さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

61 2003.12.29 すべては愛のために (ワーナーマイカルシネマズ新潟 スクリーン5)

2003-12-29 00:00:00 | 映画日記2003
アンジェリーナジョーリーのラブストーリー。

とは言え純愛ラブストーリではなく、国連職員である女性がエチオピア難民の状況を感じ、カンボジアの悲惨さを感じ、その中で出会った男性医師に惹かれラストは・・・。が、しかし、この映画はラブストーリーは付録のようだ。エチオピアやカンボジアの悲惨さを痛烈に伝えてる。ラッセルクロウ&メグライアンの「プルーフオブライフ」を彷彿とさせる部分もあるが、アンジェリーナ扮するサラが活動的であることがこの映画の広がりをもたせているところだ。

見て損はないが、お腹いっぱいになる映画だ。

さんちゃん評価:3点(見終わってだからどうした?って思うかな・・・)

60 2003.12.20 ブルース・オールマイティ (ヴァージンシネマズ六本木 スクリーン6)

2003-12-20 00:00:00 | 映画日記2003
ジムキャリーは名優かも知れないが、どうも詰めが甘いように感じる。反面、モーガンフリーマンがいい味を出している。

神様のモーガンが神の力をジムに授ける。仕事に恋愛に煮詰まっていたジムは神の力で解決しようとするが、本来の心を取り戻すには神の力は必要の無いことを気づかせるモーガンの存在がおいしい。そんなハートウォーミングな映画ではあるが、ラストが煮え切らないだけに全体が中途半端に感じる。

とは言えジムの映画だ。かなり笑える。ここまでの大爆笑は少林サッカー以来のような気がする。特に映画中盤の同僚アナウンサーにする嫌がらせが最高に笑える。ラストが締まればよかったんだがな。

さんちゃん評価:3.5点(もっと心を打つエンディングが欲しい)

59 2003.12.13 ラスト・サムライ (チネチッタ チネ4)

2003-12-13 00:00:00 | 映画日記2003
見る前の予想は打ち砕かれてしまった。

文字通り日本からサムライが消えるころの日本の動きを描いた映画だが、特に侍魂をうまく描いている。ハンカチが手放せない。それは、この時代の最後の武将勝元を演じる渡辺謙が見事だ。そして日本女性を美しく演じる小雪。文句はない。男とは、武士とは、日本人とは、この辺がうまく描かれているので見ている方は納得しながら先に進んでいける。

2時間半、一気に最後まで突っ走っていく。これはいいぞ。

さんちゃん評価:4点(予想外!)

58 2003.12.06 ファインディング・ニモ (チネチッタ チネ7)

2003-12-06 00:00:00 | 映画日記2003
さすがピクサーって感じだ。

ま、さすがにモンスターズ・インクのレベルまでには達してはいないが、十分にピクサーの魅力タップリの1時間40分だ。でも、やっぱり、モンスターズインクと比べてしまう。逆に言えば、モンスターズ・インクと比較できるレベルの映画なのかもしれない。

思った以上にバタバタだが、十分に楽しめる。キャラクターが沢山登場してよかったが、サムサム(by SpyKids)を見てるような場面もあったな・・・

さんちゃん評価:4点(モンスターズインクほどじゃないってことで・・・)

57 2003.11.30 キューティーブロンド (チネチッタ チネ1)

2003-11-30 00:00:00 | 映画日記2003
カワイイなぁ~。リースウェザースプーン、もう、キュンっとしますねー。それ以上に見所はない。が、その可愛さがまた、美味しい。それだけで許されるそんな映画のつくりにもなっている。

深くストーリーを期待しちゃいけないが、疲れた一日、疲れを癒すに十分な映画だ。バカ笑いはない。でも、気持ちいいほどの作品になってる。

さんちゃん評価:3点(そうは言ってもジャストマレージが上手だな。)

56 2003.11.23 フォーン・ブース (チネチッタ チネ5)

