さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

17 2006.07.29 ゲド戦記 (チネチッタ チネ8)

2006-07-30 08:30:54 | 映画日記2006
ここ最近、ジブリの映画には失望していたが、最近の作品に比べたらマトモな感じがして取りあえずは最後までなんとなく見る事が出来たが・・・。

正直なところは、こんなん映画じゃないなぁ~と言う感覚が強い。様々な人間が登場したり、何か起こったりするが、どの話も唐突過ぎる。もっと説明が必要だって思うんだけれども、そんなことしたら映画が長くなってします。で、なければ、どこかを端折るしかないだろうが、そうなると内容が薄くなるだろう。困ったテーマが露呈してしまっている。

ま、総じて評価するならば、まだまだ監督が若いんだろうな。

お金だしてまで見る映画かなぁ~って感じ。

さんちゃん評価:2点(最期はまとめてるが・・・それに騙されるな!)

16 2006.07.16 パイレーツオブカリビアン デッドマンズチェスト (チネチッタ チネ8)

2006-07-20 13:22:48 | 映画日記2006
ジェリー・ブラッカイマーってエンターティナーだなぁ~と言うのが第一印象。本人がエンターテイメントに活躍する訳ではないが、彼の想いがジョニー・デップと言うキャラクターを通してエンターテイメントに活躍しているような感じがしてならない。まぁ、コンポーザーとしての彼の力に寄るところなんだろうでしょうが。
いや、言いたいコトは大騒ぎしててもシッカリ言ってて、二時間四十五分飽きさせないってところは見事の一言に尽きる。どの場面もうまく繋がっていて無駄がないかなって感じ。

とは言え、やはり前作で無言のギャグを覚えたジョニーの力がこの映画には無くてはならないのも事実だ。周りの独特なキャラクター達がひしめき合っていても、かれのキャラクターだけ燦然と輝いている。ジョニー無くしてこの映画を語るべからずと言うあたりは、世界的に共通言語の様な気がする。

そしてひしめき合っているキャラクターも総じて可笑しい。よくもこんなキャラクターを考えたな!と思うくらいに見事なキャラクター達。これからどんな方向に展開していくのか、今後の作品に大きな期待が持てるのも、この作品ならでわかもしれない。

文句なく楽しい!でも、内容はあまり書けないのが悔しい。色々あるし、明かしちゃ楽しくないかなぁって。確かにキャッチコピーの通り、「さらば、ジャックスパロウ!」だし、噂によると次作も決定しているとのこと。その辺の謎をスクリーンで確認してもらいたい。納得するところだ。

ま、でも、一つ言えることは、明るくなるまで席に居なきゃ駄目だよってコトで。

さんちゃん評価:4.5点(満点にはちょっとモノ足りない)

15 2006.07.10 ウルトラ・ヴァイオレット (ユナイテッド・シネマズ新潟 スクリーン6)

2006-07-11 23:07:36 | 映画日記2006
まあ、ミラ・ジョヴォビッチを見に行くのであれば思いっきりお腹いっぱいになるかもしれない。それくらい、彼女のアクションによる魅力が満載な映画だ。しかし、しかし、そんなんじゃ魅力といえない。映画ってなんなんだ?それを投げかけてしまう様な内容になっている。

それは、予備知識がなければ、何がなんだか内容がわからないということだ。正常な人間とウィルスに犯された人間とが対立しているが、ウィルスに犯された人間が何が問題かがまず判らない。で、人間は、ウィルスに犯された人間を絶滅させようと思っているようだが、最終的に絶滅させようとしない。残りが少ないから絶滅したようなものだと言っているが、そう言う問題なんだろうか???で、なんだか判らないバックの中から人間(少年)が登場するが、その存在がどうもイマイチわからない。その少年を殺すとウィルスに犯された人間が死んでいくようだが・・・その少年をミラが守ろうとしている。うむ・・・その理由、役割、なんだろう・・・。

この映画、何がいいたいんだろう??? まだ、バイオハザードの方が明確だったな。上映時間も97分なんだから、もう少しわかりやすい説明を入れて2時間丁度位にならなかったものなのだろうか?なんか損した気分。

さんちゃん評価:1点(ミラのアクションに1点。ストーリーはわからない!)

番外 2006.07.10 マスク・オブ・ゾロ (DVD)

2006-07-11 22:49:46 | 映画日記番外編
アントニオ・バンデラスが大活躍するゾロシリーズの第一弾。

なぜか、初代(?)ゾロはアンソニーホプキンスが扮しているが、彼も引退を迫られ、後進に道を譲るという場面に現れたのが、亡き兄の復習を誓う男、それがアントニオ・バンデラス。

そもそも、見かけは二枚目なのに、どこか抜けた感じのするアントニオが魅力的。まあ、さんちゃん自身が中世のチャンバラが大好きなだけあって、見ていてワクワクしてくる。ゾロを誕生させるシーンも、新しいゾロが登場しても、どこか抜けてはいるが、やはりカッコいい。

その上、この映画を美しく飾る、キャサリン・ゼタ=ジョーンズの存在だな。彼女の存在がこの映画を倍にも3倍にも魅力的にさせている。ま、この働きが、次作(レジェンド・オブ・ゾロ)では、アントニオと同列に扱われている。ま、これは本人の存在感がなしえた勝利だろう。

と、いうことで、このチャンバラアクション、見ては損ないなと思うよ。

さんちゃん評価:4点(ワクワク、ドキドキ。こりゃええ。)

14 2006.07.08 カーズ (ワーナーマイカルシネマズ新潟)

2006-07-09 00:39:46 | 映画日記2006
カーズ、内容はマイケルJフォックスの「ドク・ハリウッド」と全く同じだ。
まあ、題材が違うことによる違いはいくつかあるが、結局は前出の映画とほぼ同じ内容に睡魔だけが襲ってくる。攻めて、ストーリーにオリジナルがないければ、見ている側に満足感は与えられない。そういう意味では失格だ。
あと、きっと、つくる側は楽しく論議をしなから作っている様な図は感じられるが、どうも、見ている人間に、その楽しささえも感じられず楽しさを何処に感じていいのかと言う感覚が否めない。なんか、ピクシーの自己満足に思えるぞ。

さんちゃん評価:1点(かなぁ~。ガッカリ)

13 2006.07.01 タイヨウのうた(川崎チネチッタ チネ9)

2006-07-09 00:29:22 | 映画日記2006
まぁ、役者も出来ない歌手を主役にしちゃアカンでって思っちゃうところは、否めないが、実は、そんな思いも最初だけでなになに彼女の歌唱力でかなり映画を補っているって感じがするどころか余りある位な感覚で、かなり感情移入できたかなぁって感じがする。
結局は最近の映画にあるような「病死」となってしまうが、その死の前に音楽を通じてメッセージを出し続けていたんだなって気がする。
映画途中、横浜のストリートで演奏をしている場面で、通りかかったのか4人の青年がバックを弾きはじめるが、楽器をやってる僕らからすれば、かなりたまらないシーンで、今後の彼女の状況を考えると涙を流さずには居られない。

最近のおきまりな感じもしないでもないが、ミュージシャンになりたくてなれなかった彼女の人生に感動した。

蛇足ですが、歌は早速、着うたフルでダウンロードさせて頂きました。なかなかいいなぁ~。満足!

さんちゃん評価:4点(よかった。文句はない。涙はそんなに流さないが、感動がある)