さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

52 2007.07.28 レミーのおいしいレストラン (TOHOシネマズ川崎 シアター2)

2007-07-29 10:25:17 | 映画日記2007
料理人になることを夢見るネズミを描いた映画。

レミーは料理人になりたい。シェフはレストランのダメダメシェフだが、この二人が出会うことでマジックが起こる。が、ココまでの話でドタバタが続き、眠くなってしまった。まぁ、コメディを織り込んでるから面白いんだろうけど、そこは期待してなかったから、どうもイマイチ乗れなかった。

ただ、マジックを見つけ、さまざまなことが起こるあたりから期待の映画内容になり、安心してみていられる。後半はノンビリ感動しつつ、涙を流せる内容になっている。(ま、適度の笑いもアリ)

終わりよければ全てよし。という具合に、最初のドタバタを忘れてしまうほどの内容に、思わず納得してしまった。

前半は出会いを描いているが・・・必要ないのか???

しかし、東洋人っぽい彼女が気になった・・・。

さんちゃん評価:3.5点(まぁ、軽く泣けます)

51 2007.07.19 遠くの空に消えた (東京ミッドタウン GAGA試写室)

2007-07-20 00:16:15 | 映画日記2007
今夜は、珍しく、試写会なんぞに参加してみました。

8月18日公開 行定監督『遠くの空に消えた』

です。ちなみに公式ウェブサイトは、 http://to-ku.gyao.jp/ です。

さて、この映画は率直なところ、子供頃を思い出して読む大人の為の童話って感じだった。普通、童話って様々なコトを読んでる人間に教えてくれる。とは言え、大人になると、色々なコトを忘れてしまいがちです。この映画は、おの忘れてはならない重要なコトに気付かせてくれます。

田舎に引っ越してきた亮介は公平とヒハルに出会い、貴重な夏の日を経験する。大人達は飛行場の建設で賛成・反対を揉めている。そんな大人を尻目にこの夏最大のイタズラを思いつく。というもので、全編、友情に替えられモノはないんだと訴えかけてくれる。「考えればしてあげられるコト、わかるだろう。」と映画は語っていた。そんなセリフを聞くと思いっきり優しくなれると言う映画だ。

こんな映画を見ると、夜は気分良く眠りにつきそうです…。
それと、今年の夏は新潟に帰らなくていいかなぁ~。という思いにも・・・。

さんちゃん評価:4点(もう少しテンポがいいと・・・でもいい映画だよ)

50 2007.07.15 アヒルと鴨のコインロッカー (チネチッタ チネ3)

2007-07-16 07:41:43 | 映画日記2007
大学に入学したことでアパートでの生活を始めた青年が出会った変わった人たちを描いた非常に奇妙で微妙な作品。

隣に住んでる河崎はいたって怪しい。彼の話内容は、もっと怪しいブータン人の行動・言動を語ったものだが、椎名はそんな河崎の話を真剣に聞いていて「広辞苑強盗」に関係してしまう。

この椎名役には金八にも出演していた濱田岳、河崎役には瑛太と言う私には心当たりの無い俳優がやっている。怪しさ加減も十分だ。

椎名が河崎から聞いた話での意識の中と、川崎の語る真実の姿にはかなりのギャップがあるが、そのあたりがこの映画の見せ所になっている。加えて、誰役か明確に言えないが重要な役割にいるのが松田龍平だ。おう、優作氏の息子である。

映画の中で神様扱いで登場するのがボブ・ディラン、"Blowin' In The Wind"がかかりまくりな位、意味があるもののうようだ。

良く出来てる。見て楽しい。と言う思いに加えて、後味がいい。終わってからもいろんな思いを確認できるようなそんな作品である。イロイロなことが言いたいのだろう。ただ、それを思うこと、考えること自体が、この映画の魅力なのかもしれない。

不思議な気持ちにもなれるが、また見たいと思わせる変わった映画だ。

さんちゃん評価:4点(不思議な魅力に思いっきりはまった気分だ)

