さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

番外 GSワンダーランド (2009.06.28 DVD)

2009-06-28 22:20:00 | 映画日記番外編
当時、急造バンドのキーボーディストがいなく、仕方なく女性が男性メンバーとなって、まさかの大ヒット、バンドはどうするか?というレジェンドコメディななかなか面白い映画。

ストーリーもさることながら、ファッションも大笑いだし、曲もすべて大笑い。如何にもの演出に笑いがとまらない。でも、当時はこんなことも考えられていたんだろうなぁ~と思うとなおの事、笑いが止まらない。

ニューロックに走った連中がGSにこだわる奴らを見下していたが、本当にそうだったのかなぁ~と感慨深い場面もあるが・・・

まぁ、でも、これは見てもらうしかないな。

で、一番やられたのはエンディングだな。ここでは言えないけど、そう落とすかぁ~って言う感じ。

さんちゃん評価:4点(こんなコメディ、いいなぁ~)

47 剣岳 (2009.06.27 福島フォーラム フォーラム5)

2009-06-28 21:56:04 | 映画日記2009
日本で最後に地図上に記された「剣岳」の測量を描いた一本。
単に測量する目と、日本で最初に剣岳登頂を目指す目と二つが絡み合うが、それが最後には「いい話」につながる。

明治時代の話なので剣岳の測量と最初の登頂が軍の命令となって課せられてしまうが、その場面は納得もできないような命令もあり、致し方なく対応していたんだなぁ~と言う思いに駆られてしまう。

単に登るだけではなく、三角点というものも作らないといけないという任務がいかに大変かも良くわかるし、同時に初登頂を目指した山岳隊との関係が微妙にほほえましく思えてくる。

そして、この映画のメッセージは
「ヒトは何をしたかが問題ではなく、なぜするのかが重要である」
ということだ。確かに大切なメッセージに心が痛くなる。
大満足な作品に思えた。

さんちゃん評価:5点(メッセージに感銘した)

46 愛を読むひと (2009.06.27 福島フォーラム フォーラム4)

2009-06-28 21:28:20 | 映画日記2009
予告編では前半のウザいラブストーリーばかりが目立ってしまい、本来この映画が伝わる部分が伝わりにくく、私自身も引き気味で時間調整ではまったこの映画を見ることにした。が・・・、やっぱり前半はグダグダなラブストーリ、かなりキッツイ。

しかし、徐々に映画はあらぬ方向に・・・が、ちょっと深い話に突入するが、そこからがこの映画の重要なポイントが見えてくる。まあ、前半のラブストーリーの意味が出てくるのはわかるが、そこまで待つのがつらい。もっと軽く意味のある表現はできないものだろうか・・・。

トータルで考えると、良くできた部分が後半でスパークする分、見終わったところではかなり満足できるものとなっている。

真実はかなり難しい問題をはらんでいる。だからと言って結末を急ぐ必要もない。だから、どうすべきかと考えると、なるべくしてなることを人生だと思わざるを得ないか・・・。最後のこの女性の選択は正しいと思えないが、同じ境遇だったら自分もそうなのか?疑問が残ったまま、この映画は自分の心の中に残っていくものだろうか・・・。

考えさせられるなぁ。

さんちゃん評価:4点(前半がもっといい感じならなぁ~)

45 トランスフォーマー リベンジ (2009.06.27 福島フォーラム フォーラム6)

2009-06-28 21:08:27 | 映画日記2009
期待大のロボット映画の第二弾。期待は期待に終わらず、大満足して次回への期待感も膨らんでしまった。

まぁ、タイトルからするに、前作を背負っての展開になるのはミエミエではあるが、そんなことはあまり関係ない。問題はどうい展開でどんなアクションでどう落としてくれるかが重要なので、その点からすると思いっきりに楽しめる。

ただ単なるアクション映画でないことは前作からもわかるが、今回も涙できるシーンがいくつか用意されており、思いきり心に響く。人類と気持ちを通わせる金属の生命体がなんかすごい。感動モノだ。

しかし、映画館では微妙な緊張感があり、笑えるシーンでも周りはなかなか笑わない。映画館で一人笑っていたような気がする。こりゃ、DVDでオウチで楽しまなきゃいけないな・・・。

さんちゃん評価:5点(期待通りで大満足)

44 スタートレック (2009.06.13 福島フォーラム フォーラム6)

2009-06-14 15:16:29 | 映画日記2009
JJエイブラムスが描いたスタートレック。しかし、誰が描こうともスタートレックはスタートレックにしなければいけないと言う暗黙のルールがあるようで、今回のこのスタートレックもスタートレック以外なにものでもないという感じがした。
しかし、さすが、JJエイブラムス、思いっきり謎の生物を登場させて気持ち悪いが彼の存在価値を大きくアピールしていた。

まあ、いつものとおり、謎の異星人と戦うと言うだけの映画でのりものがエンタープライズだと言うだけで舞台は揃う。その中で若かりしカークとスポックのやり取りが展開し、敵対心から友好深める間柄になり、それが宇宙戦争をうまくコントロールする姿につながっていくという、単なるSFものではないと言うところが、うまく描かれている。

すばらしい画像に様々な技術が融合した映像に満喫しながらストーリーは進んでいく。この上無い贅沢な映画の世界が広がっているかのようだ。

続編は?と期待したくなるが、どうなんだろうか?

