さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

34 2005.09.22 ファンタスティック・フォー (ユナイテッド・シネマズ新潟 スクリーン5)

2005-09-23 00:11:11 | 映画日記2005
アメリカ得意なヒーローもの。日本で受け入れられにくいものも、アメリカのヒーローもの。その特徴が顕著に出たかなぁ~と思う作品になっていた。
確かに「面白さ」は十分にある。超人ハルクのようなキャラや、全身ゴムの様なキャラ、透明人間になれるキャラ、火の玉になれるキャラと、どれを取っても楽しめるキャラが登場する。しかし、悪キャラがイマイチはっきりしない。中途半端なキャラでこれがいただけない。また、このキャラの設定などの話がかなり長い。この映画の見せ場はどのように現れるかが全然感じられない中で、それぞれのキャラの設定話が長すぎる。なので、悪キャラとの対決時間が少なくて、物足りない。中途半端な悪キャラもそんな強いわけでもなくイマイチ。とは言え、キャラ同士のあわせ技などが登場してきて、なんとも楽しく見ていられるし、笑いのエッセンスも埋め込まれていて、見ていて十分に楽しめる。

さんちゃん評価:3.5点(キャラの勝ちだな)

33 2005.09.22 SHINOBI (ユナイテッド・シネマズ新潟 スクリーン1)

2005-09-22 21:42:38 | 映画日記2005
充実した2時間弱。チャンバラと言うよりもラブストーリーって感じだったな。オダギリジョーもここでも、個性を爆裂。ここ数本、オダギリジョーのおいしさを堪能できる作品が多くて嬉しい。仲間由紀恵との禁断の恋、そして、結局はお互いを殺し合わなければならないさだめ・・・。そうかぁ~。そうだなぁ~のオチには真正面のライナーみたいでイマイチかもしれない。が、ラストのオチなんかは胸がキュンと締められた感じがする。出てくる人出てくる人がいい役どころだが、周りの仲間の死が早すぎる。もうちょっとタメが欲しかったな。ま、でも、十分見るに耐えれる映画で良かったぞ。

さんちゃん評価:3.5点(バタバタ行き過ぎ)

32 2005.09.20 タッチ(ユナイテッド・シネマズ・新潟 スクリーン5)

2005-09-21 22:41:26 | 映画日記2005
満足しました。思いっきり満足。その上、何箇所かで涙してしまいました。予想通りではありますが、長澤まさみちゃんの演技が思いっきり光っていました。彼女の存在感がなんとも原作の南ちゃんとちゃんとオーバーラップしてて良かった。
見て損はさせない映画だなって思う反面、原作に忠実すぎるから、見る人にとってはつまらないかもしれないな。でも、すくなくとも「タッチ」と言う曲は岩崎良美のままで良かったんじゃないかな。何にも変化がなかったし・・・

さんちゃん評価:3.5点(十分楽しめる!)

31 2005.09.17 シンデレラマン (チネチッタ チネ7)

2005-09-18 15:04:43 | 映画日記2005
アツイ役者がアツイ作品に取り組んだ。ロッキーに通じる部分があるかな。しかしこちらはファミリー系の奥様がいて3人の子供がすでにいる。一度掴んだ栄光の座を大恐慌とともに、なにもかも失っいたボクサーの2度目のチャンス!と言う映画。さすがボクシング映画特有の暗さ、それに貧乏な状態を映しだすと映像も見ている人間の心暗なる。ただその中で無邪気に遊ぶ子供が唯一光のように思える。当然、主人公もその光を唯一の望みとして自分自身に力を与えようとしている。さすがにボクシングシーンには見てる人間をもその気にさせてくれる。力が入るところだ。ただ、全体的にまだまだ名作と言われる域に達していない。まあ、見る前から判っていたことだが、主演のラッセルクロウが助演のレニーゼリウィガーに食われていた。その辺からしても弱い。

さんちゃん評価:3.5点(まあ、並よりは全然いいけどね・・・)

30 2005.09.10 チャーリーとチョコレート工場(チネチッタ チネ11)

2005-09-11 16:30:47 | 映画日記2005
はたして、これを映画と言っていいのだろうか。
ティムバートンのファンタジーに、ここ数年で十分に取得したジョニーデップのコメディのコラボレーション、ファンタジーコメディーという作品だ。笑いどころ満載だが、何かのパクリで笑わせているようだが、オリジナルがわからないだけに残念だ。そして思いっきりブラックだ。ブラックなギャグで、一人減り、また一人減り・・・と言う展開の映画だが、あまりいい気がしない。まぁ、好みの問題なんだろうけど、この部分からしても「映画なのか?」って気がしてる。まぁ、確かに笑えて楽しいって言うのでいいのか・・・。ま、皆さんに評価は任せます。

さんちゃん評価:3点(可もなく、不可もなく、微妙)

29 2005.09.10 メゾン・ド・ヒミコ (チネチッタ チネ6)

2005-09-11 16:11:22 | 映画日記2005
異色の映画だ。ゲイの世界を描きつつ、家族の愛情やゲイに対する偏見などをベースに人の心をうまく描いた映画だ。なんでも否定から入っちゃいけないんだと言うメッセージがこめられている。しかし、なんといってもここ数ヶ月、オダギリジョーが熱い。パッチギあたりからかなり興味深くみているが、どうしても映画の中で大きなポジションである感じがたまらない。今回は主演となっているが、ゲイ役でゲイ同士のキスシーンや、柴崎コウとのラブシーンなどかなり体当たり的なシーンでイメージ良く演じている。一方、競演の柴崎コウもゲイへの偏見から理解するまでに至る演技が良くできている。最後のオチにほのぼのとした納得感が得られるのは柴崎コウの貢献だろう。最近の邦画はかなりがんばってるぞ。

さんちゃん評価:4点(かなりいい!)