さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

03 ALWAYS三丁目の夕日'64 (2012.01.21 109シネマズ川崎 シアター2)

2012-01-22 21:13:11 | 映画日記2012
シリーズ三作目。
いまさら何のギミックも必要のないシリーズもの作品。

今回は、東京オリンピックにろくちゃんが鈴木オートに入社して6年。結婚と言う展開になる。そして、茶川家に赤ちゃんも誕生など色々と盛りだくさんな作品になっている。

今回の涙は当然、ろくちゃんの結婚エピソードになる。
いつも通り、鈴木の社長は勘違い、そしてスローモーションのパンチ、ガラスが割れて道端へ飛び出し、お決まりの鼻血。と言う展開。定番でもやっぱり笑ってしまうし、いつも通りのオチがついて涙涙涙と言う展開になる。

これからもシリーズはもう少し続いて欲しい。せめて昭和40年代前半まで。
「古き良き」と言う言葉がマッチする年代まで。

さんちゃん評価:4.5点(ぜひ、シリーズの継続を!)

02 ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬 (2012.01.21 109シネマズ川崎 シアター8)

2012-01-22 20:32:36 | 映画日記2012
ミスタービーンが007を演じたらと言うことで、ローワンアトキンソン主演の007のようなアクションコメディー映画。

全編画面の隅々まで、アトキンソンの得意なコメディが炸裂する。
見る側は笑いがまったく止まらないと行った状態だ。

ただ、ストーリーがそもそもなんだか良く分からないが、自分の組織の中に裏切り者が居ることを知って、それを見つける任務を果たすと言うものだ。
ま、ストーリーはこの際、なんでもいいのかもしれない。ミスタービーンがいろんなアクションしてるってことでこの映画は成り立っている。

飽きずに楽しめる映画になっていて好感持てる。

さんちゃん評価:3.5点(さすがミスタービーンだ!)

01 ロボジー (2012.01.14 109シネマズ川崎 シアタ‐6)

2012-01-15 07:53:09 | 映画日記2012
ミッキーカーチスが五十嵐信次郎と言う名前で鈴木重光と言う役をこなしている。

ボケ防止のために申し込んだアルバイト。きぐるみを付けてする仕事と聴いて、ヒーローショーのようなものと思い込んだが、実は壊れたロボットの穴埋めをするために鈴木さんにロボットのきぐるみをつけてロボット展示会に出る仕事だった。ただ、会場で起こる事故でロボットは世間の注目の的になりロボット展示会だけの約束だったはずが、さまざまな展示会やイベントにひっぱりだこになりスタッフが徐々に追い込まれていくというコメディ映画。

コメディで笑いが沢山起こるが、徐々に「これ、落とし所は何処なんだろう?」と思い始めると、またそれも楽しい。で、「あー、いいところに落としたな!」って思える感じのエンディング。うまく出来ているなって思える内容に胸をなでおろして、最後の最後は思いっきり笑える映像と、やっぱりそう来るかのオチに爆笑で終わる。

さすがに「宇宙人ポール」の良さにはかなわないが、なかなか良くできているな。

さんちゃん評価:4点(心に響く仕掛けが欲しいな)

さんちゃん'ずラズベリー賞2011

2012-01-01 15:43:30 | さんちゃん'ずアワード
毎年、アワードついでに「さんちゃん'ずラズベリー賞」も発表しています。
そう、色々見た映画の中にも「ちょっとこれは・・・」と言う映画もちゃんと存在しているわけで・・・。そんな作品を2011年の作品からご紹介。これを参考にレンタルしてください。ちなみに今年は少なめの3本!

