さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

27 恐竜の詩 (2022.04.15 Amazon Prime)

2022-04-15 16:51:00 | 映画日記2022

2018年の作品。サブタイトルが「THE YAMASAYO NO UTA」とある。
そう、恐竜は登場するが・・・話題にもならず、なんとなくいる感じで本編に何か影響を及ぼすわけでもない。
ラストに、この恐竜のぞんざいが私を成長させてくれたと女の子(「たこ焼きの詩」の子役)は語っていたが、そんなエピソードも登場してないし、途中その存在も忘れてしまうほどだった。

内容は、兵庫の山奥で起こる町おこしと高校生、小学生、栗農園での日常を描いていたが、なんかいい感じな内容になっていた。「たこ焼きの詩」のようになんのギミックもないが、こちらの作品では何かの達成感を味わうことができるので、映画として成り立っているなぁ~と感じることができる。

ま、普通の映画ならみすず先生が東京から戻ってきて栗農園を手伝います・・・みたいな感じになるが、まぁ、そういう映画ではないな。というか、そういう事を思い浮かべることのできる内容だな。

結構満足したかなぁ。

さんちゃん評価:4点(イイB級映画だった)


26 たこ焼きの詩 (2022.04.15 Amazon Prime)

2022-04-15 14:21:07 | 映画日記2022

2015年の作品。ヒューマントラストというジャンルらしい。
まぁ、特別なギミックもなく、単なる日常を描いたドラマになっている。

つつましいというか、貧乏というか、母親と娘が楽しそうに暮らしていた。
娘は普通の中学生。友達にDVD貸し手あげるよと言われても、DVDプレイヤーのない
彼女にはちょっと困った感じ。一方で母親はインド人の経営する居酒屋でたこ焼きを作る店長として働いている。
貧乏なので少しでも収入を増やそうと頑張る母と、そんな中で女子野球部で頑張る娘の、最後はプレゼント合戦でハッピーエンド。途中で母親が倒れる心配もしてしまうが、それよりも二人明るく楽しく映画が終了することがうれしかった。

子役の古和咲紀の演技が自然で良かったな。そのごそこそこ活躍はしてたようなので、ほかも見てみよう。

さんちゃん評価:3点(ギミックの無い分、盛り上がらず平坦な感じだ。)


25 あやしい彼女 (2022.04.13 Amazon Prime)

2022-04-13 17:09:26 | 映画日記2022

多部未華子主演、2016年の映画。2014年に韓国制作された「怪しい彼女」の擦り直し。

まぁ、リメイクだからなぁ。多部未華子が悪いわけじゃないけど、多部未華子をメインに使いたいだけ色が見え見え。これを見て何かを感じるかと疑問しかない。ま、韓国版を見ればそれでいいという感じでもあるな。

ま、歌が日本語な分、伝わることが多いかなと思うけど・・・ま、それ以上でもそれ以下でもないな。

さんちゃん評価:2点(まぁ、あえて見るなら韓国版を見よう)


24 ジオラマボーイ・パノラマガール (2022.04.12 Amazon Prime)

2022-04-12 16:53:55 | 映画日記2022

山田杏奈、鈴木仁。2020年の作品。青春ドラマ。

ま、主演の二人ともピンとこないが、鈴木仁は菅田将暉の「3年A組~今から皆さんは人質です」~「ニッポンノワール」の最終話で同じ少年役で出演しているようだ。あまり思い出せないが・・・。

これもなかなか不思議な映画だなと思いつつ見ていた。現代風刺なんだろうな。とてもふわふわした感じをうけた。
現実を見て嫌気のさした男の子の心の葛藤と、夢を見ていながら現実を過ごす女の子を対比しながら話が進んでいく。ま、そんなところがタイトルにつながっているのかなぁ~(定かではないが)
すれ違って欲しくないのだが、すれ違いは得てして起こるもので映画の中ではそんなところがイイ味として時間を経過させていく。
最後二人は・・・という感じで終わってしまうのが、ちょっと残念だが、まぁ、そう思わせるところでいいのだろう。
二人で電車に乗ってどこにいくんだろうなと思わせるイイ〆だった。

さんちゃん評価:3.5点(気分よく終われて、同日に見た23を忘れさせてくれる。)


23 明け方の若者たち (2022.04.12 Amazon Prime)

