さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

11 2007.01.27 あなたを忘れない (109シネマズ川崎 スクリーン10)

2007-01-28 09:28:14 | 映画日記2007
新大久保駅で人助けをしようとして亡くなってしまった韓国人留学生の実話を元に作られた感動作。

結末が分かっているだけに、どの場面を見ても涙があふれてきた。
日本に興味を持ち、実際に留学するまで。そして、日本に来て仲間が出来、仲間との日々。ストリートミュージシャンの彼女と出会い、楽しい日々・・・眩しくて悲しい。

26歳の韓国留学生が新大久保駅で人助けしようとした。そこに電車が・・・

涙がとまらない。彼女はバンドの決勝大会。彼が現れることを待っていたのに、結局、彼女の勇姿を見ることはなかった。

こんな悲しい映画も、眩しく感じるように良く作っている。
やっぱり、こんなドラマがあったんだろうなという思いを込めて、一度は見ておきたい映画かもしれない。

泣いて下さい。

さんちゃん評価:5点(これはDVDでもう一回みたい。)

10 2007.01.27 幸せのちから (109シネマズ川崎 スクリーン4)

2007-01-28 02:55:24 | 映画日記2007
ウィルスミスと自分の息子と共演した事実に基づいた感動もの・・・と言うコピーらしいが、ほとんど感動もしないし、涙も出ない。

約半年に渡る無給も研修期間・・・みんな苦しい生活を送らなきゃいけないので、特別彼がすごいと言う感じが伝わらない。全米がどこに涙したんだろうか?
まあ、一応のドラマにはなっていたかなって感じだな。

あまり語れるような作品ではないな。

さんちゃん評価:2点(全然・・・)

09 2007.01.27 幸福な食卓 (TOHOシネマズ川崎)

2007-01-28 02:43:35 | 映画日記2007
タイトルがなんか違うんだよなぁ~。確かに「食卓」はこの映画に重要なポイントなんだけどれ、どっからどう見ても娘の佐和子の恋愛ドラマになっている。

そもそも、この映画は、食卓で重要な話をする微妙な家族を描こうとしてるようだが、娘の恋愛以外のエピソードが弱い。と言うか少ない。オヤジの自殺も母の家出も話が無さすぎ。兄貴の彼女の話はなんとなくいきさつが会話に出るだけだし。

とは言っても、娘の恋愛話だけでとりあえず映画としては成り立っている。その部分だけでも十分に評価に値する。というか「北乃きい」と言う女優がカワイイ。なんと、さくらも共演してるがさくらがかなり年上に見えるほど、北乃きいが若く見える。

母親は石田ゆりこ。個人的には好きな女優だけど、母親と言うには物足りない。
ま、カワイイからゆるしちゃいます。

号泣は出来ないが、後半に泣き所が十分準備されている。そんなときにさくらがおいしい。

ま、見て損はないと思う。

さんちゃん評価:4点(いいんとちゃいますか?)

08 2007.01.20 それでもボクはやってない (TOHOシネマズ川崎 スクリーン5)

2007-01-21 01:50:55 | 映画日記2007
加瀬亮主演の裁判映画。痴漢冤罪を描いている。

加瀬の演技もいいが、周りを固めた役者が最高にいい。
役所広司、山本耕史、もたいまさこ、清水美砂・・・が、瀬戸朝香がイマイチだ。
まあ、仕方ないか。

映画のほとんどが裁判シーンで、結構マジにはまっていく。

途中、交代する裁判官、小日向文世が演じているが、コイツがまたイヤミでおいしい。こんな裁判官っているんだろうなぁ~って思ったな。

なんか、本当の裁判を見ている気分になり、また、一歩間違ったら自分も被告になるんじゃないかと思うくらいだな。

現実問題、痴漢冤罪は身近にあるコト。これを機に、冤罪被害が無くなることを願って止まない。

さんちゃん評価:5点(かなりいい映画だと思う。また見たい!)

07 2007.01.20 記憶の棘 (飯田橋ギンレイホール)

2007-01-21 01:39:50 | 映画日記2007
二コールキッドマン主演、10年前に死んだ夫が10歳の少年となってよみがえるという輪廻をテーマに描いた作品。

突然、夫の生まれ変わりが現れて、婚約者との関係も微妙になり・・・という輪廻転生を描いた映画・・・だったが、それがミステリーとなっていくかなり面白い映画なんだろうが、ちょっと後半がグダグダになっている。

あまり、ここで謎を言えないが・・・10歳の少年がそんなことできるかぁ?という疑問もあるが・・・。

二コールキッドマンはきれいだが、いつも不機嫌そうな顔に見える。眉をつり上げすぎじゃないかなぁ~。もうちょっとメイクを考えろよ!

