さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

20 2007.02.25 かもめ食堂 (目黒シネマ)

2007-02-25 19:36:08 | 映画日記2007
いかにも恩田三姉妹を彷彿とさせる映画である。
ま、小林聡美ともたいまさこが出てるだけで、すでに2/3恩田三姉妹だからなぁ~。

まったりとした2時間。そんな中に笑いをふんだんに盛り込んで、北欧で営業している食堂のいくつものエピソード。お客の前に店員が一人増え、二人増え・・・三人になった食堂も、徐々に活気が増してゆき・・・。

いやぁ~、笑わせてもらった、そしてグッとこさせてもらった。

こんな映画をたまに見ることが、なんか清涼剤になるような気がする。そんなギミックがあるわけではないが、見てる側が安心してみていられる、日常を描いた秀作だ。

またDVDでみたいな。

さんちゃん評価:4点(まったり感がいいぞ)

19 2007.02.25 狩人と犬、最後の旅 (目黒シネマ)

2007-02-25 19:11:41 | 映画日記2007
老狩人と愛犬との様子を描いたヒューマンセミドキュメンタリーと言うところか。

あまり起伏もなく、自然の偉大さを伝えるシーンが大半で、その中にいる人間や、人間のそばにいる犬が、いかに小さなものなのかを感じさせる。そんな映画だ。
その中でも、人間の命が危険にさらされたときに、人間の意思が動物に伝わり助けることはできるのだろうか・・・。

新潟生まれのボクが雪が深い状態を想像することに難しさはないが、いざ、電気もガスも水道もない場所にログハウスを立てて生きていくことができるのだろうか?というと、それは無理というもの。そんな中での人間の強さをこの主役であるノーマンは意図も簡単にやってしまうし、5日もかけて町に下りて行くだなんて・・・。

驚異的な自然の前に、人間は無力ではないんだな・・・と思わせたとたんにノーマンの命を奪おうという事故が発生する。もうだめか・・・と。

かなり異色な映画であったが、ディープブルーよりもストーリーがあって見る側は見やすいかもしれないな。

こころ穏やかに、自然の驚異を感じて見たいときにどうぞ。なかなかいいです。

さんちゃん評価:4点(最初から唖然とする自然の偉大さだ!)

18 2007.02.24 素敵な夜、ボクにください (109シネマズ川崎 シアター2)

2007-02-25 10:28:24 | 映画日記2007
吹石一恵主演の、韓国人とのドタバタラブコメディー。

なかなか面白さは結構いけてるが、映画か?って言われると、映画とはいえない。
その上、つくりはじめた頃は旬だった「カーリング」かもしれないが、今となっては陳腐に感じてしまう。ただ、アイディアとしてはかなり面白い。

まあ、情けない女優が知名度をあげるためのカーリング、コーチとなる韓国人男性と喧々諤々とやっていくが、いつしか好意に変わっていく。といういたってありきたりの話ではあるが、ま、文句なく楽しい。まあ、その楽しさが何でも許してしまいそうだ。

映画ではないが、楽しむことを期待するなら見る価値はありそうだ。
オススメはしないが、時間の余裕のある人は、楽しめると思うよ。

さんちゃん評価:3点(だけど、楽しい!)

17 2007.02.24 ドリームガールズ (109シネマズ川崎 シアター7)

2007-02-25 10:19:13 | 映画日記2007
三人組のボーカルグループが苦悩を超え、メジャーでヒットし、内部のゴタゴタによって解散を余儀なくされる物語を描いた作品。まあ、ショウビジネスでは良くある話なのかな?と思いながら見ていた。

いやぁ~、文句なく良かったっですな。

まぁ、まず、音楽好きにはたまらない位に歌のシャワーの中に入れるというとても気持ちのいいポップソングの応酬。それだけでも、十分にお腹いっぱいになれる。
個人的には、ソロで歌われる"One Night Only"が好きだな。購入したCDのこの曲を何度聞いても心に突き刺さる・・・。それくらい歌唱力がすごい。

ストーリーに関しても良くできてる。それぞれの感情をうまく捉えているし、ミュージカルの王道の感情とリンクした歌や突然の歌い出しとか、うまくツボを押さえている。が、ミュージカルっぽくないのはなぜか。そのせいかイヤミがなくて受け入れやすい。

あと、エディマーフィーに期待がなかったが、かなりいい感じで演じていた。お笑いだけじゃないな、エディは。

しっかしなぁ~、うまいよ。最後はちゃんとこらえ切れないくらいの涙を流させてくれる・・・。

こんな映画を作れるハリウッドなんだからがんばれよなぁ~。

さんちゃん評価:5点(満足!)

