さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

60 20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗 (2009.08.29 福島フォーラム フォーラム5)

2009-08-30 19:31:01 | 映画日記2009
シリーズ三作目であり、最終作。
これまでの二作は、さんちゃん的には十分期待にこたえるものであった。
で、そんな二作に続く完結編を期待しない訳がない。

当然、見る前は「ともだち」は誰なのか、その戦いの結末はどうなるのか・・・。
そもそもなぜ「ともだち」はそうなったのか・・・。と言うところを期待しちゃうわけだ。

どの疑問にもちゃんと答えてくれているが、そう落とすかぁ~と言う感覚が強い。まあ、ちゃんと納得はさせてくれるので、いいのだが、もう少しストーリーの中に前フリはほしかったかなぁ~。かなりの唐突感があるような気がする。とは言え、その後の説明に関しては十分に納得。

まぁ~でも、この三部作、トヨエツが思いっきりカッコ良かったな。かれが一番得をしたんじゃないかと思うくらいの活躍だったと思う。

で、最後、謎解きシーンではあの有名な彼が登場。
フーン、そんな話があったんだ。そっかぁ~と、「20th Century Boty」を聞きながらいい感じに浸れるかな。

さんちゃん評価:4点(もっと前フリがほしい)

59 G.I.ジョー (2009.08.15 福島フォーラム フォーラム1)

2009-08-16 15:40:44 | 映画日記2009
人気フィギュアから派生したドラマを映画化したもの。
映画のコピーに「この戦い、かなり刺激的」とあるが、作品を見るとわかるが本当に刺激的だ。あまりに刺激的で嬉しいのか笑いもちゃんととってくれてる。

G.I.ジョーとコブラなる組織の戦いだが、普段のキャラクターはキャストの問題もあるが、代わり映えしないものだが、G.I.ジョーは専用のモビルスーツを着ることで思いっきり「らしい」姿にもなるし、技もすごい。一気に、映画も迫力あるものになっていく。

しかし、加えて、この映画を面白くさせているのが、因縁の関係がいくつかあるということだろう。無駄な説明かなぁ~と思う部分もないこともないが、でも、その部分が映画に厚みを設けているのは確かで、その因縁は映画を見て確認をしてほしい。

さて、問題の何でも食べつくしてしまう「ナノマイト」だが、キアヌリーブスの映画にも同じようなモノが登場してたぞ。パクリじゃないか?

とは言え、暑い暑い夏休みに見るには持って来いな内容・映像になっている。トランスフォーマーなど好きな方には十分に納得できる内容になっている。

しかしなぁ~、大統領、怪しいよなぁ~。

さんちゃん評価:4点(アクションが刺激的)

58 ボルト (2009.08.15 福島フォーラム フォーラム4)

2009-08-16 15:01:22 | 映画日記2009
HACHI、ナイトミュージアムに引き続き、映画館都合で日本語吹き替え版のみの上映。まあ、こちらは子供対象になるので致し方ないところか。

話は、映画に出演している犬が俗世間から隔離されているが為に、映画の世界が現実であり、大きな勘違いを起こしている犬のおもしろおかしい、連れ去られたと思い込んでる飼い主ベニーを救出する旅に出る映画。

映画の中でのボルトはスーパーパワーを持ち合わせているのだが、実はそんなものは映画の作りモノであり、徐々にその現実を知る事になり、意気消沈しながらも仲間に励まされ、助けに行くが・・・。

まあ、夏休みの数多くの映画の中で子供とともに見るにも、大人が見るにしても、なかなか良く出来ていると思った。
一応、吹き替え版の評価をしておくと、ハムスターのライノをやっている天野くんだ。かなりの活躍に思えた。

と、いうことで、話のラストはグッとくるように出来ているので、一応、手ごたえのある作品になっている。今日の1本目に比べたら雲泥の差だが、だからと言ってオススメ出来るほど手ごたえのある映画ではないな。

さんちゃん評価:3点(あまり深くないので、何も残らないかな)