49 2005.07.15 私たちの幸せな時間 (109シネマズ川崎 スクリーン8)

2007-07-16 07:17:18 | 映画日記2007
韓流の死刑囚と自殺願望女との奇跡のような"幸せな時間"を描いた映画。

殺人を犯して死刑囚となった男は心を閉ざしたまま死刑を待つだけだった。そんな男の心を溶かしていくのは、元歌手で裕福な家庭で育った女だった。
刑務所で週に一度会って話をするようになった二人は徐々に心を開き、"真実の物語"を語りだす・・・がっ・・・。

優しい二人の俳優、カン・ドンウォンとイ・ナヨン。あまりピンと来ない二人だが、男優のカン・ドンウォンは『彼女を信じないでください』の彼氏役といえば分かる人もいるだろう。ただ、この映画はカンの男前さも重要だが、イ・ナヨンが魅力的だというところが、惹きつける何かを持っているようだ。

映画中盤は、タイトル通りに幸せな日々が続いてるシーンが強調されている。
お互いがお互いを必要としている、そんなシーンがあるからこそ、映画後半の落としところで涙を流させてくれる。

さすがに、この映画は死刑囚の話であり、死刑執行を語らずして終幕を迎えるわけに行かない。なぜ、死刑となるのか?ユンスと語り合った日々はなんだったのか?生きる事に否定的だった二人はいつしか前向きに生きようと思った矢先の出来事だった。かなり心に響いてくる。

映画好きならぜひとも一度は見ておきたい、そんな感じがする。
なんどもなんども見て、たくさんの涙を流したい、そんな思いを感じさせてくれる映画だ。また見たい。

さんちゃん評価:5点(涙、涙、涙、とまらない・・・涙。

48 2007.07.14 ハリーポッターと不死鳥の騎士団 (チネチッタ チネ11)

2007-07-15 08:50:10 | 映画日記2007
5作目。もうみんないい年になってきた。

久々にダーズリー家からスタートする。もう家で魔法使いの面倒を見るのは辞めればいいのに、いまだに面倒みているのは何でだろう・・・。

さて、いつも通り三人組+αで様々な敵に戦っていく。中でもいつもの事だが、ハーマイオニこと、エマ・ワトソンがいい感じである。微妙な女心と人一倍知識を持っているあたりが、この三人の立ち位置を映画的に意味あるものにしている。今回もいい役だ。

今回の大きなストーリーは、前回登場してきた闇の帝王ヴォルデモートとの戦いだ。そして、闇の世界の復活を信じない人との戦いも勃発。ホグワーツの中もかなりのパニック。校長のダンブルドアもホグワーツを去る始末。イヤミな女教師アンブリッジの登場。楽しませる要因がたくさん詰め込みはじめているようだ。ただ、それがストーリーを複雑にしているような気がする。

#この映画を見た子供達はついていけてるのだろうか・・・

さ、この一本で何かが変わるとか結果がでるとかではないし、今後の展開への期待を持たせる中継ぎのような作品ではあるが、かなり意味のある内容になっている分、シリーズを見てきた人間からすれば十分に納得できる作品になってる。

で、次は? って思わせるから見事だ。

さんちゃん評価:4点(まぁ、細かいこと言えば、無いことが多い)

47 2007.07.13 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (109シネマス川崎 スクリーン8)

2007-07-14 18:46:28 | 映画日記2007
佐藤江梨子、佐津川愛美、永瀬正敏、永作博美の4人が共演する異色な作品。
佐津川愛美はこの中でピンと来ない存在だが、「蝉しぐれ」と言えばわかるだろう。

さて、この映画は禁断の家族愛と憎しみをブラックコメディで描いた作品になっている。女優志願の澄伽、ホラー漫画家志願の清深。この二人の思いや行動がこの映画のキーポイント。そこに、兄貴の宍道と嫁の待子の無頓着さが笑いをさそう。

