さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

07 2005.02.19 きみに読む物語 (チネチッタ チネ10)

2005-02-20 02:00:00 | 映画日記2005
うまくできた作品だ。老人性痴呆症に侵された愛する妻に自分たちの若かりしころの愛の物語を語り、記憶を戻そうとする感動的な作品。第二次世界大戦のころの田舎者と資産家の娘との不釣り合いなラブストーリーが展開されるが、なかなか胸がキュンとする。そんなラブストーリーがその時代背景の中でいい感じで出来上がってる。痴呆と言う重いテーマがこんなに明るく描かれているこの映画もなかなか魅力的だ。ただ、手品のタネを最初にばらされて見せられてるような感覚ではあった。ま、それもそれでいいのかもしれないけどね。

さんちゃん評価:4点(ネタがバレバレでも感じよければいいのだ)

06 2005.02.19 砂と霧の家 (飯田橋ギンレイホール)

2005-02-20 01:00:00 | 映画日記2005
ジェニファー・コネリー主演の感動作。政府の手違いで立ち退きを強いられ、競売にかけられた家の買主とのやり取りを描いた作品だ。かなり、ジェニファーの魅力で引っ張られていく感じはあるが、ベラーニ大佐を演じるベン・キングスレーの不思議さがかなり対等な存在感でいいかもしれない。映画はそれぞれの人間の気持ちが動いていく姿に引き込まれていく。そしてラストは・・・そんな・・・魅力的な映画だ。映画好きなら見ておくことをオススメ。

さんちゃん評価:4点(文句なし・・・ただ、涙は流せない・・・)

05 2005.02.19 やさしい嘘 (飯田橋ギンレイホール)

2005-02-20 00:00:00 | 映画日記2005
息子を事故で亡くした母親を悲しませないために、手紙を書き、嘘をつき通す家族の愛の物語。そんな中にも世代ごとに思いの違いなんかがうまく表現されていたかな。結局は三人で息子の下へ出かけるのだが、母親は息子が死んでしまったことを知ると、気丈に振舞って見せる姿にかなり涙を誘う。しかし、ラストがちょっと「?」だったな。どうして???って感じだ。そして、フランス映画なのでフランス語がかなり眠気を誘ってしまう。そんな葛藤の中でも十分楽しんで見れる。単館B級系としてはいいぞ。

さんちゃん評価:3点(眠くならなければよかったのだが・・・)