さんちゃん評価:3.5点(前半は面白かったが、後半が・・・)

06 2007.01.20 ブラック・ダリア (飯田橋ギンレイホール)

2007-01-21 01:25:59 | 映画日記2007
謎の切り裂かれた死体が出る、サスペンス映画。
正直なところ、原作を知らないままに見に行くと、ちょっと良く分からない。

「切り裂きジャック」を映画化したジョニー・デップの映画もあったが、それに近い。が、あまりミステリアスな感じが薄いが、そこが見る人間を疲れさせないようになっていて、好感が持てる。

とは言っても、突然登場するシーンなんかもあり、つらいんだよね。

ま、でも、一応、筋道は通ってるみたいなので、もっとじっくり見る必要があるかな???

さんちゃん評価:3点(道に迷ったような気がした)

05 2007.01.13 ラッキーナンバー7 (チネチッタ チネ12)

2007-01-14 03:23:45 | 映画日記2007
日本語タイトル、これ何?
原題は「LUCKY NUMBER SLEVIN」であって「7」は全然関係ないのだ。

役者に金をかけると、駄作が多くなってしまうと良く言われる。当然、役者も目立ちたいから、役者に金をかけると本来の演出と違った方向に行ってしまうからだ。でも、この映画はうまく作られている。6人の有名どころがズラリと並んでいるが、その誰もがお互いをつぶすことなく、うまく演出されている。で、話は、ここでは書かない方がいいだろう。十分に楽しめる映画になっている。

しかし一箇所、警察官の係わり合いの謎が語られていない。そこが最後に来て、とりあえずって感じがする。残念。

しっかしなぁ~。ルーシー・リューが結構いい感じだ。その上にジョシュ・ハートネットのある意味おトボケがなんともおいしい。

さぁ、ブルース・ウィルスはこの映画の中ではどんな役なのか。まあ、見て納得しくださいませ。そんな謎になんか楽しかったなぁ~。

さんちゃん評価:4点(面白かったぞぉ)

04 2007.01.13 百万長者の初恋 (109シネマズ川崎 スクリーン1)

2007-01-14 03:11:23 | 映画日記2007
まあ、いつもの病気モノであるが、全然泣けない。

この泣けない原因は何かと考えると、ネタばらしをもっと早くすべきだと思った。
あったばかりなのに、彼女の気持ちがどんどん動いていくことが、思いっきり不自然に感じるし、その彼女の気持ちと同時に、訳分からない中で彼の気持ちまでも動いていくことが、茶番に感じる。だが、映画後半に差し掛かった頃に、なぜかが分かる。もう、その時点では全然手遅れで、冷めてしまった気持ちはもうどうにもならない。感動して涙を流すだろうと思われる場面まで、全然感じないと言う状況。

最後の方で、弁護士が一言・・・それが唯一泣けた。

しかし、悪いことばかりではない。ヨンヒと言う女優が思いっきりカワイイ。そこがいいかもな。男優もまあ、そこそこカッコいいんだろう。

ま、役者はいいが、演出に問題がある。
きっと、二度目は全貌を知ってるので、思いっきり泣けるような気がする。

さんちゃん評価:3点(ネタが分からないと思いっきり冷めてしまう)

03 2007.01.07 手紙 (109シネマズ川崎 10)

2007-01-08 17:28:09 | 映画日記2007
山田孝之主演の犯罪者の兄弟を持った苦悩を描いた映画。

が、アツイ。山田孝之がアツイ。日本のラッセル・クロウと言って過言はないくらいにアツイ。そんな部分が好きになれない。一言一言が重過ぎて、劇中、漫才師でいる場面でも台詞が重い。そこが好きになれない。

一方、沢尻エリカや吹石一恵の二人が絶妙のサポートをしている。この映画の重要なポイントを彼女たちが担っている。そこが見所と言っていいだろう。
とは言っても、半ばケバくなった姿を見せる沢尻もいただけない。そういう意味では吹石の清純さが好感もてる。

映画自身は文句なく良質の感動ものになっている。

さんちゃん評価:4点(女優陣に高得点を!)

