さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

19 2002.03.30 ブラックホーク・ダウン (チネチッタ チネ8)

2002-03-30 01:00:00 | 映画日記2002
かなりの問題作。

まず、この映画は「アメリカのやることは全て正しいんだ」と言う感覚しか感じ取れない。2時間半弱の戦争映画であり、全編がドキュメンタリーのように自分自身が戦場で戦争に参加しているかのごとく感じさせる映画である。

先日、とあるテレビ番組で井筒が怒っていたが、日本で上映するにはちょっと問題があるような気がする。そこは、作品を選び規制をかけることも必要ではないか?ちょっと見るに耐えない映画であった。

さんちゃん評価:0点 (参考)井筒監督評価:-5点

18 2002.03.30 ビューティフル・マインド (チネチッタ チネ2)

2002-03-30 00:00:00 | 映画日記2002
アカデミー賞は伊達ではなかった。なかなか内容が充実した映画に仕上がっていた。

精神病の数学者ジョン・ナッシュの実話を元にしたヒューマンなドラマである。ジョン・ナッシュを演じるラッセルクロウはなかなの名演であった。アカデミーの主演男優賞ノミネートもうなずける。

しかし、あざといかなぁ~と思わせる部分と演技よりもメイクのお陰ではないかと言う感覚はぬぐえない。そんな感じで点は低い。ま、見て損はない。

さんちゃん評価:2点 (参考)井筒監督評価:0点

17 2002.03.16 赤い橋の下のぬるい水 (世田谷中央劇場)

2002-03-16 01:00:00 | 映画日記2002
「あっはっはっは、そんなことあるかい!」こんなリアクションが映画の随所で聞けるほど。

濡れ場のシーンでもそうだが、それ以外でもこんな感じ。この映画はHでオモロイ。

実は昨年公開された映画だが、見るチャンスに恵まれず今回、名画座で無事見ることが出来た。それだけでもうれしいのに、内容を見てまたうれしくなった。オシャレな役所広司よりもこんな役所広司が魅力的だ!大満足!

さんちゃん評価:4点 (参考)井筒監督評価:4点

16 2002.03.16 大河の一滴 (世田谷中央劇場)

2002-03-16 00:00:00 | 映画日記2002
痛い。非常に痛い映画だ。

この映画は、父親と娘の親子の愛情と言うことを言いたいはずなのに途中で死に行く父親が「自分に自信を持って生きろ!」と言う一言から映画が全然違う方向に流れて行く。結局、何が言いたいんでしょうか・・・

困った映画だ。コメントは何にもない。まあ、ただ、随所に笑いが出るくらいは認めておこうか・・・

さんちゃん評価:1点

15 2002.03.13 マルホランド・ドライブ (渋谷東急3)

2002-03-13 00:00:00 | 映画日記2002
再度見た。やはり、2回見たくらいでは解るものじゃない。

しかし、ジグソーパズルが若干の虫食い状態になるまで理解できた。「そうか!そういうことか!」と思えるシーンがいくつか見えてきた。

夢と現実、記憶と現実。そのあたりが明確になれば、この映画の謎はおのずと解けてくる・・・

さんちゃん評価:やっぱり4点、天晴れ!

14 2002.03.09 エネミー・ライン (川崎チネチッタ チネ8)

2002-03-09 01:00:00 | 映画日記2002
戦争映画って重苦しい雰囲気があるが、この映画はちょっと弱々しいランボーのようだ。
でも、その弱々しさがリアルな人間の恐怖心を描いていて、現実感を味わえる感覚がある。

ま、結局はハッピーエンドになってしまうが様々なシーンの連続で疲れる反面、充実感が感じられる。そして、ジーンハックマンがまたいい。

最後は敬意もって送られるシーンがグッとくる。

さんちゃん評価:4点

13 2002.03.09 マルホランド・ドライブ (川崎チネチッタ チネ4)

2002-03-09 00:00:00 | 映画日記2002
すごい。デヴィッドリンチって凄い監督だ。

見てる側はいくら真剣にみても何のことだかさっぱり分からない。だからといって、淡々と進んでいくようなことはなく、どの場面も意味ありげに進んでいく。2時間半、頭の中に「?」でいっぱいになりながらエンディングを迎える。「ベティとダイアンの関係」「リタとカミーラの関係」「ブルーボックス」「カウボーイ」「映画監督」「謎の浮浪者」「腐乱死体」「レズ関係」「夢か現実か」・・・キーワードが沢山出てくる。2日考えてやっとなんとなく解ってきた。そしてそれがなんか面白いと感じてる自分がいる。これは、ビデオで見直さなきゃいけないな・・・

そして、映画を見て2日間考えたが、オススメ映画とは言い切れないが、この謎に沢山の人にはまってもらいたい。

さんちゃん評価:修正の4点 (参考)井筒監督評価:採点不能

12 2002.03.08 アメリカン・スウィート・ハート (渋谷シネタワー)

2002-03-08 00:00:00 | 映画日記2002
ジュリアロバーツって、普通の女性を演じてる時が一番カワイイです。美人だと思わせてる時って、なんかイマイチんなんだよね。

映画は前半かったるい。厳しいです。で、徐々に盛り上がってくるので、まあ、それがラブストーリーといえばそうです。ストーリーはラブストーリーの王道をいってて、特別変わった感じはしない。そこが好感もてる。

後半が結構面白いだけに、前半がイマイチだったのがいたい。

さんちゃん評価:3点

11 2002.03.02 ソウル (川崎チネチッタ チネ7)

2002-03-02 01:00:00 | 映画日記2002
TOKIOの長瀬主演のポリスアクション映画。

ハッキリ言って映画と言うよりもドラマの域を脱してない。お金かけて作ってる割には、映像もストーリーもイマイチ。もうちょっと2時間という時間を有意義に使ってひねりが欲しかった。

あと、長瀬よりももっと無名な役者を使ってもらいたかった。というよりも長瀬は役者ではないな。見栄えはいいけど。それに引き換え韓国側のキャストがなかなか良かった。中でも通訳役のキム・ジヨンが可愛かった。

さんちゃん評価:2点

10 2002.03.02 モンスターズ・インク (川崎チネチッタ チネ3)

2002-03-02 00:00:00 | 映画日記2002
上映時間1時間32分、しかし、1時間も満たない映画に感じられるほど、わき目も振らず突っ走っていく、そんな感じの映画。

笑いあり、涙あり、サリーとマイクのデコボココンビが織り成す、ミラクルアドベンチャー。ドラえもんの「どこでもドア」のような発想がこの映画の面白さを助長している。とは言え、やはり、このサリーとマイクのキャラクターの勝利だと思うし、ぶーの姿も可愛い。

ここ最近、エンディングに納得の行かないものが多いが、この作品はどこをとっても満点だと思う。

さんちゃん評価:5点