さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

さんちゃん'ずラズベリー賞2003

2003-12-31 23:30:00 | さんちゃん'ずアワード
本来の「ラズベリー賞」は作品賞や主演男優賞、主演女優賞などがあるが、「さんちゃん’ずラズベリー賞」は,どうしてもさんちゃんが薦めるわけには行かない作品を何作か紹介しておきます。DVDでもみちゃダメよ!って感じで・・・(逆に、さんちゃんは、こう言う映画をよしとしないんだと言う見方も出来るか・・・)

「戦場のピアニスト」
まあ、「ブラックホークダウン」よりもまともだが、しっかし、こんな戦争映画、このピアニストが生き残るとわかってる映画、何が面白いのだろうか。ただただ悲惨なシーンとつまらないピアニストの生き延びるシーンとの繰り返しだ。もっと描き方があるんじゃないかなぁ~と思うんだがな。これを面白いと思う人の思いは全然わからない。

「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」
ぬるい。こんなぬるい映画、始めてみたな。まあ、デカプリオにこの主役は無理だ。メリハリがないぶん、ただ単に流れていくだけのぬるーい映画になっている。実はらしいが、「こんなんで騙されるか???」という意識でイッパイだ。こりゃ、ダメだ。

「魔界転生」
窪塚が厳しい。まあ、そういう役柄なんだろうけど、なんか、演じてる気がしない。なにそれ?って感じがする。ストーリーも面白くないのだろが、窪塚がダメだ。ただ、この映画で許されるのは「佐藤浩一」だろう。まあ、佐藤浩一を見るにはOKだが、それ以外は見所がない。絶対に薦められないな。

「ホーリースモーク」
なんだ、それ???

「ザ・コア」
地底の様子なんか、誰がわかるんじゃぁ~。その辺がリアリズムがない分、面白くない。勝手にどこまでも潜ってちょうだいって感じ。

「8mile」
エミネムって誰?ラップって何?そんな感覚で見ていた。それじゃ、面白さなんか全然分からないんだろうな。見なきゃ良かったと思った。でも、ブリタニーマーフィーが唯一許せるところだった。

こんな感じで、今年をしめくくりたいと思います。また来年も沢山語ります!!!

さんちゃん'ずアワード2003

2003-12-31 23:00:00 | さんちゃん'ずアワード
Webに書き始めて4年目も終了したが、2003年もまた沢山の映画を見ることが出来た。ま、例年のごとく、面白かったもの、面白くなかったもの、カッコ良かったもの、ダサダサだったもの、いろいろあった。そして2003年もまた、さんちゃんの選ぶ「さんちゃん’ずアワード2003」を発表しようと思います。
今年、発表される賞は昨年同様、コメディ賞、アクション賞、B級賞、邦画賞、作品賞、助演男優賞、助演女優賞、主演男優賞、主演女優賞、総合 などにしました。

コメディ賞  「ブルース・オールマイティ」
アクション賞 「フレディvsジェイソン」
B級賞  「ウェルカム・トゥ・コリンウッド」
邦画賞     「座頭市」
作品賞    「ラスト・サムライ」
監督賞    「テリー・ギリアム(ロスト・イン・ラ・マンチャ)」
助演男優賞  「渡辺謙(ラスト・サムライ)」
助演女優賞  「(シモーネ)」
主演男優賞  「アル・パチーノ(シモーネ)」
主演女優賞  「チョン・ヒジュン(猟奇的な彼女)」 
総合     「猟奇的な彼女」

「ラスト・サムライ」は全く期待してなかった。が、これが凄かった。ただ、トムクルーズが主演だが、助演の渡辺謙に負けていた。そこが僕の選ぶ「総合」の1点には選ばれなかったところだ。が、助演男優賞は「渡辺謙」で文句ナシだ。彼の演技を見るだけでも「ラスト・サムライ」を見る価値はあると思う。また、助演女優賞と主演男優賞は「シモーネ」から選択され、作品自体も文句のつけようがないのだが、掲記の作品に及ばなかった。そして、今年も邦画をほとんど見ていないが、「座頭市」に軍配を上げたい。良く出来た作品には違いない。そして監督賞はドンキホーテを描こうとしたテリーギリアムの悲惨な末路を描いた「ロスト・イン・ラ・マンチャ」だ。これは見ていただくしかない。これは喜劇なのか悲劇なのかと問いかけられたが、悲劇なんだろう。ただ、このドンキホーテを描いた映画が完成した暁には喜劇になるんだと思う。