番外 2007.02.11 黄金の七人 (DVD)

2007-02-12 07:08:00 | 映画日記番外編
子供の頃にテレビで見た「ルパン三世」のオリジナルと言えるイタリアの名作。

さすがに古いと思わせるが、アイディアは斬新だし、臭さ加減がなんともおいしい。

銀行を地下から狙うわけだが、そんな都合良く行くわけがないのに、まあ、意図も簡単に泥棒天国が展開している。その上、結局は盗んだ金塊が自分の手に来ないとこなど、なんともほほえましい結末もらしくていい。

この映画の特徴のひとつにモンドミュージックというジャズがうまくつかわれていることだ。効果的にまた大胆につかわれる音楽がこの映画の楽しさと緊張感の違いを伝えてくれてる。

映画の原点として、見ておきたい1作であり、数本のシリーズ化されたすべての原点を味わっておきたいものだ。

さんちゃん評価:5点(でも、86分じゃちょっと短い)

16 2007.02.11 木更津キャッツアイ ワールドシリーズ (目黒シネマ)

2007-02-11 18:11:18 | 映画日記2007
意外や意外、かなり面白い。笑える上にホロリとさせてくれる。

元々テレビドラマで一応、映画の予定もあったようだ。
そのせいか、様々な過去のシーンを交えながら、初めて見る僕らにも楽しめるように出来ていた。知ってる人も、思い起こさせる画面がたくさんあったんじゃないかな?

岡田演じるぶっさんが、なぜか蘇るという話だが、これで完結だ。
そして、笑顔でぶっさんも消えていった・・・。

最後は・・・みんな大人になったんだなって言うセリフを吐いた。
感激して涙してしまった。

でもなぁ~。もったいなぃなぁ~。みんな年をとるから仕方ないんだろうけど・・・。

ま、笑ってくださいな。

さんちゃん評価:3.5点(並よりは全然いいぞー)

15 2007.02.11 ストリベリー・ショートケイクス (目黒シネマ)

2007-02-11 17:58:51 | 映画日記2007
とうとう3回目の鑑賞になった。

悩める女の子達の日常を描いてはいるが、本当にそうなん?って思う部分はやはりある。

それよりも3回目となるとかなり細かい部分に目が行くので、秋代のリングにあるイニシャルは?とか、最初からいろんなことを考えて見ていられるかなって言う意味で楽しかった。

まぁ、やっぱ池脇千鶴だな、うん。

さんちゃん評価:4点(まあ、何度見てもコレくらいの点は維持してるかな)

14 2007.02.10 守護神 (109シネマズ川崎 スクリーン7)

2007-02-11 09:06:40 | 映画日記2007
ケビン・コスナー主演、海難救援学校の映画。

以前、「ダイバー」と言うロバートデニーロが潜水夫の教官を演じる映画があったが、ほぼ同じような映画だ。しかし、今回の方が良く出来てるって言う感じがある。

というのも、生徒役のアシュトン・カッチャーがかなり役者っぽくなったというところが大きいかもしれない。(『ジャストマレッジ』の時なんかどうしようかと思うくらいだった)十分、ケビンコスナーを支えるくらいになっていた。

ま、でも、ケビンの存在感が圧倒的だった。感動する内容にも、彼のエッセンスが加味されていて、ストーリー以上になっていたように思える。ケビン、すごかった!

トータル的に良く出来た作品で150分と長い映画だが、実際の時間ほど感じなかった。なかなかいい映画だ。

さんちゃん評価:4点(ケビンががんばってたぞ!)

13 2007.02.10 となり町戦争 (109シネマズ川崎 スクリーン1)

2007-02-11 08:41:06 | 映画日記2007
江口洋介、原田知世が共演するシリアスコメディと言うのか、ブラックジョークと言うのか、突然隣の町を戦争を始めるドラマ。

と、言っても主役が言うとおり、戦争の実態が見えてこない。映画自身も、なんか抑揚も緊迫感もない。ただ、共演しているものが、架空の戦争をコントロールしているような感じしかない。

そんな中で、平和であるべき姿へのメッセージなどは感じられるが、いかんせんそこへのもって行き方や、落とし方、それがメッセージと何にも関係ないと言う感じがした。

結局は、この抑揚の無さが無機質さを感じさせてしまっている。で、ひとつ気づいたのは、原田知世の演技かもしれない。なんか、なんの感情もない、まあ、そういう役ではあるが、ふと、素顔を見せるシーンでもやっぱり無機質。セリフも棒読み・・・それでは感じるモノも感じない。残念でならない。

もっとやるべき方法があったんじゃないかな。途中で退室したかったなぁ~。

さんちゃん評価:1点(発想は面白いが、映画になってない)

12 2007.02.03 Dear Friends (チネチッタ チネ5)

2007-02-04 01:40:25 | 映画日記2007
思いっきりはまりました。涙でボロボロ・・・。

元々、本仮屋ユイカを見たくて行ったけど、いい感じで「友達って何?」を真剣に描いていて好感持てる。まぁ、病気モノのいわいるの展開ではあるが、ポイントポイントで、「友情」を語ってくれている。自分の人生を否定する場面では涙が流れないが、そこに友達の話が絡んでくると、涙が止まらなくなる。そんな話の連続だった。

そういった意味で、ストーリーに演技になかなかよかった・・・。

問題があった・・・カメラワークだ。どうもワンパターンに感じた。この場所ではどこから入ってどこに落とすか・・・。何度か映画に出てきても同じ振り方で映像が流れていく。効果的に使われているわけでもなかった。

ま、でも、映画が良かったからそんな些細な事が気になってしまった。

「友達」について考えて見ませんか?

さんちゃん評価:5点(思いっきり泣けます!!!)