さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

番外 インディペンデンス・デイ (2008.08.30 TV)

2008-08-31 23:01:09 | 映画日記番外編
エイリアンが地球に攻めてくると言う映画だが、まじめに作りたいんだか、コメディなのか、中途半端でよく分からない。

超巨大なUFOが突然現れるのはいいとして、UFOが特殊なシールドに包まれるのもよしとしても、問題は、他の技術が地球レベルだということ。そして、戦闘機が地球の昔のレベルだと言い出す。なんだかムチャクチャ。

で、飛び出してきたエイリアンはウィルスミスの素手の攻撃で気絶。わけ分からない。その割にはテレパシーで攻撃もする。だったら最初からテレパシー攻撃を使えって。

最後、エイリアンのシステムにウィルスを投入してシールドを外して攻撃してチャンチャンだが、まず、ウィルス?なぜ?地球の言語でも?ムチャクチャだぞ。それは許されないなぁ~。そして、UFOを撃墜するが、全てが爆発していない・・・と言うことはエイリアンは絶滅してない・・・。なのに映画は終わってしまう。

なんだかなぁ~、全てが中途半端なこの映画、見る価値はないな。結局はコメディとしてみる他ないんだろうな。

さんちゃん評価:1点(だから?って感じ)

番外 蝉しぐれ (2008.08.22 DVD)

2008-08-24 11:24:16 | 映画日記番外編
一昨年の純日本文学を描いた作品だ。

映画館でも見たが、久しぶりにDVDで見た。

この頃の映画いくつかあるが、「若い頃」と「その後」のダブルキャストで進行して行くものだ。似てる似てないの問題もあるが、結構わかりやすくて良いかも知れない。

殿の跡継ぎの問題が幼馴染の二人を運命的に引き合わせてしまう。
命令はその子を殺すことだが、幼馴染の子供を殺すなんて事はできない。
運命的に引き裂かれた好き合う者同士の心の揺れ・・・。
見てる側は切なく涙してしまう。

なかなかの名作が映画化された、佳作。
さんちゃんのオススメの一本だ。

さんちゃん評価:5点(文句無い)

31 ハンコック (2008.08.23 109シネマズ川崎 シアター6)

2008-08-24 11:17:19 | 映画日記2008
ウィルスミス主演のヒーローもの映画だが・・・基本的にはコメディだ。

もしも、ヒーローの性格が悪かったら・・・そんな発想からスタートするこの映画、ワルがワルなりにする行動も喋る言葉も思いっきりおバカで笑える。そんな事するかいって思うほどだ。ただ、かなり言葉も汚いので子供に見せるのどうかなと思う。

映画前半は、好かれない性格に悩み、何かの打開策を考えつつ刑務所に入ってしまうなど、そこまでするかぁ~と思ってしまうが、刑務所の初日にやっぱりやっちゃったなと思う事件(とまでは言わないか?)が起こる。もう、笑いがとまらない。

が、映画後半は意外な方向に展開する。実はスーパーな能力を持っているのはハンコックだけじゃないと言う展開になる。それまで記憶喪失でわからなかった過去の話も、もう一人存在するスーパーヒーローから告白される。
そして、とある謎で力が減衰するハンコックは悪者とどう戦うか・・・

いやぁ~かなり楽しい映画だった。
笑えるし涙も流せるかなりいい感じの映画だった。
映画ならこれくらい五感を揺さぶる位の作品が見たいな。

さんちゃん評価:4点(なかなか、さすがのウィルスミスか・・・)


30 ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝 (2008.08.15 WMC新潟 スクリーン2)

2008-08-16 13:27:03 | 映画日記2008
人気シリーズの三作目。
前作までのイムホテップに代わり今作ではジェットリーがシーホワンディ皇帝という悪の権化を熱演。
当然、これまでの作品同様リックオコーネルはブレンダンフレイザー、でもエヴリンはレイチェルワイズではなくマリアベロ。

しかし、ブレンダンフレイザーが居ればこの作品は成り立つんだなと言うことで映画は始まる。
ま、序盤の10分は、シーホワンディ皇帝のいきさつをダイジェストで見せてくるが、まあ、そこは仕方ないかなと。で、そこからさまざまなアクションが展開されてくる。この映画の真骨頂、ミイラ(今回は兵馬俑や殺された兵士たち)が沢山登場。いつも通りの腹抱えて笑えるシーンだった。

さて、新しいキャラクターを演じたジェットリー。まあ、わざわざジェットリーを起用しましたとばかりにカンフーシーンもあっていいが、あっさりオコーネル親子に負けてしまう。(そんなもんかぁ~)

ま、そんな感じでいろいろと見所もあって楽しい。これまでの2作に肩をならべる楽しい作品になった。しいて言えばもう1時間くらい長い方が良かったけど、まあ、この夏のアクション対策の某作よりも数倍楽しめてよかった。

