さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

72 まごころを両手に (2020.10.31 Amazon Prime Video)

2020-10-31 11:41:38 | 映画日記2020

台北発メトロシリーズ第二弾 新北投駅。2016年の作品。

日本人ヴァイオリニストの存在を軸に様々な人間ドラマが展開する旅館を舞台に起こるラブコメディ。ちょっとコメディに寄りすぎてる作りが痛々しいが、まぁ、それも一つの味だと思いながら見ているとなかなかイイ感じの話に展開していく。昔のラブストーリーがその後、どう展開して行くかなど見るモノの気持ちがつかんでいる感じだ。

出演している人々も個性的でイイ感じ。特に、おばぁちゃんの若かりし姿を演じた女優は超カワイイ。ポスターや写真を見て、どうかなぁ~と思ってはいたがイイ感じで裏切ってくれている。俳優陣の勝利だなと思う。

さんちゃん評価:4点(映画としては物足りないが、気持ちよく見続けていられるイイ作品)


71 うた魂 (2020.10.30 Amazon Prime Video)

2020-10-30 11:34:06 | 映画日記2020

夏帆ちゃん主演の2008年の青春ラブコメディ。

痛い女の子が痛いことの連続の映画なのかなと思わせる出だしだが、合唱を通して歌の大切さを伝えてくれるなかなかの佳作。歌の大切さを伝えるのがヤンキー役のゴリと言うのもちょっと笑える。

わき目も振らずに歌う事だけをやってきた女の子が歌の大切さに加えて、合唱部と言う団体の中で先輩であることに気づいて、自分だけではなく周りにも意識が向いていく姿がなかなか感涙もの。夏帆ちゃんがうまく演じているなと思えた。

さんちゃん評価:4点(夏帆ちゃんの演技が映画の魅力を高めているが・・・痛い女の子は見たくなかったな)


70 この街に心揺れて (2020.10.28 Amazon Prime Video)

2020-10-30 11:07:09 | 映画日記2020

台北発メトロシリーズとして劇場映画3作品、テレビ映画4作品と言う7本のうちの1作品。
大橋頭駅を舞台にしていると言うことらしいが、まぁ、駅と言うよりは商店街なんだろうなぁ。

金本とショーケンを若干エッセンスとして加えたような男優が気になったが、全編優しいラブストーリーが流れていて気持ちがいい。まぁ、強引と言えば強引だが、ラストもそれなりのオチが付いて納得して終わる。

ただ、女の子の方が子供の頃ピアノを弾いていたと言う話にリンクさせるために全編童謡をBGMで使っているのはいかがなものかと思いながら聞いていた。しかし、それを二人で連弾するシーンは凄くイイ感じで見えていた。

こういうラブストーリ、日本映画もやって欲しいが世界観がちがうんだろうな。

さんちゃん評価:4点(気分の良くなる優しいラブストーリーだった)


69 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス (2020.10.18 DVD)

2020-10-18 13:57:28 | 映画日記2020

2017年、米国。2014年の1作目に次ぐ2作目。しかし、続きものではないが、順番に見た方がイイ要素が多い。

グルートが姿を変えて帰って来た。それも、この作品に色んな意味で大きな役割を果たす形で帰って来た。そのお陰で強力な作品になっている。

今作はピーターの謎のオヤジが登場して怪しげな世界が展開するが、ガーディアン達には相手が変わっても戦うだけで楽しませてくれる。その中での注目シーンは"700回のワープ"と"爆弾を仕掛ける"の2シーンだ。

もう、ここまで作り込んでくれたら文句もない。最高だ!

さんちゃん評価:5点(サイコー!)

 


68 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー (2020.10.17 DVD)

2020-10-18 13:40:52 | 映画日記2020

2014年、米国発のSFアクション。コメディ要素も十分に組み込まれている。

宇宙のならずもの5人?が、揉めながらも謎の玉を奪い合いながらも地球ににた星をまもりつつ、最強の悪と戦うと言うSFモノの王道のような映画だが、笑いの要素を数多く散りばめているところが一線を画している。また、徐々に変化していく仲間への意識、ラストのグルートの行動など、グッとくる部分もある。

SF映画は楽しませてくれるが、ここまで楽しませてくれる映画も他にない。

エンドロールには次回作へのヒントもある。

さんちゃん評価:4.5点(大満足な一作。)


67 ツレがうつになりまして。 (2020.10.14 Amazon Prime Video)

2020-10-16 20:07:31 | 映画日記2020

2011年。宮崎あおい、堺雅人のヒューマンドラマ。なんかイイものを見つけた気がした。

二人は夫婦で、堺はコールセンターで苦情を受ける役で、精神的にダメージを負い、うつになってしまう。その中でどういった生活を送っていくのかと言う、ありそうな話である。まぁ、会社自身がかなり問題があり、退職者も多いのも良く分かるし、なぜそうなっていくのかも良く描かれている。一方でパートナーがどう気づくか、そしてどのような対応をしていくのか、周りの反応はどうなのかとなかなか面白い。

色んな角度から自分と対比させてみることが出来るのがこの映画を楽しむことのできる佳作だ。感慨深いないようだ。

さんちゃん評価:4.5点(考えさせられるイイ映画だ。)