2003-11-23 00:00:00 | 映画日記2003
マンハッタンのとある電話ボックスで起こる脅迫事件。

ただ、脅迫してる割には、人はほとんど死なない。「早く誰か殺せよ!」と思うことが、脅迫観念に支配されていると言う事からこの映画の意図してる部分にはまっているかも。しっかし、金かけてない映画だ。笑えるほどお金かかってないぞ。ただ、ロケがその電話ボックスだけな事が、見てる側にも切迫感を抱かせる。

息苦しい。主演のコリン・ファレル、なかなかの熱演だ。

さんちゃん評価:3点(まぁ、作品としては標準だな。決め手がない。)

55 2003.11.06 ひめごと (シアターイメージフォーラム)

2003-11-06 00:00:00 | 映画日記2003
Sexを武器に社会で出世を目論む元ストリッパーと元女性バーテンダー。彼女らの技と騙される連中の社会での地位、そして結末は悲劇と取るかハッピーエンドと取るか、そこは見た方にお任せするが、エロチシズムと社会通念との対比が面白いんだろうと思う。

この映画では男性はあまり意味をなさないところが、同性としてショックかも知れない。女性こそが世の中のイニチアチブを握っていることに気づかせてくれる内容になっている。ちょっとショックかな。

さんちゃん評価:4点(エロチックでいいけど、考えさせられる。)

54 2003.11.01 ジャスト・マレッジ (日比谷スカラ座2)

2003-11-01 00:00:00 | 映画日記2003
「ぽかん」と口を開けたまま見入っていた。それくらいブリタニーマーフィーが可愛かった。

ストーリーは、新婚カップルがハネムーンでいろんな事があり、仕舞には・・・というラブコメになっている。とは言えやっぱり、ブリタニーの可愛さがこの映画の最大の魅力になっている。笑いも満載、Hな会話も満載、そしてラストは胸がキュンと。

はやくDVD化されて欲しい一作になっている。でも、上映館が少なすぎるぞぉ~。

さんちゃん評価:4.5点(もう1回、いや、もう2~3回見たい。)

53 2003.10.25 キル・ビル (チネチッタ チネ8)

2003-10-25 00:00:00 | 映画日記2003
先週と同じ映画を見たな。って感覚になってしまった。

アクション&お笑い。確かにストーリー的には面白い。アクションも見ごたえある。ただ、ユア・サーマンやルーシーリューが片言の日本語に失笑だ。タランティーノは、日本をどう表現したいんだろうか。何を言いたいのか。この映画に出てくる日本が真実の日本だと、見た人間に訴えてしまうととても怖い。日本人からみて、それは日本じゃないって思うくらい。そして、各場面にハリーポッタのように「どうして?」がちりばめられている。

ま、なんだかんだ言っても見て楽しめるのは事実だ。ひとつだけどうしても言いたいのは、途中、アニメシーンが挿入されているが、それはないだろ?って思う。

さんちゃん評価:3点(見ごたえあったぞ)

52 2003.10.18 フレディvsジェイソン (渋谷シネパレス1)

2003-10-18 00:00:00 | 映画日記2003
きましたねー。これだから映画は辞められないですね。

夢の競演、夢の対決。とうとうフレディとジェイソンが戦ってしまいました。こんな映画、映画じゃないという意識はありつつも、ここまで面白楽しくやってくれた監督に感謝したい。もう、ホラーじゃないよコレ。格闘技映画、いや、プロレス映画と言って差し支えないだろう。

映画好きにはたまらない一本になってるんじゃないかな。でも、まあ、映画として名画とは言えないので、点は低いです。

ちょっとした解説はこちら!