さんちゃん評価:4点(あっと言う間だったなぁ~)

29 カンフーパンダ (2008.08.14 ユナイテッドシネマズ新潟 スクリーン4)

2008-08-15 11:48:32 | 映画日記2008
ドリームワークス製作の動物登場のアクションコメディ。
パンダがカンフーをやるという発想自体がコメディである。

当然、最初っからパンダがカンフーをやるわけではないが、ひょんな事からカンフーを始めなければならない立場になってしまう。そこから修行が始まり・・・あれ?ドラゴンキングダムにかぶっているなぁ~。まあ、目的も似たようなもんだし、ドラゴンンキングダムのコメディ版と思っていいかもしれない。

ま、あまり語ることもないが、ポニョよりは全然楽しかったと付け加えておこう。

さんちゃん評価:3点(楽しかったからええか・・・)

28 崖の上のポニョ (2008.08.12 ユナイテッドシネマズ新潟 スクリーン7)

2008-08-13 10:18:10 | 映画日記2008
宮崎駿のスタジオジブリ作品
子供が見るには、場面の変化も多いしキャラクターも立ってるので楽しいかも知れない。ただ、大人が見るには、ストーリーを追っかけるためにかなり説明不足な気がする。「なんで?」とか「だれ?」「どこから?」などなど・・・2時間の上映時間では伝わらない。まぁ、2時間を越えると子供には長すぎということなんだろうが、もっと無駄を省いてしっかりしたストーリーにしてもらいたかった。結局、何が伝えたいかがまったくわからない。家族愛?チャレンジ精神?人を信じる心?だからなんなんだよぉ~。

これまでの宮崎作品に比べると、かなりレベルダウンだったように感じる。というか、最近のジブリ作品のレベルのような気がする。完成度の高かった「千と千尋の神隠し」以降、不甲斐ない作品が続いているが、その域を脱していない。ジブリは方向性を失っているような気がする。

でも、会場で子供は「楽しかったね!」って言ってたなぁ~。どこが楽しいか聞いて見たかった。さんちゃんとは違う視点があるような気がした。

さんちゃん評価:1点(見所がわからない)

27 インクレディブル・ハルク (2008.08.02 福島フォーラム6)

2008-08-03 11:31:05 | 映画日記2008
さすがのMARVEL、ご存知、人間の体と心をうなってしまう「超人ハルク」のなんとも物悲しい切ない作品となった。この作品はさんちゃん的に大絶賛と言ったところだ。

話は、ハルク誕生後の俗世間では生きられず軍隊に追い掛け回される彼の姿を描いている。ハルクになる普段のブルースは愛しているベティにも会うことができない。そんな状況に中で、ブルースの症状を元に戻すドクターや、追いかけまわすロス将軍、ハルクの姿を見て自分の体も変えてしまおうとするブロンスキー・・・これらのキャラクターがおいしい程に絡み合っている。
配役もブルースにエドワート・ノートン、ブロンスキーにティム・ロス、ベティにはリブ・タイラー、ロス将軍にウィリアム・ハート言う個性派がずらりとならんで、見る側を満足させてくれる。

映画の中で見る側の心を揺さぶる洞穴のシーンがある。
ベティとハルクの会話のシーンだ。あまりに切なく、ハルクは、ブルースはどうすればいいのだろうか。涙を誘うシーンだ。

2時間、見終わったところで出た言葉は「いい映画だった」ということだけだ。
この夏の映画の中ではナンバー1と言っていいんじゃないかな?

さんちゃん評価:5点(心を打つ映画、MARVEL万歳!)

26 ドラゴン・キングダム (2008.08.02 福島フォーラム5)

2008-08-03 11:07:14 | 映画日記2008
ジャッキー・チェン、ジェット・リーの初競演作品。
さすがに、キャストにお金をかけると作品自体がちゃっちい感じになってしまうと言う定説はこの作品にも息づいてしまっている。安モンっぽい感じはやはり否めない作品になってしまった。

内容は「新説孫悟空」と言ったところで、目の付けどころは悪くはないと思った。ただ、やはり作品全体から醸し出す迫力感がイマイチ感じられない。作品上映前の予告編で見た「ハムナプトラ3」の方が予告編だけでかなりの迫力を感じてしまうだけに、この「ドラゴン・キングダム」はイマイチに感じてしまう。
でも、まあ、ストーリーもわかりやすいし、アクションもそこそこいつもの彼らのアクションを堪能できるので、満足感は得られる。

まあ、いい映画というわけにはいかないが、楽しく見ていられるので暑い夏のひと時に映画館で涼みながら見るには満足できる映画かもしれない。

さんちゃん評価:3点(重みも厚みもない、たんなるアクション映画だな)