57 そんな彼なら捨てちゃえば? (2009.08.15 福島フォーラム フォーラム4)

2009-08-16 14:27:31 | 映画日記2009
恋愛に悩み、男の言動に悩む女性の姿を描いた作品だが・・・ハッキリ言って役者に金をかけて過ぎで、大事な作品自身がおざなりになっている。と、言うか、一流の役者が数多く出ているせいで、そのためのカット割が必要で、見ている側はめまぐるしく場面がチェンジする事に違和感を感じて疲れてしまうという情けない状況が展開される。

ベン・アフレック、ジェニファー・アニストン、ドリュー・バリモア、ジェニファー・コネリー、ケビン・コノリー、スカーレット・ヨハンソン・・・いやいや、こんなに使っちゃいかんぜよ。でも、今回のスカーレット・ヨハンソンは水着着ずにプールに入るが・・・。いまいちだった。ドリュー・バリモアは、彼女である必要がなかったし、この面々の中ではあまり生きないな。(製作総指揮と言う立場らしいが、わざと死に役なのかなぁ~)で、この中で得をしてたのはジニファー・グットウィンかなぁ~。役はいい役ではないけど、それも印象的に感じられるところで、Misonoに似たルックスも印象的だ。

結局、話も筋書き通りと言うか、何のギミックもなくなんとなく思ったとおりに終わってしまうところを見ると、映画としては疑問の残る作品になっちゃったなって言う感じだし、所詮、仲良しの俳優仲間がやりたい事しました的にしか感じられない。

さんちゃん評価:1点(まあ、女優人よりどりみどりなカタログ映画だな)

56 山形スクリーム (2009.08.13 福島フォーラム フォーラム3)

2009-08-14 06:45:34 | 映画日記2009
竹中直人が監督のコメディホラー映画という表現が正解か?

歴史研究部という女子高生4人と担当の女性先生が訪れた山形の奥地の村で、とある祠(ほこら)を倒したことをキッカケに落ち武者が蘇り、復讐のために村人を殺す場面に出会っていまうが、一人の女子高生が落ち武者に惚れられてしまい、話は複雑怪奇な方向に行ってしまうと言う抱腹絶倒な映画。

だが、上の様に書いて見るとバレてしまうが、Vシネレベルを超えていない。わざわざ映画じゃなくともVシネでOKではないか?と思わざるを得ない。

と、言うのも、なぜか、落ち武者の殺された村民はなぜかゾンビのようになり、「ギョイ、ギョイ、ギョイ、ギョイ・・・」と怪しくうごめいている。そのゾンビと戦う女子高生もなかなか面白いが所詮、そんなレベル。

どう評価していいのかわからないが、ただひとつ言うなら、竹中ワールドはちゃんとココにはあって、竹中ワールドを堪能するには思いっきりOKだ。

ま、わざわざ映画館で見る映画かなぁ~と思った。

さんちゃん評価:3点(並?かなぁ~。まあ、不思議な映画ではあるな)

55 ナイトミュージアム2 (2009.08.13 福島フォーラム フォーラム4)

2009-08-14 06:19:50 | 映画日記2009
夜になると謎の石版の力によって色々なモノが動き出す博物館を舞台にした抱腹絶倒な映画の二作目。

まあ、前作でおおむねのキャラクター設定が出来ているので、二作目にいい感じに引き継いだ上に、中途半端な悪のキャラクターが新たに登場して、今回の作品に大きなインパクトが与えられている。それがまた、笑いを誘発させているところが何ともおいしい。

当然、二作目なので、人形などが動くことへのインパクトがないので、非常にマイナスで厳しい状態からスタートになるのだが、まず、舞台が変わったこと、それによって、色々な登場人物をつくり出すことが出来たこと、ヒトでなくとも動き出すキャラクターをつくり出したことなど、+αがしっかりしている事で成功を収める事だろう。