ドッカーン的な笑いはないが、2時間ずーっとクスクス笑える。そのせいか、映画終了後、にやけたまま数十分が流れてしまう。自分はいたって普通なことが幸せに感じることと、この映画の不幸さ加減とちょっとした笑いの応酬で、帰りの電車の中でも残ったままだった。

まあ、腹立たしいほどの澄伽の性格の悪さと笑いが出るくらいの清深の不幸を笑いに変える力が、なんとも面白すぎる。
あと、待子のなんともトボケた具合が強烈だ。この役に永作博美というのがなんともグットマッチだ。こんなボケボケな女の人、いるなぁ~って思わせてくれる。

キャストの勝ちだな。こりゃ、また見たいなぁ~って思わせてくれるぞ。

さんちゃん評価:5点(余韻がいいっすよ)

46 2007.06.30 ダイハード4.0 (109シネマズ川崎 スクリーン7)

2007-07-01 07:03:07 | 映画日記2007
ブルースウィルス主演の世界一不幸な男を描いた映画の4作目。今回の相手はサーバーテロリストだ。

しっかし、今回もパワフルに思いっきり不幸な男になっている。見事だ!

実は、1作目はテレビで、2作目は映画館で。で、2作目があまりにも情けない作品になっていたので、3作目は見ていない。しかし、今回の作品は見ごたえ十分だ。「きっとこんな犯罪、大げさかもしれないけど、あり得ないことではないんじゃないか?」と感じさせてくれる。それにアナログ人間な男が立ち向かう姿が、人間が成りえる正義の全てをデジタルな世界に対抗できるのかどうかを投げかけているような感じがする。で、ジョン・マクレーンはデジタルな世界なんか信じてなくて、生きている自分自身が正しいとするその世界観が見る側の本当のリアルな世界観を容認しようとしているような気がする。

ただ、ネットを使っても「それってそう?」と思わせる部分があるが、まあ、そんなことを気にすると、この映画自身も成り立たなくなるので、そこは目をつむっておこう。

で、これはこの夏の季節に公開されてよかった。暑い夏をスキッとさせてくれることは間違いない。たまにはこんなドンパチな世界もいいかもしれない。
そして、娘役のメアリー・エリザベス・ウィンステッドは思いっきりカワイイぞ。

さんちゃん評価:4.5点(そこまでわかるかぁ~ってところがマイナス)

45 2007.06.30 シュレック3 (109シネマズ川崎 スクリーン8)

2007-07-01 06:48:10 | 映画日記2007
シリーズ3作目、特別変わったキャラクターは登場するが、いままとはチョット違った作風になっている。というのも、今回はお伽話ベースの単なるコメディではないと言うことだろう。

CMでご存知の通りシュレックもパパになる。ベビーの登場だ。(と、言っても活躍するわけではないが・・・)

今回は、お世継ぎ問題と自分自身の親になる迷いをうまく描きつつ、ハッピーエンドをむかえる。

しっかし、ご存知のキャラクターが今回もパワフルに笑いを提供いてくれている。まあ、当人は当然として、ドンキー、長靴をはいた猫、オオカミ、3匹の子こぶた、クッキーマン・・・。中でもクッキーマンがまた今回も大笑いだ。

まあ、でも、今回も「チャーミング王子」の憎たらしさがなんともいえない。シュレックには無くてはならないキャラクターでもあり、このストーリーの重要な立場になっている。見る側の期待感に十分に応えている。

そして、個人的には音楽も楽しめた。ロックの名曲が何曲もつかわれている。
死ぬのは奴らだ/ウイングス
移民の歌/レッドツェッペリン
あたりが、かなり印象的に使われていた。メインストリーム的なポイントではないが、なんとも気にかかるポイントではあった。

そんな感じで、今回もこの映画は十分に楽しめた。で、今回で何かが終わったわけでなく、今後もどんどん続いて欲しいと思わせてくれる作品だ。問題ない。もっともっと世界中の人を楽しませて欲しい。

さんちゃん評価:5点(早く次回作を!と期待が持てる作品だ)