さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

15 Beatles - A Hard Day's Night (2014.09.13 Blu-ray)

2014-09-13 11:59:02 | 映画日記2014

「ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」が公開され50年を超えた時間が流れて、画質が向上してBlu-rayでリリーされた。
思わず「すごい!」と言う言葉しか出なかった位、見事な映像だ。当時、フィルムで見た人もここまで綺麗な映像を目にすることはなかったのではないかと思うくらいだ。

映像が綺麗と言うことは、彼らが見る側の為にそこで躍動していると言う事を感じられる所につながっているようだ。監督の思惑なのかメンバー自身の輝き方なのか、良く分からないが、いい結果となって現れている。"Can't Buy Me Love"が突然かかり、テレビ局脇のグラウンドで駆けまわる姿を見ると自分もその場で駆けまわっている気分になってくる。

映像がスゴイと思えば、合わせてサウンドもハッと思わせる迫力ぶりで、目の前で彼らが見てる人の為に演奏しているような気分になって、ふと涙してしまうくらいだ。同時に4人のウチ、2人ももう亡くなってしまっていることが心に響いてさらに涙してしまう程だ。

4人の若者が集まって出来たBEATLESの凄さがこの映像には詰まっている事を再確認させてくれる作品となっている。旧版の映像はもう見れないな。それくらい衝撃的だ。

 

さんちゃん評価:5点(文句の付けようがない程の映像だ)


14 永遠の0 (2014.09.06 DVD)

2014-09-06 21:40:01 | 映画日記2014

岡田君主演の感動的ゼロ戦映画。
とは言え、期待が大きかった分、もっと涙したかったなと言う思いの残る作品。

自分の本当の祖父は今の祖父とは違う人で、その話を調べて行くと様々なエピソードが見えてくると言うもの。
幾つかの短編エピソードを重ねて行くと祖父本人の人を知ることになっていく。
最初の噂では良くない話しか聞こえてこなかったが、祖父の近い所にいた人からは、感動的なエピソードを知る事になっていく。

岡田君が若いころの本当の祖父を演じている。
彼の演技が絶品でこの映画の屋台骨を支えているのは事実で、感想をと聞かれると彼の事ばかりが思いつく程だ。

ただ、やはり、「涙」が足りない。エピソードを語る関係者が癖のある感じが一番涙を誘っていたが、本来ならエピソードが積み上がっていく祖父の姿がもっと涙を誘う仕掛けがあってっもよかったと思う。
「いかにも」と言う事にはなってしまうかもしれないが、それがもっとあってよかったな。

2時間半の長丁場だが、コンパクトにエピソードがまとめられているので、時間は感じられない。
とりあえず、見ておいて損はない一本だと思う。

さんちゃん評価:4.5点(あとは涙だなぁ~)