さんちゃん評価:3点(5点の重みのある3点)

51 2003.10.16 スパイ・キッズ3-D:ゲームオーバー (新宿東急)

2003-10-16 00:00:00 | 映画日記2003
さよなら顔見せ興行的な匂いがプンプンな映画で、前作までの楽しさはあまりない。

とりあえず、スパイキッズがキッズでなくなってしまったので仕方ないか、今回で終了してしまう。まあ、内容がテレビゲームの中に入って行ってしまうので、これまでのなんか近未来の夢のリアリズムみたいな部分が皆無になったので、縁遠く感じる。単にテレビゲームでは何でもアリのオンパレードという。

ま、そういう意味でもカルメンことアレクサヴェガが今回もいい感じ。映画はちょっと落第だな。

さんちゃん評価:2点(最後の作品がこんなんじゃなぁ~。)

50 2003.10.10 リーグ・オブ・レジェンド (チネチッタ チネ8)

2003-10-10 00:00:00 | 映画日記2003
う~ん、まあ、見ていて楽しいし笑いもある。でも、ただそれだけ。

ストーリーは何の変化球もないし、面白みも何もない。かなり技術に力(お金)をかけてる が、それが単に力技にしか感じれず、映画と一体感がない。だからどうしたって。透明人間も出てくるがたまに「すごいなぁ~」と思うくらいで、ほとんど普通 の人間で消化不良を起こす。

ま、秋の夜長にちょっと笑いつつ映像を楽しむと言う感じ見れたら最高かな。ストーリーが簡単なので、画像を見て楽しむことに徹すればいいかな。

さんちゃん評価:2点(まあ、重みは何もないやな。)

49 2003.09.20 サハラに舞う羽根 (チネチッタ チネBe)

2003-09-20 00:00:00 | 映画日記2003
タイトルからイメージするエレガントさはこの映画には皆無。友を裏切り愛に走った自分に後悔し、友情のために戦地に向かう・・・。 そんな大人向けの映画だ。

ラブストーリーではあるがあまりラブストーリー然としてるわけではない。ほとんどが戦場のシーンや軍隊でのシーンが占めている。しかし、ラブストーリーに主眼を置けばイメージ的にかけ離れたものではないとは思うが、すこし苦しい。

まぁ、のんびりとそしてジックリと見れる大人向けの映画。大きな抑揚があるわけではないが、秋の夜長にジックリ見るにはいいんじゃないかな。

さんちゃん評価:3.5点(この秋の夜長に、のんびりじっくり見よう)

48 2003.09.14 シモーネ (TOHOシネマズ川崎 スクリーン6)

2003-09-14 00:00:00 | 映画日記2003
面白い。非常に面白い。笑った笑った。

アルパチーノが売れない映画監督を演じているが、彼の手によって作り出された虚像「シモーネ」がブレイクする。そして、映画監督としても成功するが、いざ「作り物の女優だ」と言えなくなり、一喜一憂するそんな映画。

その存在を実際のものだと演出するシーンがもう大爆笑。アルも結構、こんなこと出来るんだなぁ~って関心して笑ってました。そして、エンディングは・・・う~ん、それは言っちゃいけないな。まあ、Happyな映画です。

あと、アドバイスですが、この映画はエンドロールが終わっても席を立っちゃいけないです。最後までしっかり見ましょう。ひとギャグ残されています。

さんちゃん評価:5点(もう一回、いや、もっと何度も見たい!)

47 2003.09.13 座頭市 (チネチッタ チネ12)

2003-09-13 01:00:00 | 映画日記2003
北野映画はかなり変わったアプローチがあるな。って気分になった。

それまでの座頭市のイメージを払拭する反面、同じアプローチでその座頭市を忘れさせるわけでなく、また別の座頭市のイメージを植え付けてくれる。かなり不思議な感覚だ。それに、日本人がどう思うかがなんとも難しいが、あれだけ日本刀でバッサバッサ斬りつづけると、『ニッポンノサムライ』として外国人はニッポンの文化を見たんじゃないかと感じた。

ベネチアでのスタンディングオベーションもなんか納得できたな。ま、見て損はない。なかなか楽しめる映画だぞ。ぜひとも1作で終わってもらいたくないが。。。

さんちゃん評価:4点(北野、すごい!)