さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

22 2006.08.26 UDON (チネチッタ チネ8)

2006-08-30 00:27:17 | 映画日記2006
さすがの『踊る一行様』って感じがした。映画を面白く楽しく作り上げると言う意味では長けているって思える。ただ、カットに無駄が多いと思った。無駄も含めて面白さは抜群なのだが、結局、映画全体が意味も無く長くなってしまって見終ると疲労感一杯になる。(無駄が無ければそう感じないかもしれないが・・・)

内容は、一地方の文化をテーマをにした内容が楽しい。見てる側がイロイロな思いになれる魅力も持っている。そんな感じで「讃岐うどん」が食べたくなれるグッドなフードムービーになっている。

とは言え、コニタンが思いっきり可愛い。ちょっとオトボケなキャラクターにドンピシャだ。パンフレットの裏表紙を見ると、そのあたりが良くわかる。

ま、でも、見て楽しい映画には違いないな。

さんちゃん評価:3点(疲労感さえなければ・・・もっとスリム化しろ!)

21 2006.08.26 僕の、世界の中心は、君だ。 (チネチッタ チネ10)

2006-08-30 00:21:59 | 映画日記2006
チャ・テヒョンは、コメディと悲劇の両方を巧く演じてくれるんだと、この映画見つつ、見直す事になった。いいぞぉ~、テヒョン。

映画自体はウマイ具合に『セカチュー』を韓流っぽく演出しているなぁ~と感じさせる作品となっている。

そんな中で、大きく感じることは、この映画のスタッフは、映画『セカチュー』を元にしているんだなぁ~と思わせる。ほとんどオンタイムの姿が無いと言うのも映画『セカチュー』を見て判るが、大沢と柴崎のシーンは殆ど必要ないと思わせていたので、今回の作品は何とも巧くスリム化してるなって思う。

ある意味、良く出来た作品になってる。なかなか韓国の文化がよく分からないので、ポケベルがどうなのか、伝言ダイヤルがどうなのか…理解できないかもしれないが、シンプルなラブストーリーとじいさまのラブストーリーに見ている側は涙してしまう。上手くできている。

共演のソン・ヘギョ、彼女の可憐さがなんとも涙をさそう。ラストも良かった。

でも、結局は比較しちゃってる自分がいるコトがイマイチ。正しい判断になってないなと思う。とは言え、スッキリした今回の作品を見て思うのは、日本版は中味が濃かったんじゃないかと言うことだ。

さんちゃんの評価:4点(良く出来た作品だと思った)

20 2006.08.19 花田少年史 (TOHOシネマズ川崎 スクリーン3)

2006-08-20 15:14:24 | 映画日記2006
いやぁ~、何も考えないで笑いに行くと、結構ヒューマンでグッとくる。で、ほぼ二時間、うま~くまとめたって感じだな。結構イロイロなコトが起こっているけど、全てがうまぁ~い具合に繋がってる。前半から比べると結構意外な展開で見てると楽しい。そして、既に死んでいる何人かが、少年に願い事をするが、そこが何とも心に響いてくる。

とは言え、やっぱりそれぞれのキャラクターが生き生きと描かれているコトがこの映画の重要なポイントかと。役者の力と監督の力との相乗効果、文句なしだ。最高のキャスティングだな。

あとは、シリアスとコメディをどう捉えて行くかでかなり感じ方が違うかもね。僕的には大満足だ。

さんちゃん評価:4点(よく考えてつくってるな)

19 2006.08.12 ユナイテッド93 (チネチッタ チネ3)

2006-08-13 21:42:45 | 映画日記2006
映画評の前に一言。
川崎チネチッタは戦略ミスを起こしてる。この映画はかなり注目されてると思うが、140人程度の箱では小さいぞ!(お陰で2時間後しか見れなかった)

さて、注目の「ユナイテッド93」だが、これは凄い!1時間51分、スクリーンに釘づけだ。ハッキリ言って映画ではなくドキュメンタリーだ。しかし、ユナイテッド93の機内ではドラマがあったんだと思った。

映画は、4機がハイジャックされる(ユナイテッド93がハイジャックされた事を確認できたのは墜落後4分たってからだったそうだ)過程や、各管制塔、管制センターなどが混乱する中、軍の防空指令センターが冷静さを失っていることもリアルに描かれている。そして、ついにはアメリカン航空11便が世界貿易センタービルに激突、17分後にユナイテッド航空175便までもが世界貿易センタービルに激突してしまう。そんな中で起こっていたユナイテッド航空93便の機内での様子を上手く描いている。様々な緊張感や混乱を描きながら、別の次元のように機内を描くこの映画は見事であった。加えて、思いっきりドキュメンタリーチックな映像のかずかず、演じる人たちの自然さが、「本当に現実の世界にいるよう」な作品になっている。

あの当時、自分自身もテレビの中でオンタイムでユナイテッド航空175便がビルに突っ込む姿を見た。そんな中で別のところで起こっていた事件・事故について、この映画は印象深く見るものにその記録を心に焼き付けてくれる。

この映画によって自分自身も「目撃者」になった気になる。

さんちゃん評価:5点(こんな作品こそ見ておくべきだ)

18 2005.08.12 日本沈没 (チネチッタ チネ6)

2006-08-13 21:08:17 | 映画日記2006
全く見る気は無かったが、某作が満席で仕方なく時間調整で見ることになった。

全く期待感がなかったせいか、まあ、そこそこいい感じに思えた。
まぁ、日本が沈んでしまうと言う内容がイマイチ面白さがない。と言うか実感がないからか・・・。旧作も見た記憶があるが、結局のところ、リアル感がないのよね。

さすがにこの映画は「日本が沈没してしまう」と言うことにどう取組みどんな人間模様があるのか・・・が重要なポイントに思える。
さすがに国会議員でも逃げ腰の奴もいるだろうし・・・。見てて、お前だお前って笑いのネタになる。そんな中でいい役どころだったのは、大地真央の危機管理担当大臣だ。大地真央の演じる姿も良かった上に、リーダーとしてのカッコ良さを伝えてくれている。石坂浩二の内閣総理大臣も好演だ。主役の二人は・・・まぁ、悪くはないなって程度。

で、この映画の弱点は、やはり災害のシーン。さすがに上手く表現できなく、困ったらアップにして何が起こってるかが判らないシーンになっている場面が数多く登場してる。甘いというか、情けないというか・・・しかし、見せ場のはずなのに・・・。

やっぱり、作品としては、イマイチかなぁ~。期待感がないからこそ楽しめたんだと思う。

さんちゃん評価:3点(まあ、並だな)

番外 2006.08.06 栄光の彼方に (DVD)

2006-08-06 14:12:44 | 映画日記番外編
1983年、若きトムクルーズ主演の青春感動モノ・・・とは、あるが・・・なんかオチがイマイチ、ぱっとしない。単なるドラマか???って感じだ。

数多くアメフト映画を見てきたが、これが今までで最悪の出来だ。
まあ、プレイヤーとしてやっているクリフは口が災いとしてフットボール部のコーチからクビを言い渡され、進学もままならないとい状態になる。で、最期は、コーチが頭を下げて、チャンチャン。 そんな簡単な問題なのかい?って感じだ。ちょっと不満だなぁ~。感動なんかしやしない。

とはいえ、この映画では、リー・トンプソン(バックトゥザフューチャーの彼女)が思いっきりカワイイ。そう言う見方をするとドキドキしてみれるぞ。Hなシーンもまたなんともいい感じだ。

さんちゃん評価:2点(リー・トンプソンの魅力のみで。)