ただし、この作品も福島では日本語吹き替え版のみに上映になっていた。大きな失敗だと言うことを感じてほしいな。日本語吹き替え版が好きなヒトもいるが、感情が違って感じられる部分もあり、感心もできないな。

さんちゃん評価:4点(日本語吹き替えで-0.5点)

番外 ブタがいた教室 (2009.08.13 DVD)

2009-08-14 05:41:27 | 映画日記番外編
妻夫木君が教師役となって、クラスでブタを飼って最後は「食べよう」とクラス皆で世話をしつつ、「本当に食べるのか?」「ブタもクラスメート、食べられない」「下級生に引き継いでもうらおう」・・・と言う、命と食との関係に直面した子供たちの葛藤を描いた、見事な作品。

確かに、自分が育てた生き物の命を奪って食すると言うのは、良く考えると残酷な事をしているが、それは動物として生を受けてから、常に正面に受け止めなければならない問題であり、運命であることをこの映画は伝えている。

さすがに子供たちの意見も二分するくらい難しい問題であるのは当然だが、映画を見ながら自分自身も葛藤している。当然、子供と大人との考え方の違いもあるだろう。見ていえ納得の出来る意見、出来ない意見、私ならこう思うなど、いつしか参加している自分がいる。

思いっきり考えさせられるいい作品だな。

ま、私の結論は、クラスで育てたのであれば、処分もこのクラスで・・・だろうね。

さんちゃん評価:5点(満足、満足)

54 HACHI 約束の犬 (2009.08.08 福島フォーラム フォーラム2)

2009-08-09 10:53:43 | 映画日記2009
日本人なら誰でも知っている「忠犬ハチ公」の忠犬ぶりを思いっきり描いた作品。

作品の責任ではなく、配給会社や映画館側の責任だと思うが、最近、何でも吹き替え版で上映されて字幕スーパー版を上映しないと言うパターンが多くなったが、完全に失敗だと思う。リチャード・ギアの「ハチィ~」と言う声を想像するのだが、北大路の声を聞いてガッカリする・・・。

作品自身は、ご存知の通り、駅に迎えにいくハチの姿がうまく描いているし、主人と犬との係わり合いがなんともいい感じに描かれている。
そして、主人のいなくなったハチは帰ることのない駅に迎えに出るが、見る側の涙しか出てこない。

映画最後には、実際のハチのことが紹介され、渋谷の銅像まで出てくることは、ハリウッドではハチが話題になってくれるといいな。

あまりに悲しくて後半の涙はぜんぜん止まらない。こんな映画をたまに見て心表れる気分になるのは重要かな。

DVDでまた見る事にしよう。今度こそは字幕スーパー版で。
リチャード・ギアの「ハチィ~」のセリフを堪能することにしよう。

※急遽、行きつけの映画館でも、8/29から字幕スーパー版上映決定!

53 おと な り (2009.08.06 福島フォーラム フォーラム5)

2009-08-09 10:29:28 | 映画日記2009
薄い壁をはさんだアパートの隣の住人の発する音をふと思うと恋しくなっている、微妙な心の動きを描いたヒューマンな映画だが・・・ちょっと臭いが、なんとも言えない方向に・・・。後半ドキドキしつつ映画は最後を迎える。

岡田君は以前からいい感じの役者にあるのかなぁ~と思っていたので、今回も同じように感じることが出来て良かったが、問題は麻生久美子だ。パッと見た目は冷たい感じもするが、実は奥行きがあるんだなぁ~とこの映画を見て思った。少し、これまでのイメージと違ったかな。それが良かったかもしれない。

そして、前述の通り後半が肝ではあるが、ちょっと反則かなぁ~と思いつつどっぷりはまれるから映画としては十分なのかもしれない。こういうハラハラドキドキはウェルカムかな。

ま、結局、よかったぁ~と思えるので気持ちもハッピーでいられるのでいいかな。エンドロールは、音声だけ聞こえるが、それが何ともいい感じだった。

さんちゃん評価:4点(まあ、臭いが満足した)