さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

08 マザーウォーター (2011.3.19 目黒シネマ)

2011-03-20 11:12:52 | 映画日記2011
小林聡美、小泉今日子、もたいまさこ・・・あのいつもの空間が広がった癒しの世界。
「あしたへは、ダイジなことだけもってゆく。」
そのキャッチコピーが全てを物語ってるし、1歳半のポプラがその大切な役割をはやしているなぁ~と言う感じ。

ストーリーは単なる日常を描いている中に様々なメッセージを通してキャッチコピーにつながってるような感じがする。

ただ・・・う~ん、小泉今日子がミスキャストな気がした。小林聡美+もたいまさこのいつものあの色にマッチしていない。波長が違うんだな。井川遥だったらよかったのになぁ~と勝手に思ってしまった。

しかし、うまく出来ているもので、違和感ある小泉をうまくつないでいるのが市川実日子だったな。彼女の存在が目立つ訳でもなく、しかし、うまくつないでいると言うことが心地よかった。

ま、抑揚がないので賛否はわかれるが、個人的には好きだ。

さんちゃん評価:4点(小泉がなぁ~・・・)

07 オカンの嫁入り (2011.3.19 目黒シネマ)

2011-03-20 10:54:47 | 映画日記2011
大竹しのぶ、宮崎あおい、桐谷健太というなかなか面白い三人のやりとりで成り立つ映画だが、予想通り宮崎あおいの魅力が満天の作品になっている。

結構意外な展開だったな。
ま、若い男を連れてきていきなり「お母さん、結構するから!」と言うのは予告編で伝わってきた内容だけど、実は、母親も娘も訳アリの深い話なんだな。
そういう意味ではなかなか良く出来た映画だと感じた。

十分に涙を流させていただきました。
いつまでも仲良い親子でいてねと思えるエンディングに再度涙・・・。

ただ・・・ちょっと、大竹しのぶの姿はイタイかなぁ~。

さんちゃん評価:4点(宮崎あおいファンは大満足だろう)

06 ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島 (2011.02.26 福島フォーラム フォーラム1)

2011-03-01 00:27:13 | 映画日記2011
シリーズ三作目だが二作目のラストを忘れてしまい、長男・長女が登場しない不思議感を抱えながら2時間が流れて行ってしまった。まぁ、長男・長女がいなくともこのナルニア国物語は進んでいくので、困りはしないのだが、何か物足りなさを感じながらになってしまう。

しかし、新登場する彼がいいキャラで、なんとも言えないな。

話は特別な話ではなく、ナルニアの平和を阻害する要因を解決に行くと言うストーリーには代わりがないがその新登場する彼に起こること、そしてその結果、彼が大きく成長することになんとも言えない涙があふれてくる。

ナルニア国物語ってなかなか良くできてるなぁ~と言う感じで映画の最後を迎えることができて大いに満足した。

正直なところ、数ヵ月後に出るかわからないけど「トリロジーセット(三作セット)」のDVDでも手に入れてじっくり見直したくなった。

さんちゃん:4点(ま、感動の名作ではないが、十分楽しめた)

05 ソーシャル・ネットワーク (2011.02.26 福島フォーラム フォーラム6)

2011-03-01 00:15:16 | 映画日記2011
話題の作品を見てきた。
正直な感想は「物足りなかった」と言う感じ。
とは言え2時間ある映画なので、内容は充実している。
要するに、3時間くらいにしてもう少し深く重く描いてよかったんじゃないかと言うところだが、パソコンなど興味もなく触ることもない人からすれば、ちょうどいいのかも知れないな。

この映画にコピーに「天才 裏切者 危ない奴 億万長者」とあるが、天才であり億万長者であることは理解できるが「裏切者」「危ない奴」に関しては強く思うことはなかった。

ご存知「facebook」の開発過程の話なのだが、若くして会社の設立に同時に開発作業、そして「facebook」の拡大など、様々な面を演じつつ前進しなければならない若者には、それぞれのタイミングでの判断が時には「裏切り」や「考えていることがわからない」など思われることもあるが、それをもって「裏切者」「危ない奴」と言い切れるのか・・・?
ま、現実は裁判になり、「裏切り」に関してはそれなりの制裁がくだされるのだが、非常にデリケートな世界だなという感覚だった。

そういう意味で、もっと深い裏の世界があるのではないかと感じたのだが、そのあたりが物足りなさを覚えたところかもしれない。

ただ、いろんな事を考えさせてくれるので映画としてはいい映画だと思う。

さんちゃん評価:4点(あと1時間、長くして欲しかった)