2022-04-12 14:50:06 | 映画日記2022

北村匠海、黒島結奈の2021年の作品。青春ラブストーリー。ま、青春という部分に比重が大きいかな・・・。

ちょっとこの作品に一言いいたい。
見ている側は二人のどちらかの立場に感情移入することが多く、ストーリーが進むにつれて様々な事柄を知らないと設定されている内容を見ている自分と演じている役者とで一緒に知っていくと言う展開や、演じる二人ともが何も知らずに見る側も巻き込んで様々な事柄を知っていくという展開というのは良くわかるが、二人が不倫の仲だという話は主人公二人の間では周知の事実なのに、40分ほど経ってから、出会った直後に男に伝えていると言う振り返りのように見ている側に伝えているというのはどう考えても信じられない。それってある意味、反則技だ。やり方が汚い。

そんな状況を知った以降、思いっきり冷めて映画としても、ドラマとしても、イマイチに感じる。(勝手にどうぞ。またほかに二人が隠していることがあるんでしょ?って勘ぐってしまう。まぁ、何もないが。)
ま、北村の演じる男もなんか煮え切らない役柄なものだから、見ている側もなんか煮え切らない。
こんな映画、作るな!せめて、女の方が40分経過したくらいに、「私、実は旦那がいるの・・・」と相手の男と見ている側に告白されれた方が納得がいくし、そのあとの展開もすんなり入ってくる。まぁ、大学卒業時に旦那がいるという展開もなかなか無いような話だしな・・・。

となると、ひとつ見どころだと言われている二人のベッドシーンを見せたいだけの映画に成り下がってしまっている。
こんな映画に出演するなよ~>二人とも とてもガッカリだ。

さんちゃん評価:1点(学生時代や会社生活での仲間意識や恋愛感なんかの描き方や演じ方はよかったのになー)


22 バッド・グランマ (2022.04.06 Amazon Prime)

2022-04-06 14:32:04 | 映画日記2022

おばあさんが殺人を起こすというブラックコメディ映画。2021年作品。

茶飲み友達を守るために、友達の義理の息子を殺害してしまい、かくしてかくしてほかの事件の犯人に濡れ衣を着せようとする内容にクスクスと笑い続けられる。ただ、これ、映画ではないな。お金を払ってまで見るような作品ではない。
ただ、楽しむという一面には十分応えているような気がする。

ばぁさま4人組のキャラクターもなかなか面白いし、なんと、殺人も1回ではないのもすごい。分解して冷蔵庫に入れちゃう場面も気持ち悪いではなく、大笑い。

ま、暇つぶし映画だな。

さんちゃん評価:2点(まぁ、B級で楽しめるなぁ~程度)


21 劇場版 おいしい給食 Final Battle (2022.04.04 Amazon Prime)

2022-04-05 17:10:58 | 映画日記2022

市原隼人主演の給食をテーマにした学園コメディ。2020年の作品。
テレビドラマがあったらしいが、詳しくはしらない。そちらも市原隼人らしい。

給食についての深いテーマを面白おかしく描いているが、前半は市原隼人のイケイケがうっとおしい。ちょっと見てられない。が、徐々にテーマがディープに語られることは前半のことは忘れて見入ってしまった。

中学校の給食が大人の一方的な都合でなくなってしまう。というもの。
当然、生徒も保護者も反対を寄せるという所に落ちていくが、結局は教育委員会で決まったことというところと、それに反対した先生は転勤を余儀なくされるというオチ。

まぁ、Season2でその続きは見れるだろうが、後半はなかなかイイ感じだった。

さんちゃん評価:(1+4)÷2=2.5点(前半が悪ノリしすぎだ。そこをうまく作ればイイ作品なのにな)


20 恋妻家宮本 (2022.04.05 Amazon Prime)

2022-04-05 15:00:38 | 映画日記2022

阿部寛、天海祐希のダブル主演、夫婦の微妙な心の動きを捉えたコメディホームドラマ。
二人がいい味出していたが、なんか完全に天海祐希のペースだったような感じがした。

「こいつま」駅が本当にあるのか?と思いながら探してしまったが、ホームには「こいつま」、実際映画では「鯉津真」と名付けたらしいが、映画のロケは関東鉄道・新守谷駅を使ったそうだ。

