28 2005.08.27 容疑者・室井慎次 （チネチッタ チネ８）

『踊る～』からの第二段の登場である。が、本編のような「遊び」のある内容とは違い、緊迫感とヒューマニズムの同居と言うなんとも見ごたえのある作品になった。まあ、さすがにスリーアミーゴスの登場シーンは笑いを誘っていた。で、その中ではワクさんと青島の話題が。かなりグッとくる。
話は、室井が容疑者となるが、それ以上に、室井の過去がかなり鮮明に描かれ、涙なくては語れない話が登場する。
しかし、その割には事件の解決はやけにあっさりしている。まあ、ニューマンな話と事件解決には２時間では足りないのだろう。
とは言え、見てる側は２時間十分に楽しめる。ユースケ主演の前作もそうだが、本編以上に楽しめると言う感じが強い。満足だ。

さんちゃん評価：４点（チョット甘いか・・・）

27 2005.08.20 ヒトラー （チネチッタ チネ７）

ご存知、ドイツ・ナチスの独裁者、ヒトラーの自殺をする数日前からの葛藤を描いた映画。意外にヒューマンな感じな内容に好感が持てた。とは言え、戦争映画だ。むごいシーンも少なからずあったが、悲惨さを出すには仕方ないだろう。
ヒトラーがかなりイメージに近いルックスでよかった。ただ、ルックスばかり意識して、ヒトラー自身が本当にこんな人なのか？と言う不安を抱いてしまった。
２時間４０分、長い映画だが、あっと言う間に終わってしまう。それだけ心に響く映画になっていたようだ。見応えあるぞ。

さんちゃん評価：４点（なかなかいい映画だ！）

番外 2005.08.10 ルディ (DVD)

個人的にアメリカンフットボウルが好きなため、アメフトを題材とした映画にはかなり思い入れが強いかも・・・
このルディは体格も能力も恵まれていない男が、子供のころから夢見ていた一流のカレッジのアメフト選手になるまでの実話を基にした映画だが、さすがに感涙なしには語れない・・・。カレッジ卒業後に活躍したわけでもない彼を題材にしているところがかなり面白い。当然、ハイズマンを受けるような活躍をしたわけでもない。ただ、日々努力をしてただ一度の公式戦に仲間の友情とともに出場できただけだ。ただ、ただ、それだけの話が重い。感動させてくれる。こういう映画はなんとも心にしみる

さんちゃん評価：４点