「プリンセストヨトミ」
大阪に豊臣家を発祥とする地下組織があると言う映画。
ただ問題なのはその地下組織が何の為に何をするかよくわからないと言うお粗末さが見る者の心を全く揺さぶらない。多分、原作を読むとそのあたりが明確になるんだと予想されるが、何の保証もない。
ま、早い話が、映画として成り立っていないので、世の中の方々にオススメさえもできないと言うこと。なんでこんな作品が映画になって公開されるんだろう。監督も疑いたいがそれ以上に制作側を疑いたい。困った作品だ。

「英国王のスピーチ」
きっと、ツウの方々には「すばらしい」と言う反応がありそうだが、いくら事実を元に描いているとしても、しゃべりが下手な国王ベースに指導するドクターと国王との心の葛藤を描いているわりに、さすがに守られた立場の国王であるゆえに大きな事件が起こらないので見てる側は何も楽しくないと思ってしまう。
とりあえず、「友情物語」として割り切って評価をしていたが、今思うと何も残らないし何を伝えたいのかがわからず、見た事さえも忘れてしまっている。
何度見ても同じだろうなぁ~。

「リトルランボーズ」
映画を見た少年がランボーにあこがれて映画を作ると言う映画だが、なんかドキュメンタリーを見ているようなダメダメな映画作りであるところが思いっきり期待感を裏切ってくれる。思いっきり醒めてしまっている自分が、後半のグダグダ感を抱きながら見続ける事になってしまう。前半はもっと「えっ、コイツら意外にやるじゃん」と思える位、ウソを描いてもいいいんじゃないかと思う。前半の「おお、凄い」があれば、ギャップを生む後半ももっとすんなり受け入れられると思った。
ま、子供レベルのゴッコなので、グダグダなのは仕方ないのかもしれない。

と言うことで、今年はこの3本を「さんちゃん'ずラジー賞作品」とします。

さんちゃん'ずアワード2011

2012-01-01 14:26:58 | さんちゃん'ずアワード
恒例の「さんちゃん'ずアワード」の発表です。
ただ、年間31本は2010年以下で反省しなければならないなと思います。
武蔵小杉のシネコンの話もとん挫してしまい、もっと川崎で映画を見ると言うことを頑張って続けて行きたいと思います。
そんな中でも良かった映画/悪かった映画は存在する訳で、一年を振り返ってみようと思います。

コメディ賞 「宇宙人ポール」
アクション賞 「トランスフォーマー/ダークサイドムーン」
B級賞 「ミックマック」
邦画賞 「さや侍」
作品賞 「宇宙人ポール」
監督賞 「GANTZ/GANTZ2」
助演男優賞 「椎名桔平(ワイルド7)」
助演女優賞 「永作博美(八日目の蝉!)」
主演男優賞 「ポール(宇宙人ポール)」
主演女優賞 「小林聡美(マザーウォーター)」
総合 「トランスフォーマー/ダークサイドムーン」

「宇宙人ポール」なのか「トランスフォーマー」なのか迷いに迷って、トータル的な完成度の高い「トランスフォーマー」を総合のトップに掲げる事にしました。
基本的には両者ともに「映画の楽しさ」を感じさせてくれる映画には間違えはないが、ドキドキ感やワクワク感の強さが「トランスフォーマー」に魅力的だったし、これまでの「トランスフォーマー」の中で一番よかったように感じた。
逆に「宇宙人ポール」に関しては"笑いあり感動あり"で「映画って本当に楽しいな」と思える作品であった。僅差で総合には選ばれなかったが、作品+コメディ賞」の価値はあるかなと思った。
さて、意外なところでは「さや侍」と「GANTZ」かなと思うが、前者は松本人志の映画の中で初めて「みたいな」と思わせてくれたし、意外な展開/ラストに感動を覚えたことで邦画賞と言うことにしたい。後者については、そんなにいい映画と言うわけではないが、単に「二作目を早く見たい」と思わせてくれたし、二作目も納得した形でラストまで描いてくれたのは監督の映画に対する思いだと信じて監督賞をあげたい。
主演/助演あたりに関しては、椎名のカッコ良さ、永作の誠実さ、ポールの絶対なるキャラクター、小林の独特さをそれぞれ評価させていただきました。

ま、でも、昨年の映画の中で一番皆さんに見てもらいたいのは「宇宙人ポー
ル」かもしれないです。

今年もがんばります!!!