レイチャールズの生涯を描いた映画。ただ、ピアノとのキッカケはあるが、その後に盲目でのピアノ練習の話や、晩年の話は描かれていない。ピアノデビューのキッカケから昔の思い出(弟が死んだことや、盲目になった理由など)をはさみ、ジョージア州からの追放撤回までの映画となっている。さすがに、レイもかなりワルだったらしいが、その部分をうまく描きつつ、ヘロインとの関係や、黒人の隔離政策との関係をうまく描いている。そして、ジョージア州からの追放撤回と謝罪の場面をでは自然と涙があふれてくる。レイの人生をうまく描いたという感じだ。だからこそ、彼が成功をつかんだことがどれだけ意味があり大きなことなのかと、この映画は伝えてくれる。ただ、彼の歌がかなり気持ちがいいのでフッと睡眠に入ってしまうことと、登場する女性があまり区別できないと言う自分の弱点が露呈してしまった。しかし、かなりいい映画だぞ。主演のジェイミーフォックス、良かったぞ!
さんちゃん評価:4点(満足のいく1本、でも女性がみんな同じに見えた分、マイナスだ)
さんちゃん評価:4点(満足のいく1本、でも女性がみんな同じに見えた分、マイナスだ)