久しぶりの名作のリメイクだけあって、満足した。
もっともっと見たかったというのが、感想だ。

さんちゃん評価:4点(宇宙って凄いなぁ~って思える)

43 ターミネーター4 (2009.06.13 福島フォーラム フォーラム3)

2009-06-14 14:55:17 | 映画日記2009
シュワちゃんが活躍するシリーズの4作目だが、既に州知事となってしまったシュワちゃんなので、映画としては新たな展開を余儀なくされるが、そろそろジョンコナーもいい感じの年を描くので、逆にシュワちゃんほどのキャラがターミネーターに必要が無くなってきているかも知れないと思いながら映画は進んでいく。

ヤッパリ読みは間違っていない。そもそもこの映画はジョンコナーを中心に描かれているので、今回の表現の仕方は正しいのかもしれない。しかし、ジョンコナーはそれまでシュワちゃんの様なターミネーターと共に戦ってきたんだから、そんなに用心しなくてもいいんじゃないかと思うほど、今回のターミネーターに敵対心を持つ。

キャストが良かったんじゃないかと思う。クリスチャン・ベイルとサム・ワーシントン。二人の微妙な立ち位置がこの映画の面白さを助長しているというか・・・。

ま、簡単に言えば、前作のグダグダ感をすべて排除して、新しいターミネーターと言う映画を作った感じで、新たな作品と言う感覚で見ると良いかもしれない。なんとなく前作までのストーリーを軽く振り返る程度で。本編自体もあまり前作までの話を振り返らないので、関係ないって思っているだろう。

さんちゃん評価:4点(意外に楽しめた)

42 ハゲタカ (2009.06.06 福島フォーラム フォーラム4)

2009-06-07 11:24:12 | 映画日記2009
企業買収の盛んだったあの当時を描いた注目の作品。
正直なところ、ドップリと2時間、微動だにしないほどはまった。

中国国家をバックボーンにしたファンド会社と、買収の標的となった会社と結託するホワイトナイツとの壮絶な戦いを描いた作品。いかにシナリオを作るか、作ったシナリオから逸脱した場面でのフォローをどうするかなど、リアルな感じで描かれていた。結局、先の先までシナリオが描けるかどうかがキーポイントとなると映画は語っている。まさに、生きるか死ぬかの戦いなのかもしれない。

自分自身が普通のサラリーマンで企業の舞台裏ではこんなことが実は起こっているということを感じるべきメッセージが伝わってきた。ただ、重要なのは、何が正しくて、何が現実で、何が自分の思いなのか、それをちゃんと持つべきだということを感じた。この映画も、想いがブレた人間こそが失敗を生むということが描かれている。

大森南朋がカッコいい。鷲津ファンド(ホワイトナイツ)の代表を務める、頭の切れる役どころで、かなりカッコいい。男が惚れる男を演じている。
が、それよりも、役員を演じていた柴田恭平が、日本企業に勤めたサラリーマンの正しい姿を演じていることが、一番響いた。なぜ、会社で働くのか、それはどんな意味を持つのか、そういう部分を語る熱い役員を演じていて、サラリーマンの同情を買いそうだ。

全編、目が離せないような内容に、2時間は疲れるが、見終わったところで、かなりの充実感を感じられるので、なかなかいい作品なんだなと思える。

満足満足。

さんちゃん評価:5点(サラリーマンだからこそ、見ておきたい作品だな)

41 ザ・スピリット (2009.06.06 福島フォーラム フォーラム6)

2009-06-07 11:05:28 | 映画日記2009
死んだはずの刑事が、半不死身の刑事として活躍する、意味不明な映画。こんな映画が楽しいのかなぁ~。個人的には全然楽しめなかった。と、言うのも、この映画はアクション映画?コメディ映画?なんかハザマにいる以上に、結局、コメディも日本人には何にも伝わらないという、言葉と文化の違いがありそうだ。

ヒーローなのか、どうなのか、それも分からない。
真っ赤なネクタイだけが目立って・・・。

監督はフランク・ミラーで、「300」や「シン・シティ」を作った監督で、今回の作品も同じような画像処理で作られていた。まあ、作るほうは楽しいのかもしれないが、見る側はなんかイマイチに感じる。「300」くらいストーリーがカッチリしていればいいのだが、今回の作品のグダグダさが映像の悪さを助長しているようだった。

久々に「見て失敗したな」と思う作品だった。
唯一、認めるとするならば・・・いつもと違ったスカーレットヨハンセンが見れた位かな?

さんちゃん評価:1点(つらい一作になった。ラズベリー候補か・・・)