さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

第5回蛇いちご賞(2008:スポーツ報知)

2009-03-28 16:03:22 | 各種アワード
今年から文春の「きいちご賞」がなくなったようで、でもスポーツ報知が今年で第5回になる「蛇いちご賞」と言うものがあるので、今年から注目していこうと思います。なお、以前の4回までの結果はおいおい遡った日付で投稿します。

それでは、「第5回蛇いちご賞」発表でぇ~す。

・作品賞
「L change the WorLd」
「銀幕版スシ王子!~ニューヨークへ行く~」

・男優賞
南原清隆「その日のまえに」「L change the WorLd」
役所広司「パコと魔法の絵本」「トウキョウソナタ」

・女優賞
新垣結衣「フレフレ少女」
石原さとみ 「フライング☆ラビッツ」
長澤まさみ「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」

・監督賞
堤幸彦「銀幕版スシ王子!~ニューヨークへ行く~」
中田秀夫「L Change the WorLd」

見た映画が少ないですが、「その日のまえに」のナンチャンは納得ですねぇ。と、言うか永作相手ではかなりのレベルでないと釣り合わないだろうなと思いながら見てました。案の定、この手の賞に輝いてしまいましたね。「フレフレ少女」のガッキーはちょっと可哀想かな。役柄事態がそんなに演技を求められるような感じじゃなかったし、あの映画にそのへんを求めるのも酷だろう。まぁ、でも、これをバネに奮起してもらいたいものです。



22 シャイン・ア・ライト (2009.03.24 福島フォーラム6)

2009-03-25 12:59:05 | 映画日記2009
マーティン・スコセッシがリアルなローリングストーンズを撮ったという、音楽ファン・ロックファン・ストーンズファンにはたまらない作品。

さすがに、2800席というスペースではストーンズがかなり大きく緊迫感がある。リアル感がビシビシ伝わってきてジャンピング・ジャンク・フラッシュで登場するミックの姿を見ると一気に映画館はライブ会場と化して、見ている側の体はリズムを刻み始め、無意識にメロディラインを追っている自分がいる。

なんと、カッコいいオヤジ達なんだろう・・・デビューして45年、ミックはすでに65歳を超えている。シワはその年輪を伺うことができるが、動きがとても65歳とは思えないほど。そして、死ぬ死ぬと言われてたキースも思いっきり元気だ。タバコは手放せないが、ドラッグやマリファナを常用しているような感じではないな。

今、どうしてストーンズなのか?と言う疑問もあるが、ただ言えることは、ロックは死なないしストーンズは"ホンモノ"だと言うことだ。

これを機会にストーンズを見直そうと思う。

さんちゃん評価:5点(最高のドキュメンタリー映画だ!)

21 ドラゴンボール (2009.03.14 福島フォーラム フォーラム2)

2009-03-15 23:04:06 | 映画日記2009
日本で有名、世界的にも有名になっているコミックの実写版。
幸い、世代ではないので、原作をほとんど知らないので、明確に「映画」として評価できるだろうと期待して行った。

ストーリーは結構面白いんだろうが、どうもテンポが悪い。見てる側がノレない。加えて、何かがもの足りない。スリルがない。かなり見ていてツライ。なんだろう・・・金かけているようだが、その効果が全然わからない。予告編でチラッと出てきた「トランスフォーマー2」の方が数分なのにスリリングだった。

まあ、映画として観客動員数もそこそこ行くだろうが、結局、去年のインディジョーンズのように、興行的には成功しても映画としては失敗だったと言うことになると思う。

まあ、見る価値は・・・ないような気がするなぁ~。

さんちゃん評価:2点(まあ、最悪でもないが、並でもない)

第29回ゴールデンラズベリー賞(2008年)

2009-03-09 00:30:14 | 各種アワード
まあ、最低リメイクは思いっきり納得。あのオチは誰もが認めたくないだろうな。

最低作品賞
 『愛の伝道師 ラブ・グル』
最低男優賞
 マイク・マイヤーズ - 愛の伝道師 ラブ・グル
最低女優賞
 パリス・ヒルトン - The Hottie and the Nottie
最低助演男優賞
 ピアース・ブロスナン - マンマ・ミーア!
最低助演女優賞
 パリス・ヒルトン - Repo!
最低スクリーンカップル賞
 パリス・ヒルトン & クリスティーン・レイキン
  もしくはジョエル・デイヴィッド・ムーア
   - The Hottie and the Nottie
最低監督賞
 ウーヴェ・ボル
  - Tunnel Rats、
   In the Name of the King: A Dungeon Siege Tale、
   Postal
最低脚本賞
 愛の伝道師 ラブ・グル - マイク・マイヤーズ、グラハム・ゴーディ
最低リメイク及び続編賞
 インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
最低功績賞
 ウーヴェ・ボル