66 ユー・ガット・メール (2020.10.14 DVD)

2020-10-16 19:16:57 | 映画日記2020

1998年、トム・ハンクス/メグ・ライアンのハートフルな作品。さんちゃんの好きな映画の1本でもある。

とにかくメグが全編キュートに登場してくる。トムとのやりとりも面白い。まぁ、そこはトムの技が大きいような気もするが、受け止めるメグも見事。全編飽きずに色んな場面が流れてくる。

まぁ、今見ると「え?e-Mail???」とは思うけど。そこが何とも回りくどい分、心に響いてくる。

そして二人の気持ちの変化が見る側の興味をそそると言うか、次の場面への期待感を持たせてくれる。

文句のない1本である。

さんちゃん評価:5点(久しぶりに見たが、それでもイイなぁと思えた)


65 怪しい彼女 (2020.10.10 Amazon Prime Video)

2020-10-11 20:28:14 | 映画日記2020

2014年、韓国映画。

ばぁさまが青春写真館に入って写真を撮ると、若返ると言うファンタジー。ばぁさまの頃にも噂されていた彼女の歌声が若い女性になって十分に発揮してバンドに加入し、バンドの方向性までをも変えてしまうほど活躍し、有名人にまでなっていくと言う。しかし、傷口から出血したことで元に戻ってしまう事を知ってしまう。

現代に生きるのか、元に戻るのか選択を迫られる場面が現れてしまうが、彼女はどうするのか。事情を知ってしまった数人をも巻き込みながら見ている側もドキドキする展開に前のめりになってしまう。

なかなかの秀作。主演の女性も思いっきり美人でないところもなんかいい所をついてるなと思わせる。そして最後のオチもちょっと笑える。良くできた映画だ。

さんちゃん評価:4点(もっとドッキリした仕掛けがあれば満点だったな)


64 SUNNY 永遠の仲間たち (2020.10.09 Amazon Prime)

2020-10-09 20:36:36 | 映画日記2020

2011年、韓国作品。

7人の少女が大人になり、昔を思い出しながら再開を果たすと言う映画。

勿体ないのが、いろいろ詰め込み過ぎで重要な友情の部分がボケてしまっていること。冗長な部分が多いのがその大きな要因だ。笑いをそこまで取らなくていいし、デモと一緒に格闘するシーンなど、飽きさせないためか分からないが、あまり重要とも思えずもっとアッサリ描いてだからこそ強い友情が芽生えたと伝えてくれたら良かったが・・・。

喜怒哀楽すべてが感じられる作品になっていて、映画の醍醐味を魅せてくれている。だからこそ、もう少しスリム化してほしい。残念。

さんちゃん評価:4.5点(そこまで描くなら最後に現れる人のエピソードがあっても良かったなぁ。)


63 ハート・オブ・ウーマン (2020.10.09 Amazon Prime)

2020-10-09 11:49:15 | 映画日記2020

2000年、メル・ギブソン、ヘレン・ハントのラブコメ映画。こんな作品を作ってるからハリウッドはおかしくなったんだろうな。

男性社会から女性社会への変化を面白可笑しく描こうとするのは良く分かるが、女性がフューチャーされる世界って何なんだろうな。そこにメルが演じる役は女性の思い・考えが全て言葉として聞こえてくると言う役で、女性の思いが分からない人はイイものが作れないとする時代になった皮肉を描いている。

メルがこんな役かぁ~と思うくらいちょっと情けない映画になっている。ただ、父親として娘に送る言葉のシーンはちょっとイイ感じで2時間見ていてその辺くらいしか納得いかない。

見ていてどうなのと思う作品になって残念。

さんちゃん評価:2点(まぁ、駄作とまで言わないが、映画としての価値はあまりないなぁ。)


62 国際市場で逢いましょう (2020.10.07 Amazon Prime)

2020-10-08 13:17:24 | 映画日記2020

2014年、韓国作。戦争を背景にしたヒューマンドラマ。

戦時中に家族そろって逃げようとするが、背負った妹とはぐれてしまい、父親が助けに行く前に「これからはお前が家長となって家族を守っていくんだ。」と将来全てを背負った少年が一生をかけて家族を守りぬく姿を描いた作品。別れ際に「生きていたら国際市場のXXXと言うお店で再会しよう!」と言われた。と言うことでタイトルの「逢いましょう」はなんかニュアンスが違うなぁ~と思った。

家族を守るために出稼ぎに行くこと、そこで女性と出会い結婚までこぎつけること、兄弟の進学や結婚のお金を工面しないといけなくなったこと、戦争の最中に生活費を稼ぐための仕事を展開するがいつしか戦場の真ん中になってしまっていたこと、頼りにしていた叔母が亡くなり、国際市場のお店を自分が継ぐことになることなど様々な困難にぶちあたるが、どうにかどれもクリアしていく。そして老人になり振り返った時に、自分の人生はツライものだったんだと、亡き父親をおもいだしつつ涙にくれると言うエンディング。

正に人生を語ったヒューマンなドラマだった。見る側を引き付ける内容が多く散りばめられていた。なかなか良かった。

さんちゃん評価:4点(日本の昭和にも通ずる内容に感銘した)