子育てが終わり息子が嫁と出て行き、残った二人でどう過ごすかという所に妻の書いた1枚の離婚届が発見される。
その離婚届をもとに様々な憶測が飛び交い、微妙な雰囲気になっていくところをうまくコメディで描いている。
まぁ、最後はハッピーエンドなわけだが、吉田拓郎の"今日までそして明日から"がイイ感じに流れてくる。

キーワードは正しさよりもやさしさだそうだ。ちょっとほろりもさせてくれるイイ映画だった。

さんちゃん評価:4点(なかなかイイ感じの映画だったぞー)


19 とんかつDJアゲ太郎 (2022.04.04 Amazon Prime)

2022-04-05 06:50:15 | 映画日記2022

北村匠海主演、2020年コメディ作品。

渋谷のとんかつ屋跡取り3代目が、突然DJを目指して悪戦苦闘するというもの。
北村匠海がなんともいい味だしていて面白い。まぁ、まだまだ俳優というレベルではないものの・・・。

というのも、ほかの俳優陣がイイ働きをしているからだろう。
ブラザートム、伊勢谷友介、加藤諒、栗原類、伊藤健太郎など強力な布陣。
中でも山本舞香というヒロインが気になって調べてみたが、この作品以降は映画出演はないようだ。
そういえば香取慎吾と「BASE」のCMに出演してるなー。そうだそうだ。

映画はDJを一度挫折するも、その後、大復活するというある意味メッセージ性を含んだ内容になっていて
コメディ一辺倒ではないところは評価できるだろう。
ま、ある程度のアホさ加減をゆるせるのであれば時間つぶしにはイイ感じで見れる作品かな。

さんちゃん評価:3点(面白かった面白かった。ちょっとイイ台詞もあったなぁ。)


18 いちどは行きたい女風呂 (2022.04.04 Amazon Prime)

2022-04-04 17:27:28 | 映画日記2022

1970年の日活映画。
まぁ、女風呂にはいきたいが、それがこの映画のすべてではない。
浪人生たちのドタバタ青春劇というところが正しいだろう。
まぁ、ことの舞台の中心は銭湯だったりするがあまり意味は無いような気がする。

浜田光男、沖雅也、夏純子・・・というどこかで聞いた人たちが出演している。
特段、何が面白いかという話がないのだが、時間つぶしに昭和のイイ感じを堪能できるというところかな。
昔、テレビの「時間ですよ!」でも、銭湯のシーンが放送されていたような気がするが、まさにそういう感じを
彷彿とさせる演出が正に昭和だ。

昭和を堪能したい人におすすめはするが、映画として期待はしない方がイイ。
加えて、映画冒頭と途中で聞ける‘”女風呂の唄”が結構面白くていいな。

さんちゃん評価:2.5点(まぁ、悪いという評価ではないが、ま、そんなところかなと)


17 鍵泥棒のメソッド (2022.04.04 Amazon Prime)

2022-04-04 14:24:08 | 映画日記2022

堺雅人、香川照之のゴールデンコンビに広末涼子が加わった強力な布陣が贈る2012年のサスペンスコメディラブストーリーと言ったところ。

映画前半はゆるーいサスペンスになっていて、どこがコメディなんだろうなぁと思っていたが、映画3/4あたりで映画の種明かしが起こり、結構そこから面白さが倍増してくる。なかなか良く出来た映画だなと関心した。
まぁ、映画のストーリーもさることながらゴールデンコンビのキャラが絶妙だなというところがこの映画の重要なポイントだし、真面目っぽい広末のキャラクターもまたボケに近い感じで切り込んできて面白い。

いきなり、某社社長が殺し屋によって殺害される。その後に殺し屋が銭湯での石鹸で倒れて記憶喪失。たまたま居合わせた売れない俳優が立場を入れ替えて・・・という所から始まる。

前半はどうるんだろうどうなるんだろうという心配が先に立って面白いと思われる場面も気にならず・・・が、後半になってオヤッて思い始めるとクスクスと笑いがこみ上げ、1時間半経過すると「そうかぁ~」となる。全く見事な展開だ。

いろんな人に楽しんでもらいたい。

さんちゃん評価:4点(こういった仕掛けのある映画、嫌いじゃないなぁ)


16 望み (2022.04.01 Amazon Prime)

2022-04-01 11:31:33 | 映画日記2022

堤真一、石田ゆり子のコンビが贈る2020年の作品。テレビドラマ「容疑者フラグ」的な作品。

まぁ、最近の路線なのかなぁ。誰かが行方不明になったり人が殺されたりというのは。
その中で両親である堤真一と石田ゆり子が様々な状況の中にいて葛藤の中にいる役という難しいところをうまく演じていた。
あの「解夏」に比べて石田ゆり子も最高の女優になっているなーと感じた。