於:バーンズダール・ギャラリー・シアター(ハリウッド 2009/2/21)

20 ヤッターマン (2009.03.07 福島フォーラム フォーラム1)

2009-03-09 00:08:05 | 映画日記2009
ご存知、人気アニメの実写版。
まあ、現代のCGを使うことでほとんど無理な映像は存在しないだろうと言う割りきりが逆に、楽しさのすべてを奪ってしまっている。

わざわざ実写版にする必要性を全く感じなかった。
アニメと実写がほぼ同じなら、そのままアニメを見ておけばいいわけだ。実写だからココが違うんだというモノが必要。そういう意味ではドロンジョ役に裸NGのアイドル・深田恭子を抜擢したのは一番の失敗だろう。
ま、それとは逆に、生瀬とケンコバのコンビは面白いくらいにベストキャストに思えた。それだけで面白いという二人には圧巻だった。

ま、それだけの映画なので、お金を払ってまで見る価値は全くないかな。

最後30分くらいを残して途中退席するくらい、「もう、いいや!」と別の予定に行ってしまった。(遅れていってもいいくらいの予定だったのに・・・)

まあ、好きな人はどうぞ。
なんで、ヤッターマンでタイムボカンじゃないの?という気持ちも強いが・・・

さんちゃん評価:1点(テレビのスペシャル枠でどうぞ。)

19 PALISパリ (2009.03.07 福島フォーラム フォーラム2)

2009-03-08 23:24:02 | 映画日記2009
元ダンサーのピエールが心臓の病で余命わずかと宣告される。助かる方法は心臓移植しかなく、移植提供者を待つ日々を静かに過ごす中で、生活の中で突如として起こることには、さまざまな意味合いがあるんだと気づくことで、病気に打ち勝つ活力を抱いていく。ラストは明確に落としていないが、人生の中の大切なことをメッセージとして出しているこの映画に賛辞を与えたい。

が、しかし、いくつかのストーリーが絡まってできている映画に、ちょっとわかりにくさもあるかなぁ~と思った。

そんな中で映画の屋台骨を支えてる役どころのピエールの姉エリーズ。彼女の存在感がピエールにも大きいもので、見ている側も安心してみていられると言うところだ。やさしい笑顔に厳しい言葉、姉弟ならではでの会話の応酬に家族の大切さまでをも伝えている。とても気持ちがいい。

以外に「死」をテーマにした割には、暗さが立ち込めているわけではないので、見る側も前向きに見る事ができるし、気持ちがいい。中だるみも多少あるが、見る価値ある映画なのは確かだ。

さんちゃん評価:4点(心に響くネタがうまくちりばめられてる)

18 オーストラリア (2009.02.28 福島フォーラム フォーラム1)

2009-03-01 21:54:06 | 映画日記2009
二コールキッドマン、ヒュージャックマンの大自然の残るオーストラリアを舞台に英国貴族の女性とカウボーイ、そしてアボリジニの少年の絆を描いたアドベンチャー・ロマンス?らしいが・・・。

正直な感想は「美味しいものを食べてるけど、何を食べててるかわからない・・・」

と言う感じ。別につまらないわけではない。ただ、そもそも何を伝えたいか全くわからないという部分がこの映画の本筋を見たような気がする。ロマンス?アドベンチャー?絆?戦争?なんだろう。全然わからない。意味もなく3時間弱の尺のような気がしてならない。

無駄に金をかけてる。見る価値が見出せない。やっぱり「テーマ」がブレブレなんだと思う。

あまり語ることもないかな。

さんちゃん評価:2点(誰か、この映画の見方を教えてください)

17 チェンジリング (2009.02.28 福島フォーラム フォーラム6)

2009-03-01 21:14:23 | 映画日記2009
アンジェリーナ・ジョリー主演の行方不明になった息子とすり替えられた息子、警察との戦いなど様々な葛藤の中で生きた女性の実話に基づいた映画。

仕事に出かけている時間帯に行方不明になった息子。数日後に現れた息子はまったくの別人。そこからこの映画は母親と警察との戦いの日々を描くことになる。
明確に違う現れた息子なのに、警察は疑いどころか母親を精神異常者に仕立てあげてしまう。見てる側がかなり腹立たしく感じてくる・・・。しかし、母親が精神病院に入れられた事に対する支援者の活動や、別件で行方不明だった少年が突然帰ってきたことによって、自体は一転。

見る側はイライラするが徐々に謎が解けていくとかなり快感を感じるという、うまくできた映画だ。

後半、どう展開するかは、いえないが、そうかだよなぁ~と思える状況になってるだけに最後まで見て、「よかった」と思える。

なかなかいい映画だったと思えた。

さんちゃん評価:5点(アンジェリーナ嬢は嫌いだが・・・)