さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

15 ランボー 最後の戦場 (2008.05.23 福島フォーラム フォーラム6)

2008-05-25 15:30:25 | 映画日記2008
スタローンが来日して次回作を明かしてしまったために、CMのテロップに出る「さらばランボー」の文字がなんとも悲しい、久しぶりの戦闘暴力アクション映画。

ランボーのランボーたる所以の最低限は守っているが、あまり人間関係をクローズアップする場面が少ない。1時間半の映画ならば、もう少し人間関係をどうにかして厚みを増した方がよかったが、既にこの作品に「映画」を求めているわけではないかも知れない。ランバーはランボー、戦闘シーンがあれば見る側は満足しているのかもしれない。そういう意味では合格点だろう。ただ、それだけだが。

ま、次回作もそう大差ないままで作られるこの作品。それはそれでいいのかもしれないな。

さんちゃん評価:3点(まあ、王道まっしぐらな作品だな)

14 ナルニア国物語カスピアン王子の角笛 (2008.05.23 福島フォーラム フォーラム5)

2008-05-25 15:17:57 | 映画日記2008
久々の映画館での映画は、ファンタジーアドベンチャーの第二弾。
一作目と比べると一段と面白くなっていた。
ファンタジーの面白さはその世界にドップリ浸れることなんだと思う。前作では現代に戻ることが出来た(まあ、最初の作品だから、何度か行ったりきたりして兄弟をその気にさせる必要があったのだろう)りしていたので、どうも浸ることが出来なかったが、今作は最初にナルニア国に行ったまま2時間半アドベンチャーの連続で見る側が安心してそのファンタジーの世界にドップリはまることが出来た。

まあ、アスランはまるで水戸黄門のような、土壇場に出てきて正義の味方面しているって言う部分は仕方ないこととしても、それに増して余りある展開がこの映画の重要なポイントになっている。詰め込みすぎなきらいもあるが、見る側にとっては楽しく見ていられるし、2時間半の時間もあっと言う間だ。

ファンタジーアドベンチャーが好きならもってこいの作品だ。

さんちゃん評価:4点(なかなかグッときた)

番外 永遠の片想い 2008.05.02 (DVD)

2008-05-02 14:14:12 | 映画日記番外編
久しぶりに見たこの映画。いまだに涙あふれる。これを機会に少し語ってみよう。

チャ・テヒョン、ソン・イェジン、イ・ウンジュと言う三人が織り成す青春ドラマ。スインに一目ぼれしたジファンが最初はフラれるが、スインとギョンヒと友達になることで楽しい学生の1ページを過ごすことになる・・・が、もともと病弱な女の子二人にはいろいろと秘密があった。そして・・・スインが天国に召され、ついにギョンヒまでが天国へ・・・
ラスト、ジファンが二人の手紙を読むことになる。涙止まらずに手紙を読むジファンに胸が痛くなる。

トップスター三人が共演した割には日本ではほとんど話題にならなかった(この後のチャ・テヒョンとソン・イェジンの『君に捧げる初恋』も話題にならなかった)のは不自然でならない。興行側の問題だったのだろうか。とは言え、やはり今は亡きイ・ウンジュのカワイイ姿が見れることが嬉しい。もう、3年になるだろうか、ウンジュが自殺して...。

さて、作品の話に戻るが、前半、楽しい姿が映像満載に流れてくる。出会い、友情深まり、旅に出る。そして恋愛感情が芽生える・・・なんかドキドキする話が展開するが、そのあたりから、病が重病に変わり始める。そして映画後半は病気と三角関係とそれぞれの想いとが交錯してなんともいえない感覚になるが、最後の手紙を読むシーンでうまく締められた感じがする。

爆発力はないが、しみじみ感じる名作になっていると思う。
個人的に大好きな映画だ。

さんちゃん評価:5点(最高だな)