話は息子の世界でのいざこざ。その中で起こる殺人事件を親が周りが、マスコミが、どのように受け止めるかというところを描いていた。
ちょっとのめりこんだかなぁ~という感覚だ。
そっと終わるエンドロールもなかなかイイ。こんな展開もまさに今どきの物語なんだなぁと感じながらEND。

さんちゃん評価:3.5点(事の顛末がわかったあとの数分のカットがなかなかイイ感じだな)


15 ルームロンダリング (2022.03.31 Amazon Prime)

2022-04-01 08:35:52 | 映画日記2022

池田エライザ主演のドラマ・コメディという2018年作品。これはコメディホラーではないんだな。
ま、コメディにはかわらないが。

まずなんか久しぶりにオダギリジョーの映画を見たような気がするし、おどおどする役の伊藤健太郎もなかなか笑える。
しかし、まぁ、この映画は池田エライザの可愛さと不思議さが同居するところが見ものだろう。なかなか魅力的な女優だなと思えた。
テレビで登場する彼女はまぁ、ほかの女優のように綺麗な/可愛いという部分を出しているし、たまに切れ気味のトークなども面白いが、こんなに本格的に演じることもできる女優なんだとコメディの間ではあるが、垣間見れたような気がする。

映画冒頭、殺人事件でスタートするが、この映画はどんな映画だ???とちょっと心配になったが、そんなものは数分で吹き飛んでしまう。

ま、バカ笑いする映画ではないが、さまざまな場面でクスクス笑えるし、ちょっとウルっとできる映画でもある。
十分楽しめた映画ではあるな。

さんちゃん評価:3.5点(池田エライザ、いい味だしてます。)


14 記憶屋 あなたを忘れない (2022.03.30 Amazon Prime)

2022-03-30 17:12:27 | 映画日記2022

山田涼介、芳根京子、佐々木蔵之介という不思議な組み合わせで製作された2020年の作品

記憶屋は人の消したい記憶を食べることが仕事。人はだれしも消したい記憶があるが、その記憶を食べて消すという。
まぁ、都市伝説なんだけど、そういった不思議な部分にフォーカスを当てた映画だが・・・。それ以上はネタバレになるのでやめておこう。

やっぱり、見どころは芳根京子かな。どこにでもいる少女。そして、まさにどこにでもいる幼馴染を好演している。
この映画のキーポイントでもあるかな。途中、”えっ”って思える部分もあったが、なんかそれは最後になってオチがついていたような気もする。
そして、役者としての佐々木蔵之介も彼らしい自然な振る舞いがイイ色を付けていたような感じもする。
その中で演じた山田涼介も、周りに恵まれたなという感じだ。

ジャンルが一応ドラマ・ホラーということになっているが、別にホラーという感じを受けない。
ま、そりゃないよとは思うけど、面白かったかな。

さんちゃん評価:3.5点(こういうホラーもあるんだなと感心した。なかなかおもしろかった。芳根京子を抱きしめたくなったなぁ。)


13 おんなのこきらい (2022.03.29 Amazon Prime)

2022-03-30 07:54:23 | 映画日記2022

女の子はかわいいと思われていればなんでも許されると思っている勘違い女に焦点をあてた案外シリアスな2015年の作品。

まぁ、誰しもが可愛いといわれたい事実はあるだろうが、それを武器にしているという外見は可愛いが内面ブスな女の子が登場する。まぁ、そういう女の子も実際存在しているんだろうな。
ただ、いろんな人と接してる中で、可愛いだけでは許されない事柄が多く表れてきてその中で苦悩にあえぐ彼女の姿がまた意地らしく見えるが、性格さえよければ抱きしめてあげたいと見る側もそう思ってしまう。そういう意味ではドップリと映画にはまっている自分がいる。

いつしかこの女の子は外見も内面もどちらもかわいい女性を目指すという形にはなっていくが・・・
まぁ、女同士のドロドロとした世界を描いているのも、またなんとも不思議な世界だなという見方をしてしまうだろうな。

さんちゃん評価:3点(まぁ、興味深いが面白い映画ではないし、映画としてどうなんだろうと疑問もある)