さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

10 恋するベーカリー (2010.02.20 福島フォーラム フォーラム2)

2010-02-23 23:19:26 | 映画日記2010
メリル・ストリープ主演の元夫と不倫をしてしまうラブコメディ。
メリルはいい感じのオバサンになりつつあって、なかなかいい感じだ。

ただ、やっちゃいましたね、タイトル。
「恋するベーカリー」って、確かにパン焼き職人でお店も持っているけど・・・この映画にとって、そいれはエッセンスであって、タイトルにするような立場ではないと思うが。
それよりも、アレック・ボールドウィン演じる元夫の一喜一憂する姿がいかにも面白い。なんか映画ならでわの姿が垣間見れるところがなんとも「ラブコメ」の手法だなとクスッと笑ってしまった。

ま、でも、この映画一本で何気に「男女の愛」「家族愛」などいろんな感じが重くなく感じられるのはかなり重要なポイントではないかと思う。

個人的にはこの手の映画が大好きだが、いかんせんいつものとおり、日本語タイトルが的を得てない。もっと考えてタイトルをつけてもらいたい。「It's Complicated(それは複雑だった)」というオリジナルタイトルが示すとおり、複雑な話なんだよなぁ~。そういう事をベースにタイトルをつけてもらいたい。

さんちゃん評価:3点(映画は4点。タイトルが-1点。で、3点)

09 サヨナライツカ (2010.02.13 福島フォーラム フォーラム3)

2010-02-23 23:05:42 | 映画日記2010
中山美穂・西島秀俊の珠玉のラブストーリー・・・と言いたいところだが、最初の官能的なシーンだけが見せ場なのか、何かが足りない。どうせやるなら、もっとグダグダな展開をすべきではないかと思った。綺麗に描きたいのかもしれないが、所詮は不倫。もっと体と心が交錯するような緊迫感がないだけに、何の迫力感もないし、映画として楽しくない。
もっぱら、中山美穂が好きな人のための映像しかなく、とは言え年をとってしまった中山美穂を見続けるのもちょっと辛いなぁ~と思ってしまった。

しかし・・・監督が「消しゴム」を撮ったイ・ジェハン監督。なんからしくないなぁ~と思ったのは私だけではないはず。

この映画は綺麗と見るか、官能的と見るか、それとも、不倫の心のゆらぎを見るかは人それぞれだが、重要なのは「違和感のなさ」だと思うが、この映画には違和感がたっぷりと見た。

人によって見方が大きく変わりそうだな。

石田ゆり子がなんかこんなんでOK?って感じもしたが、いつもとおりの姿がみれて個人的には嬉しかったかな?

さんちゃん評価:2点(男として、ハザマにいる気持ちの不安定感がなんか分かるが・・・)

08 インビクタス (2010.02.13 福島フォーラム フォーラム4)

2010-02-23 22:39:51 | 映画日記2010
南アフリカの改革の雄、マンデラ首相をモーガン・フリーマンが演じると言う佳作。
実際のマンデラ首相の功績を十分に理解していた訳ではないが、この映画を見る限りにはかなり心を打つ。
彼の一挙手一投足が意味あるもので、「こんなに凄い人だったのかぁ~」と思うくらい、良くできた映画だ。

さすが、モーガン・フリーマンと言わざるを得ないだろう。
彼じゃなければ誰がその役が演じれると言うのだろうか。
そして、彼を慕うラグビー選手としてマット・デイモンがその役にあたる。
この二人の関係こそが、南アフリカの目指した「人種」を意識しない世界だったに違いない。

ラグビーチームに課せられた任務は地元開催のワールドカップラグビーで優勝をすること。それこそが、新たらしく生まれ変わった南アフリカを見せることだと、二人は誓った。

最後は・・・なんともいい感じのエンディングで納得がいった。涙も出た。
これもDVDで再度みたい映画だ。

さんちゃん評価:5点(モーガンが最高だ!)

07 おとうと (2010.02.11 福島フォーラム フォーラム6)

2010-02-17 21:19:54 | 映画日記2010
鶴瓶と吉永小百合が姉弟と言う設定のいかにも狙ったような作品。
が、狙いも技のうち。思いっきりはまり込んだ。

まあ、当然のごとく癖のある「オヤジ」っぷりが良くできていた釣瓶。それにいつまでも美人な吉永小百合がいかにも対称的だ。そして、この二人に切り込んでくる蒼井優の存在がまたなんともいえない。

弟は兄や姉にとって邪魔な存在なのかもしれない。が、切っても切れない家族の絆が大切なのかも知れないといろいろな立場の人にメッセージを伝えている。

「おとうと」それは、私にとっても一生離れられない言葉であり、大切な言葉なのかもしれない。

この映画は、そんなことを考えさせられるいい映画だと思う。
見る価値は十分にあるが、立場によって感じ方は全然違うだろう。

さんちゃん評価:5点(涙涙涙・・・よかった。しかし、残念だった)

06 ラブリーボーン (2010.02.11 福島フォーラム フォーラム5)

2010-02-15 07:51:59 | 映画日記2010
何者かに殺されてしまった少女のやり残したこととは…

ハートウォーミングに感じる予告編ではあったが、実は自分が殺された謎と殺しを実行した人間の真実を浮き彫りにしようと言うサスペンス映画。予告編からは何も伝わらない作品。

映画はしばしば予備知識が無くても楽しめる作品があるが、この映画は其を意識してはいないが、結果的にそれで良かったと思えた。

映画を見た後に調べてはいないが、実際に起こった出来事をモチーフに作られているようだが…

で、イメージや回想シーンがあるが、案外チープな画像になったりするが、この映画はその点をうまく描いていると言う感じである。

ま、なかなかいい映画ではあるが、名画とまでは程遠い。

さんちゃん評価:3.5点(女の子が可愛かったな。ほっそりした"ほしのあき"的)