さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

番外 天国はまだ遠く (2010.03.22 DVD)

2010-03-22 13:41:19 | 映画日記番外編
加藤ローサ、チュート徳井の田舎で過ごすヒューマンラブストーリー。

自殺志願の千鶴が、ふとであった「民宿たむら」を舞台に出会うはずのなかった民宿の青年と過ごす小さな村での出来事に自分の生きる価値を探す決意を心に秘めて映画は終わる。
なんか、自分も映画に求める姿がココにあるような気がした。

ま、そもそも加藤ローサが好きだと言うことろか入手したDVD。

人生が何かを問う話ではなく、自分自身が自分に問うてみると言う話になっているところがなんとも心を打たれる。

さんちゃんの好きなパターンの映画だな。

さんちゃん評価:5点(やさしくも厳しい・・・そんな映画だ)

16 NINE (2010.03.21 福島フォーラム フォーラム3)

2010-03-22 13:27:56 | 映画日記2010
ダニエル・デイ=ルイス、ペネロペ・クルス、ケイト・ハドソン、ソフィア・ローレン、ニコール・キッドマン・・・

定説とおり、キャストに金をかけると、いかにつまらない映画が出来るかの好例だ。

女好きのダメダメ映画監督のなりの果て・・・と言う夢も何もない映画になっている。
まあ、映画の中でも映画を作っていて、それがミュージカルになっているため、歌が流れる部分はいいんだけど、結局、夢は夢で終わっており、作品は完成されないままだ。

こんな映画に金払って見る価値はないだろう。映画として成り立っていない。
ふざけんなって感じ。

さんちゃん評価:0点(だれか、この映画の「見方」を教えてください)

15 ダレンシャン (2010.03.21 福島フォーラム フォーラム5)

2010-03-22 12:27:16 | 映画日記2010
友人の命を救うためにハーフバンパイヤとなり、闇の世界に生きることになった少年ダレンを描いたダークファンタジー。

サーカス団を隠れ蓑にしたバンパイヤ。彼らは、バンパイニーズと因縁の抗争が続いており、ダレンはバンパイヤ、命を救われた親友スティーブはいつしかバンパイニーズとして抗争の中心に親友同士が戦ってしまう。

ま、どう考えても、長いストーリーのイントロダクションではあるのだが、2時間があっという間という感じの映画になっており、イントロダクションとしては成功ではないかと思う。起承転結があり、そこに登場する人(バンパイヤ)が思いっきりはまっていて内容もキャストもなかなかいいところをついてるなぁ~と言う感じがした。

そんなに有名な俳優が出ているわけでなく(渡辺謙は出ているが・・・)、ここまで魅力的な映画にする監督は・・・「ライラの冒険」を描いた監督だが、「ライラ~」に比べたら思い切りいい映画になっていると思った。

さんちゃん評価:4点(おもしろい!早く次作を!!!)


14 シャーロック・ホームズ (2010.03.13 福島フォーラム フォーラム)

2010-03-22 11:40:02 | 映画日記2010
ご存知、探偵モノ映画。
映画を最後まで見ると「楽しかった」となるが、前半1時間がなかなかノレない。
全然意味も分からないし、何が起こっているのか理解するのも厳しい。だんだん眠くなってくる・・・。でも、時折、予告編で見られるようなアクションシーンが登場するので、全編退屈なわけではない。しかしなぁ~こんなんでいいのかぁ~と言う感じは否めない。

ま、そんな感じなので、こうやってブログに書く内容もそんなにないんだよなぁ。

結局、淡々と進んで行く感じがして、見所も結局は最後にならないと現れない。厳しい2時間も一応、アクションシーンでどうにか場つなぎしているようなもの。

まぁ、見る価値はないなというのが正直な感想だ。残念。

さんちゃん評価:2点(まあ、アクションシーンは見れるかな?)

13 ジュリー&ジュリア (2010.03.13 福島フォーラム フォーラム4)

2010-03-22 11:15:07 | 映画日記2010
メリル・ストリープ、エイミー・アダムス共演のヒューマンコメディ。
時を越えて、ジュリア・チャイルドの料理家となっていく奮闘と、ブログ開設でジュリアのレシピを再現しようとするジュリーの奮闘。この二人をうまく対比した面白さを描いた秀作。

ジュリアはそもそも料理は出来なく、自分の人生の中でLife Styleとしてテーマを持ちたく、それがたまたま料理であって、その徐々に上達するための奮闘を面白楽しく描いており、加えてジュリアのおおらかな性格がメリルがうまく描いている。一方、ジュリアのレシピの再現を必死に奮闘しながら実現しているジュリーの姿をエイミーが愛らしく描いている。この二人の姿を2時間見ることがなんとも楽しくて仕方が無い。

ま、メリルはいまさら説明の必要はないが、エイミーは、「魔法にかけられて」が結構有名だが、「サイコビーチパーティ」なんかのキワい映画にも出演している。(結構、面白い映画だが・・・)

とにかく、二人の姿を見るだけでもこの映画の面白さが十分にあると思う。

さんちゃん評価:5点(名画ではないが、思い切り楽しめる)

