったんだと言う再認識だ。
サントラ盤も買っちゃいました。

さんちゃん評価:5点(大満足、ジョンに出会えた気分)

37 大奥 (2010.10.30 福島フォーラム フォーラム6)

2010-11-07 10:42:34 | 映画日記2010
男と女が逆転し、女が将軍になって周りを男が固めると言うなんとも奇々怪々な歴史絵巻を映画化している・・・が、まあ、所詮作り話なので、見方を「もしも・・・」という形にすると、なかなか面白い世界が展開してくる。

将軍は柴咲コウ、若くして大奥に入ってくる武士を二宮が演じている。

二宮がどのように変貌していくかを見るという部分も面白いし、そこに、将軍がどう絡んでくるのか、そしてその結末は・・・次に何が起こるのかが楽しくて仕方ない上に、最後には涙が流せるという、不思議な映画。こんな話はありえない話なのに・・・。

期待せず見るってことがこの映画には重要かもしれないな。十分に楽しめるのは、二宮と柴咲が本格的な演技派だからかもしれないな。なかなかよかったぞ。

さんちゃん評価:4点(キャストがなかなか面白いな)


36 トイレット (2010.10.30 福島フォーラム フォーラム3)

2010-11-07 10:29:48 | 映画日記2010
「めがね」や「かもめ食堂」を監督した萩上直子が新たに取り組んだ作品、もたいまさこの独特のキャラクターを生かした作品となっていて、なんともいい感じの作品になっている。

母親を失った青年三兄弟、なぜか日本人のおばぁちゃんと同居している中で、日々いろいろな経験の中で大人になっていくと言うストーリー。ハッとするギミックもあるが、この監督の映画には「余白」があって、見る側にいろんな事を考えさせてくれる余裕がある映画が心地いい要因なのかもしれない。

ま、言葉が通じないおばぁちゃんとどう格闘するかがポイントだが、大切なのは気持ちなんだと言う事に気づかされる。

こういう秀作を見逃しちゃいけないなという気分になった。

さんちゃん評価:5点(とは言え、名作というレベルではないなぁ~)

35 怪盗グルーの月泥棒3D (2010.10.30 福島フォーラム フォーラム2)

2010-10-31 19:56:53 | 映画日記2010
ユニバーサル・スタジオが贈る楽しいアトラクションアニメ。

いやぁ~、報復絶倒という感じ。言葉で着飾っても仕方ないくらい笑い満載、そして最後は涙・・・。

この映画はグルーの、釣瓶の、って言う楽しさが基本だと思うが、それよりも「ミニオン」なるバナナベースのロボットがあまりに面白すぎる。彼らに何本もやられたって感じだ。
作品のサイトを見てもわかるが、「ミニオン」がところ狭しと登場する姿、そしてその会話がおかしくておかして・・・。どうにかこのキャラをストラップとか何かに残しておきたいと思った。まあ、あせらなくとも何か売り出されるだろう。

ま、単に月を盗もうとするグルーの話だが、その月を手に入れるために、女の子を三人を養女として預かるが・・・さてどうなるか・・・という変哲も無いストーリーではあるが・・・笑いが止まらない!

いやぁ~、もう一度見てもいいし、DVDのリリースも期待だな。

久しぶりにアニメーション映画で大きく納得した。モンスターズ・インク以来のような気がする。

さんちゃん評価:5点(笑って笑って笑いまくれ!!!)

34 アブラクサスの祭 (2010.10.17 福島フォーラム フォーラム6)

2010-10-31 18:11:18 | 映画日記2010
ミュージシャンのスネオヘアー主演の、悩み多き坊さんが自分の生きるべき道を模索しながら、行き着く道がなんとな教えてもらえるお得な映画。と言ってもどんな疑問でもと言うわけでは無く、疑問を解く方法を教えてくれると言う表現が正しいかもしれない。

「悩めるお坊さんが、
 生きるヒントを
 教えてくれる。」

この言葉には偽りはなかった。

ただ、スネオヘアーのキャラクターが好きか嫌いかという問題はありそうだ。
個人的には、今にもヒステリックになりそうな見た目が許せなかったな。
ま、でも、話は結構いい方向に行くので、個人的には楽しめた。