総合には「猟奇的な彼女」だ。笑いあり感動あり涙あり・・・今までのラブコメディの中で一番強力だった。あの名作ラブコメディの「ユーガットメール」でさえ、この映画のパワーは皆無だ。それくらい、充実した本編だった。個人的に文句ナシだ。

また、前年同様、賞に並んだ映画だけが、今年の映画を語ってるわけではなく、他にも優秀な映画は沢山あったと思う。

「シモーネ」不思議な魅力の映画。アルパチーノの名演光る。
「パイレーツオブカリビア」ジョニーデップがいかにも楽しそうに作られていた。
「オールドルーキー」遅咲きの大リーグ投手の活躍劇。涙なしでは語れない名作

という感じだった。が、今年は面白い映画が多かった。ずらっと並んでいる上の文を読んだりしてもかなり映画を楽しんでいたと思う。が、その割にはインパクトある映画がなかったような気もする。そこそこだったというところだろう。

61 2003.12.29 すべては愛のために (ワーナーマイカルシネマズ新潟 スクリーン5)

2003-12-29 00:00:00 | 映画日記2003
アンジェリーナジョーリーのラブストーリー。

とは言え純愛ラブストーリではなく、国連職員である女性がエチオピア難民の状況を感じ、カンボジアの悲惨さを感じ、その中で出会った男性医師に惹かれラストは・・・。が、しかし、この映画はラブストーリーは付録のようだ。エチオピアやカンボジアの悲惨さを痛烈に伝えてる。ラッセルクロウ&メグライアンの「プルーフオブライフ」を彷彿とさせる部分もあるが、アンジェリーナ扮するサラが活動的であることがこの映画の広がりをもたせているところだ。

見て損はないが、お腹いっぱいになる映画だ。

さんちゃん評価:3点(見終わってだからどうした?って思うかな・・・)

60 2003.12.20 ブルース・オールマイティ (ヴァージンシネマズ六本木 スクリーン6)

2003-12-20 00:00:00 | 映画日記2003
ジムキャリーは名優かも知れないが、どうも詰めが甘いように感じる。反面、モーガンフリーマンがいい味を出している。

神様のモーガンが神の力をジムに授ける。仕事に恋愛に煮詰まっていたジムは神の力で解決しようとするが、本来の心を取り戻すには神の力は必要の無いことを気づかせるモーガンの存在がおいしい。そんなハートウォーミングな映画ではあるが、ラストが煮え切らないだけに全体が中途半端に感じる。

とは言えジムの映画だ。かなり笑える。ここまでの大爆笑は少林サッカー以来のような気がする。特に映画中盤の同僚アナウンサーにする嫌がらせが最高に笑える。ラストが締まればよかったんだがな。

さんちゃん評価:3.5点(もっと心を打つエンディングが欲しい)

59 2003.12.13 ラスト・サムライ (チネチッタ チネ4)

2003-12-13 00:00:00 | 映画日記2003
見る前の予想は打ち砕かれてしまった。

文字通り日本からサムライが消えるころの日本の動きを描いた映画だが、特に侍魂をうまく描いている。ハンカチが手放せない。それは、この時代の最後の武将勝元を演じる渡辺謙が見事だ。そして日本女性を美しく演じる小雪。文句はない。男とは、武士とは、日本人とは、この辺がうまく描かれているので見ている方は納得しながら先に進んでいける。

2時間半、一気に最後まで突っ走っていく。これはいいぞ。

さんちゃん評価:4点(予想外!)

58 2003.12.06 ファインディング・ニモ (チネチッタ チネ7)

2003-12-06 00:00:00 | 映画日記2003
さすがピクサーって感じだ。

ま、さすがにモンスターズ・インクのレベルまでには達してはいないが、十分にピクサーの魅力タップリの1時間40分だ。でも、やっぱり、モンスターズインクと比べてしまう。逆に言えば、モンスターズ・インクと比較できるレベルの映画なのかもしれない。

思った以上にバタバタだが、十分に楽しめる。キャラクターが沢山登場してよかったが、サムサム(by SpyKids)を見てるような場面もあったな・・・

さんちゃん評価:4点(モンスターズインクほどじゃないってことで・・・)