「ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」が公開され50年を超えた時間が流れて、画質が向上してBlu-rayでリリーされた。
思わず「すごい!」と言う言葉しか出なかった位、見事な映像だ。当時、フィルムで見た人もここまで綺麗な映像を目にすることはなかったのではないかと思うくらいだ。
映像が綺麗と言うことは、彼らが見る側の為にそこで躍動していると言う事を感じられる所につながっているようだ。監督の思惑なのかメンバー自身の輝き方なのか、良く分からないが、いい結果となって現れている。"Can't Buy Me Love"が突然かかり、テレビ局脇のグラウンドで駆けまわる姿を見ると自分もその場で駆けまわっている気分になってくる。
映像がスゴイと思えば、合わせてサウンドもハッと思わせる迫力ぶりで、目の前で彼らが見てる人の為に演奏しているような気分になって、ふと涙してしまうくらいだ。同時に4人のウチ、2人ももう亡くなってしまっていることが心に響いてさらに涙してしまう程だ。
4人の若者が集まって出来たBEATLESの凄さがこの映像には詰まっている事を再確認させてくれる作品となっている。旧版の映像はもう見れないな。それくらい衝撃的だ。
さんちゃん評価:5点(文句の付けようがない程の映像だ)