さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

71 あなたは私の婿になる (2009.10.17 福島フォーラム フォーラム1)

2009-10-25 13:09:43 | 映画日記2009
サンドラ・ブロック、ライアン・レイノルズのカナダ出身の女性上司の国外退去命令を回避するために部下の男性が突然、上司と結婚を強いられると言う・・・偽装結婚のつもりが・・・。

最初は、一時しのぎで展開して行くが、部下の家に挨拶に行き、それまで一人で生きてきた女上司は家族の大切さを知る。そして、様々な場面で嘘をつき通すために、いろんな事が展開するが思いっきり笑える。

しかし・・・風呂からあがって裸でバスタオルを探すサンドラブロックには思いっきり笑えたし、体当たりのコメディがはまっていた。

と、言うことで、久しぶりのハリウッドのラブコメは思いっきり心地良かった。

さんちゃん評価:4点(ラブコメはやっぱええなぁ~)

70 ノーボーイズ・ノークライ (2009.10.17 福島フォーラム フォーラム3)

2009-10-25 12:00:21 | 映画日記2009
韓国の素人の様な運び屋と組の若造との交流を描いた作品。
運び屋はハ・ジョンウという韓国人俳優、そして若造は妻夫木君。この二人の関係がかなりこの映画を面白いものにしている。

知らず知らずに白い粉を日本に密輸していることに気づき、組の若造の裏切りに加担してしまったり、殺人・誘拐にも関係してしまうと言う見事な設定に追い込まれた二人が非常に愉快。2時間、愉快な調子で結構心地よい。

一方、さんちゃんの心を揺さぶるネタとしては、新潟でロケをしているということで、「家庭料理 田舎や」「レストハウス三宝」「ホテルオークラ」「古町の町並み」「海岸線」などなど・・・「いいなぁ~、新潟」ってふと思っちゃいました。普段の映画とちょっと違った楽しみがあってよかった。

なかなか楽しめたなと言う感じ

さんちゃん評価:4点(新潟ロケじゃないくても楽しめる)

69 引き出しの中のラブレター (2009.10.10 福島フォーラム フォーラム1)

2009-10-12 09:02:35 | 映画日記2009
常盤貴子主演のラジオパーソナリティが考えた感動を伝えることのできる企画を作りとある人の悩みを感動の中で結末を迎えると言う映画。

結局、この手の映画は前半で訳の判らないネタ振りをたくさんされる。
この人とこの人は、どう繋がっているのか?疑問の中で2時間が進んでいくが、結局最後には「そうか、そうなんだ!」とオチがあるのは判ってはいるが、やはりつらい。

とは言え、メインのネタには涙なくては語れない程の内容が詰まっているのは好感持てるし、さまざまなメッセージも伝わって来るのも事実だ。映画として重要なポイントはおさえている。

常盤貴子は最近、映画づいてるが、かなりさんちゃんの中ではポイント高い。周りは、本上まなみ、八千草薫、仲代達也と言う俳優陣がおさえているのも作品自体がしっかりとしたものになっていると思う。反面、フットボールアワーのノンちゃんやオセロ中島などの芸人を使っているとこともちょっとしたアクセントとしては十分な役割を果たしている。

ただ、結局、何かが足りないと感じさせる部分がある。何が足りないかがちょっと思いつかないが・・・。

さんちゃん評価:4点(何かが足りない)

68 ヴィヨンの妻 -桜桃とタンポポ- (2009.10.10 福島フォーラム フォーラム6)

2009-10-12 04:15:05 | 映画日記2009
浅野忠信・松たか子・広末涼子・妻夫木聡と言うキャストで描く太宰治の愛の世界。

作家大谷は才能があるが、連日酒を飲み、借金を重ねると言う一方で、妻佐知は借金の返すために飲み屋「椿屋」で働きだす。が、大谷は酒に借金に浮気と言う世界にドップリ。が、自分の下には帰ってくると言う佐知がいる。

映画コピーに

「愛など信じたら、
 すべてが消えてしまうと、
 男は恐れている。
 すべてを失った後に、
 残るのが愛だと、
 女は知っている。」

と、あるが、まさにそういった夫婦の世界、女の思いがギッシリと詰まっている。
男は結局、勝手気ままなのか?でも、いつも不安でいるのが男なのか?
同性としてさまざまな思いもあるが、そんな思いになれるのも映画の世界なのか太宰治の世界なのか・・・。ま、結局ストレートであって何か物足りなさも感じてしまう。

ただ、拍車をかけるかの如く、フィルムが悪くノイズ(パチパチ音)が入りまくりで、見る側がげんなりとするほど、久々に二次的な部分でマイナス点が加算された


ま、作品は悪くはないがよくも無い。そこに、大きな減点が付いたって感じだ。

さんちゃん評価:2点(音が良くとも、まあ、そこそこって感じだ)