さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

44 2007.06.24 憑神 (109シネマズ川崎 スクリーン6)

2007-06-24 20:38:14 | 映画日記2007
「みめぐりいなり」からの三人の神様が訪れるという映画。

「貧乏神」「疫病神」「死神」の三人だ。
本当の「みめぐりいなり」とは「三國稲荷」のはずなのに「三巡稲荷」に行ってしまうと、順に三人の神が現れてしまう。

まぁ、それぞれの神様とのやり取りがなかなか微笑ましいので楽しい映画になっているが、いかんせん無駄が多いせいか退屈で眠くなってくる。

あまりコメントもないし・・・薦められないかな。
時間つぶし程度で。

さんちゃん評価:2点(つまんない)

43 2007.06.24 キサラギ  (チネチッタ チネ6)

2007-06-24 20:14:27 | 映画日記2007
謎の自殺で死んでしまったアイドル「如月ミキ」のファン5人が死の謎を解いていこうと言う、珍しくもコメディたっちの映画。

本当はココで様々なことを書きたいが、その謎が多すぎで、最初から謎解きになるので、あまり語ることが難しい。
ただ明確に言えることは、ユースケサンタマリア・香川照之・ドランク塚地、小出恵介、小栗旬、この5人のコンビネーションが最高だった。それぞれのキャラクターがそれぞれを邪魔することもなく、逆にそれぞれを生かすような形でうまく絡み合っている。そして、そこにオーバーラップするストーリーがまた謎がたくさんで楽しい。見る側を夢中にさせてくれるそのストーリーがいい。で、その上、後半ではグッと来る場面も用意されている。

もう、ここで語るのはここくらいまでだ、ぜひ映画館で見て欲しい。なかなかいい笑いも満載だし、謎もたくさんあるし、涙もある。こんな映画なかなかないなぁ~と思って嬉しくて本日2本目の鑑賞に向かった。

さんちゃん評価:5点(楽しい!その一言だ!!!)

42 2007.06.16 300 (チネチッタ チネ3)

2007-06-17 13:58:28 | 映画日記2007
スパルタの戦士を描いたマッチョ系、肉体戦争映画。

正直言って歴史を意識せず、アクションものということで映像を含めて堪能できると思う。かなりの迫力だ。まあ、スパルタの戦士がどのように育ってきて、どのような先方で相手を倒していくかが現れており、見てる側がかなり楽しめる。ただ、前半、ちょっと眠い。後半に比べてあまり動きがない。そこが物足りない。

後半、血しぶき飛びまくりで、目を覆う場面もあるけれども、基本的にはスパルタの戦士のカッコよさや、仲間意識の強さなどを描いており、見る側が熱くなる。
結局、スパルタの戦士は戦場で死んでしまうが、その戦士を讃え弔いに向かう戦士も誕生してくる。一人残った戦士がその一行を率いて語る言葉に重みがあり、涙を誘う。

女性が見てどう思うか、ちょっとなんとも分からないが、仲間や家族を守るその様は男性からすれば、憧れの姿かもしれない。現代、戦場に行くことがない僕らだが、この映画を見ると大切な人を守ると言うことの大切さ、偉大さを感じてしまう。感動だ。

さんちゃん評価:5点(まあ、映画としての減点対象があまりみつからない。)

41 2005.06.16 しゃべれども しゃべれども (109シネマズ川崎 スクリーン10)

2007-06-17 13:32:31 | 映画日記2007
国分太一主演のしがない古典落語家が喋りの先生になるという、設定は珍しいが、内容はなかなかのヒューマンな、普段喋ることにコンプレックスを抱いてる人へのメッセージが流れている。

国分太一がイマイチな感じもするけど、香里奈の表情、松重の独特感、そのあたりがこの映画の基本ベースをしっかりとしているような気がして、ゆったりと見ることが出来た。

松重がサードステージの「トランス」以来で映画初だったようで、なんか嬉しかった。

さて、最終シーンの水上バスでの一節。なんか不自然に感じた。香里奈の抱きつくシーン・・・なんかイマイチだったなぁ。

さんちゃん評価:3点(まぁ、損はないなぁ~)

番外 2007.06.16 スーパーヒーロー/メテオマン (VHS)

2007-06-17 11:42:55 | 映画日記番外編
ふと、数年前にテレビ放送(深夜に字幕スーパー版)を録画したものを見た。
アメリカの下町に登場したヒーロー的な感じで「アメリカンヒーロー」の
香りがする。

まず、なぜか知らないが、空から隕石が降ってきて主人公のお腹から体の中に入っていく。それによって不思議な力を得るが、さすがの小心者、そらを飛べるのに地表1m位の高さでしか飛べないとか、なんとも情けなさがいい味を醸し出してる。

後半、えー、なんでーと思わす内容もあるが、あるいみほのぼのとしていい。
やっぱり、情けない感が漂っててそこがいいんだろうな。

この作品、DVD化されていないのでテレビ放送を待つしかないが、放送される機会があればジックリ堪能してほしい。

さんちゃん評価:3点(まぁ、おもしろい!)

40 2007.06.02 そのときは彼によろしく (TOHOシネマズ川崎 スクリーン7)

2007-06-03 11:42:45 | 映画日記2007
長澤まさみ主演の、不治の病系のお話。そこに幼馴染の三角関係と、ドラマとしては十分過ぎるくらいの場面設定をそろえている。

幼馴染役には山田孝之と塚本高史。嫌な予感な上に塚本君の出番もそんなに多くはない・・・。となると、ほとんど山田の独壇場となるが、手紙の時とまた同じような思いになった。こちらが息苦しくなるくらい重い。まあ、それがこの映画に必要だというのなら仕方ないが、個人的には「違う」と思う。

ただ、基本的なストーリーはなかなかいいと思う。
子供三人の関係や、13年ぶりに再会するとか、不治の病を抱えているとか、もう、どこでも涙が流せるような設定だ。山田の熱さにさえ目をつぶれば、どうにか・・・と思う。

が、落とし処が最悪だ。詳しくは書けないが、結局、涙を流させる為やハッピーエンドにする為なら何でもしていいのか?「そんなんあり?」って感じである、

まぁ、長澤まさみ映像集って感じでみればいい。

さんちゃん評価:1点(いまどき、自宅で亡くなる人なんかおらんぞ)