12 花のあと (2010.03.13 福島フォーラム フォーラム6)

2010-03-21 09:49:09 | 映画日記2010
北川景子主演の青春時代劇。
自由な結婚が許されていなかった時代、剣術の達者な女性と道場きっての達人とで一度の手合わせにて相手がいとおしく思える、そんな二人。が、男は武士の一度のミスにて自決をしてしまう。不自然に思った女は結婚すべき相手とともにその謎を解き、追い詰め、復讐を果たすというもの。

何と言っても二人が竹刀を交えて戦うシーンが意外に迫力感があっていい。
北川景子もかなり練習をしたんだろう。少なくともこの映画の肝になっているのは事実。十分に応えているように思えた。

そしてこの映画は意外な人間が全編を通して重要なポジションをおさえている。結婚相手となる片桐才助役の甲本雅裕の存在だ。最初は単なる大食らいの武士にしか思えないが、いい加減な割にその貢献度も大きく、しまいには「この男と結婚して良かったな」と思えるシーンが仕掛けられている。

強いてこの作品を否定する部分があるとすれば、全体的にインパクトに欠ける。彼が死ぬシーンも無く、事後報告の様に感じたし、ラストも「そうだな」「それで良かったんだな」ってかろうじて思えるレベルで「やったー」と言う感じではないな。

さんちゃん評価:4点(もっとインパクトや抑揚があった方がいい)

第30回ゴールデンラズベリー賞(2009年)

2010-03-11 21:48:44 | 各種アワード
意外な結果だった半面、さすがだサンドラ!裏表同時受賞だもんな。
しかし・・・2000年代の最低作品はやっぱりそれかぁ~と感激しましたわ。


最低作品賞
『トランスフォーマー/リベンジ』(Aka『Trannies, Too』)

最低主演男優賞
ジョナス・ブラザーズ3人衆:『ジョナス・ブラザーズ/ザ・コンサート 3D』

最低主演女優賞
サンドラ・ブロック:『All About Steve』

最低助演男優賞
ビリー・レイ・サイラス:『ハンナ・モンタナ/ザ・ムービー』

最低助演女優賞
シエナ・ミラー:『G.I.ジョー』

最低スクリーンカップル賞
サンドラ・ブロック&ブラッドリー・クーパー:『All About Steve』

最低リメイク・盗作・続編賞(2009年のための結合カテゴリー)
『マーシャル博士の恐竜ランド』

最低監督賞
マイケル・ベイ:『トランスフォーマー/リベンジ』(Aka『Trannies, Too』)

最低脚本賞
『トランスフォーマー/リベンジ』

2000年代最低作品賞
『バトルフィールド・アース』

2000年代最低男優賞
エディー・マーフィー

2000年代最低女優賞
パリス・ヒルトン

番外 サマーウォーズ (2010.03.11 DVD)

2010-03-11 21:30:34 | 映画日記番外編
日本アカデミー賞最優秀アニメーション賞を受賞したと言うことでとりあえず、入手して(先輩に戴いた>ありがとうございます)見てみた。

個人的には・・・ネタ的にはOK、展開的にNGかな・・・。

というのも、コンピュータの中の世界なら「何でもアリ」的な展開が納得いかない。次の展開は何とでも持っていける。論理的に次の場面が成り立たないという意味では、さんちゃん的にはナシだな。

ただ、そう言っていてもベースの部分に家族や男女のラブストーリーが見え隠れしているところがなんともニクイ。そんな部分は大いに評価したい。

う~ん、巨大なアバターが出てきてもなんだかなぁ~と言う感じ。で、戦いはあんなゲーム?まあ、それがコンピュータの世界なんだろうなと思いつつ割り切り。

という反面、場面的にお笑いが入るのもおいしい。健二くん、鼻血出しすぎ。

さんちゃん評価:3点(微妙な作品だな。)

11. パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々(2010.03.06 福島フォーラム6)

2010-03-11 21:29:50 | 映画日記2010
現代に甦ったギリシャ神話。ポセイドンの息子がアドベンチャーに大活躍というまさにさんちゃんの思う映画の世界。なんとも現代版シンドバット的な物語展開に大満足。

結局は勧善懲悪をベースにさまざまなキャラクターが出てくる子供から大人まで楽しめる映画になっている。まあ、強いて言えば、この設定はなんだろ?どうして?って言う場面も無いこともないが、全体の内容からすれば微々たる物だけどそれを拾い上げる楽しさもあるだろう。

まあ、でも、ゴーゴンちっくな髪の毛が蛇な魔物が登場するなんて、ホント、シンドバッドのような展開になんとも満足する自分がいることが嬉しかった。

監督はハリーポッターシリーズにかかわった、クリスコロンバス。彼の作る作品は彼の色が出ているんだと思う。そんな部分に完全にやられたな。

きっと、この映画もシリーズ化されるのではないかと期待はしている。
頼むぞ、次作!!!

さんちゃん評価:4点(こだわり無く楽しく見れた。面白い!!!)