ロケが福島・三春あたりなのか、福島が先行ロードショーと言うことで一足早く見れたのは嬉しい。

さんちゃん評価:4点(話はGOOD。スネオヘアーがイマイチ。)

33 エクスペンダブルズ (2010.10.17 福島フォーラム フォーラム5)

2010-10-21 07:00:14 | 映画日記2010
豪華キャスト勢ぞろいと言う映画に名作はないと言う話し通り、今回も名作ではない。ただ、何も考えずにドンパチ見るにはいいかもしれない。

でも、アーノルドシュワルツェネガーとミッキーロークは話題作り以外何モノでもないし、ブルースウィルスもチョイ役で、その存在価値はあまりない。そういう意味では、スタローン、ジェイソンステイサム、ジェットリーの三人+ドルフラングレンという感じだ。

ランボーの中でも様々に撃たれるシーンとかあるが、そこまでむちゃくちゃに人をグチャグチャにしなくてもいいだろーって思うくらい、いろんなシーンが登場する。そんな部分さえ気にしなければ、かなり楽しく見ることができる。ま、そもそも、ストーリーなんかどうでもいいんじゃないと思うアクション映画なので、目の前に起こることが楽しければそれでいいと言う割り切りさえあればOKだ。

まずは、余計な事は考えずに、チケットを買ってその勢いのまま2時間過ごせばいいだけだ。「なぜ?」という意識がなければないほどこの映画は楽しめるはずだ。

さんちゃん評価:3点(ま、4点でもいいが、結局は中身はなく何も残らない)

32 ちょんまげぷりん (2010.10.17 福島フォーラム フォーラム2)

2010-10-20 19:02:29 | 映画日記2010
錦戸亮、ともさかりえによる、武士の端くれがタイムスリップで現代にやってきてスイーツ造りにはまるものの・・・生活をする上で何が大切なのか葛藤しながら笑いあり涙ありの楽しい映画。

突然、街中のスーパーの前に映画のロケからはぐれた様な武士が突っ立っているところからスタートするが、やけにおかしい。映画にひきつけられる。「なんだろう?どうしてだろう?」って感じだ。
が、ストーリーが進んでいくと「どうして?」はあまり意識しなくてもいいくらい、いろんな事が面白くなっていく。

そこで登場するのが「スイーツ」だ。あまりに唐突過ぎて面白い。
侍とスイーツ、それはあまりにミスマッチだからいいんだろう。
そして、スイーツの大会やらお店の話やら・・・徐々にお世話になっている家の中で亀裂が生じていくが・・・。

と言ったところで色々なことを考えさせてくれる。

結局は、戻っていってしまう侍だが、最後にはなかなかいいオチが待っている。

名画ではないが、なかなかいい感じの癒してくれる映画だなって思った。面白かった。

さんちゃん評価:4点(二人のやり取りと子役の存在感、よかった!)

31 借りぐらしのアリエッティ (2010.10.3 ユナイテッドシネマズ新潟 スクリーン4)

2010-10-06 10:36:06 | 映画日記2010
普通、小人と言うと1mに達しない程度の身長に思えるが、ここで登場する小人は20cmに満たない小さな小さな「アリエッティ」、彼女が主役だ。

彼女の家族はとある一家の片隅に居候しているが、その存在を知られてはならない状況にいる。存在がバレてしまうと、それを利用しようとする人間が生活のなにもかもを変えてしまうからだ。

が、中にはその存在を認め共存しようとする人もいるのも事実で、そんな少年とのやり取りを描いている。

とっても狭い世界の話が展開していくが、なんかこれまでのジブリとイメージが違って興味津々で映画が見れた。そうきたかぁ~と言う感覚。

久々にガツーンと来たような映画だ。
心臓を患っている少年がこの後、どうなるかなどの心配事はあるが、ある意味、そういう感覚を持ちつつ、今現在の姿を楽しめる不思議な感覚が芽生えてくる。
やっぱり、ベースはジブリだなと思わせながら終わっていく。
DVDでもう一度見たいし、その後のアリエッティがどうなるかも知りたいというなかなかいい感じで終われたなぁ~と言う満足感。

さんちゃん評価:5点(満足感を得て映画館から出てきた。でも、その後は?)

