2000年、デンゼル・ワシントン主演。アメリカンフットボールを舞台に人種差別を課題に描いた名作。
1960年代のアメリカはまだまだ人種差別が色濃く残っていて白人と黒人とが相容れないタイタンズというチームがお互いを理解し、チームとして進歩し、理解されない周りの人々をも巻き込み街自体が人種差別がなくなっていく姿を描いている。
これまで何度もDVDで見てきたが、今回初めて日本語吹替版で見たが、またちょっとイメージが変わって面白く見る事ができた。一つ気になったのは日本人が見てもアメフトルールがわからないからちょっとした会話が理解できないところがあるかなぁ〜と思った。
楽しいのは、白人コーチの娘がアメフトに詳しいことと、彼女自身が白人も黒人も関係ないと行った感覚がこの映画の中で貫かれている事実で、この映画をわかりやすいものとしている気がする。
流石に、日本人の自分にはなかなかわからない課題かもしれないが、日々変わっていくタイタンズの姿に大きく感動する。そんなこの映画はぜひこれからも語り継がれて欲しいと思う。
さんちゃん評価:5点(何度見ても心に響いてくる)