30 ガフールの伝説 (2010.10.3 ユナイテッドシネマズ新潟 スクリーン7)

2010-10-06 09:52:24 | 映画日記2010
フクロウがたくさん登場してきて戦争する映画だ。
ま、戦争といっても善悪の立場を明確にして戦ってはいるが、いかんせん表情の違いがわからず、どれが味方でどれが敵なのかわかりにくい。その上、スピード感があるというからたちが悪い。

なんとなく、善が勝っているような映画だが、もっとわかりやすくして欲しい。

ただ、吹き替え版で見る事ができたが、吹き替え版の方がベースがわかりやすいのでそこは評価できるが、ちょっとは変わった声のキャストにしてよーと言う感じで楽しみは半減。まぁ、仕方ないか・・・。

基本的にフクロウが登場する様なファンタジー映画ではあるが、物足りないのも事実だ。
「ネバーエンディングストーリー」的な壮大な夢を描ける映画をファンタジーと呼ぶのであれば、かなりレベルが違いすぎる。

ま、鳥が戦うって事を楽しめる人ならば、いいのかもしれないが、「だからどうした」的な感覚はぬぐえない。

さんちゃん評価:2点(だからどうした?)

29 シーサイドモーテル (2010.09.25 福島フォーラム フォーラム6)

2010-10-06 09:42:54 | 映画日記2010
面白いんだろうが、面白いとあまり感じなかった。それで2時間は結構キツい。
というか、結局は麻生久美子と山田孝之あたりが好きになれないからなんだろうなと、見ながら気づいていた。

山の中にあるのに「シーサイドモーテル」まず、そこから「なに?」というツカミなんだけど、そこすらもあまり気にならない。いろんな事が起こり、騙し騙されの展開に「まあ、どうでもいいや」的な感覚に陥ってしまう・・・。

あまり感想もないし、ま、時間つぶし程度の映画かなって。

生田斗真の魅力で客も集めたいのだろうが、いちアイドルのファンを中心にこういう作品が「映画」として認知されるのは怖いなぁ~と言う感じがした。

こまったなぁ~。

さんちゃん評価:1点(古田新太は独特でいいなぁ~)

28 小さな命が呼ぶとき (2010.09.25 福島フォーラム フォーラム6)

2010-10-06 09:32:26 | 映画日記2010
ブレンダン・フレイザーとハリソン・フォードと言う今まであったような無かった二人が競演するテーマは意外に「ポンペ病」と言う難病をテーマにした映画だ。

ちょっとブレンダンが大きくなったかなと言う感じ

病気がテーマだと湿った感じに展開するが、この作品は病気を具体的に描いているのではなく、ワクチンや薬を作る側の格闘を描いているせいか、見る側もちょっと力んでしまうような、心地よさがある。まぁ、うまく頑固な教授役のハリソンのお陰かもしれない。

実際、この話は実話であると言うことから、リアリティが必要だと思うが、十分にリアリズムの上に成り立っていると言う感じが安心感とともに気持ちよさが感じられる。

こういう事実を自分が知らなかったことへの反省と、ちゃんと教えてもらえた事に関して感謝を伝えたい。

なかなかよかった。

さんちゃん評価:4点(もう少しグッと来るといいのだが・・・)

27 バイオハザードIV アフターライフ (2010.09.11 109シネマズ川崎 シアター4)

2010-09-12 12:04:22 | 映画日記2010
シリーズ4作目。「踊る~」同様、基本的なベース部分を理解しているだけに、思いっきり楽しめる。

バイオハザードといえば「ゾンビ」だが、いいっすねー、思いっきりの数のゾンビが出てきます。でも、そんなゾンビに負けないアリス(ミラ)がカッコいい!強い!細かな笑いもいつも通り盛り込んでくれて本当に面白い。

ただ、結局は、アリスと仲間vsゾンビというのは一面の姿で、本当の戦いはアンブレラ社との戦いがこの作品の基本的な部分だと言うところが明確になっている。

しかし・・・いいねぇ~、期待してたけど、ゾンビもいろいろと進化していました。
毎回楽しみ! 

とは言え、ゾンビを殺すとモノによっては「金貨」がチャリンチャリンと出てくるあたりは、ゲームをやらないとわからないのかなぁ~って思ってみてました。

あと、これだけは明かしておきますが、結局、本作では話は終わらないのね。

さんちゃん評価:4点(ホント、楽しめます!)