番外 2007.01.05 青春漫画 -僕らの恋愛シナリオ- (DVD)

2007-01-05 23:27:19 | 映画日記番外編
ラブコメの王道、最後はホロリとさせてくれる。
とは言え、大泣きまではいかないかな。

しかしなぁ~、ジャッキー・チェンに憧れているからと言って、クォン・サンウの微妙なロンゲが気にいらない。なんかカッコ悪いし、気持ち悪い。

ま、でも否定はそれくらいかな。

映画もかなり考えてて、二人が子供の頃に出会った話とか、その後の関係など、何気にシナリオを作る形で追って行くという、ウマイ展開かな。うん。
子供の頃の関係と、今の関係が微妙にすれ違ってしまうのも、大人の男として、大人の女として、自然な感じなのかなぁ~と感じさせてくれる。

夢破れてしまう、ジファン(サンウ)の今後が楽しみな展開で映画は終わってしまうのが、そんな部分がなんともいい感じにエンドロールになるなぁ~と思わせる。
きっと破れてしまった夢もかなえてしまうんじゃないかという・・・。

ということで、ラブコメの好きな方にはお勧め。でも、サンウが気持ち悪いのは割り切ってね。

さんちゃん評価:3.5点(気持ち悪くなければ4点だが・・・)

02 2007.01.04 007/カジノロワイヤル (ユナイテッドシネマズ新潟 4)

2007-01-05 08:38:35 | 映画日記2007
今までのダルダルなシリーズを想像しつつ見に行ったが・・・
びっくりした。こんなに充実した150分を感じるのは久しぶりだって思う。
オープニングから、見てる側のワクワク感をわしづかみにして、そのまま最後まで一気に駆け抜けるような感じがする。

新しいジェームズ・ボンドもかなりいい線いってて、見てる側の期待にこたえてくれている。ショーン・コネリーのボンドもいいが、ダニエル・クレイグのボンドもまた独特でいい。アクションもカッコいい。

で、気になるボンド・ガールだが、エヴァ・クリーンと言う役者らしいが、あまりピンとこない。が、役には十二分に応えている。

まあ、こんなに褒める007はいままで無かっ位に今回の作品はいい。映画の醍醐味、ハリウッドの楽しさ、それを感じさせてくれる秀作に仕上がっている。

さんちゃん評価:4点(文句無く楽しめる)

01 2007.01.03 ストロベリー・ショートケイクス (新潟シネウインド)

2007-01-04 05:24:14 | 映画日記2007
昨年、池脇千鶴を見たくて出来たての川崎109シネマズでみた映画を新潟に帰省中に再度鑑賞。

しかし・・・ちょっとフィルムがかなり傷んでたのか、ノイズが多かったなぁ。
ま、ロードショー系の映画館ではないので仕方ないところかも知れない。

まあ、内容はいまさら語るところではないが、ノンビリとゆったりと見れたので、違った一面を探し出そうと見ていたが、Hシーンよりももっと個人のエピソードを濃く描いても良かったんじゃないかなぁ~と思った。この映画の魅力は、日常に近い部分を描いているところなので、そして彼女達の気持ちの揺れとか、非日常がその心の隙間に入ってきた時の心の乱れとか、映画らしい部分を描いてくれているので、もっと心をえぐる演出があってもいいかなって。

とは言え、2時間超の映画だが結構のめりこんでしまうのであっと言う間だ。

今度はDVDで見ることになるだろうな。いい映画だ。

さんちゃん評価:4点(色あせることのない青春ドラマだ)

第三回(2006年)文春きいちご賞

2007-01-02 00:00:00 | 各種アワード
週刊文春が2006年のワースト映画を選ぶ“文春きいちご賞”を発表
日本版ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)というもの
ちなみに、今年で3回目を迎え、32人の映画人によって選考される

『第三回文春きいちご賞』”

   第 1位  「ゲド戦記」 宮崎吾朗監督
   第 2位  「日本沈没」 樋口真嗣監督
   第 3位  「ダ・ヴィンチ・コード」 ロン・ハワード監督
   第 4位  「涙そうそう」 土井裕泰監督
   第 5位  「PROMISE」 チェン・カイコー監督
   第 6位  「LIMIT OF LOVE 海猿」 羽住英一郎監督
   第 7位  「連理の枝」 キム・ソンジュン監督
   第 8位  「アンジェラ」 リュック・ベッソン監督
   第 8位  「ラフ ROUGH」 大谷健太郎監督
   第10位  「7月24日通りのクリスマス」 村上正典監督

さんちゃん'ずラズベリー賞2006

2007-01-01 16:25:49 | さんちゃん'ずアワード
本来の「ラズベリー賞」は作品賞や主演男優賞、主演女優賞などがあるが、「さんちゃん’ずラズベリー賞」は,どうしてもさんちゃんが薦めるわけには行かない作品を何作か紹介しておきます。DVDでもみちゃダメよ!って感じで・・・(逆に、さんちゃんは、こう言う映画をよしとしないんだと言う見方も出来るか・・・)

「ウルトラ・ヴァイオレット」
ひどい映画だ。まあ、近未来の物語なのでありえない話もあるんだが、それが一向に理解できないのよね。何がどうなって・・・う~ん、難しいなぁ~。と、理解できたら楽しいのかもしれんが、私には理解できない。そんな映画、いらない。

「カーズ」
思いっきりパクリ。と言うか、「ドク・ハリウッド」そのままだ。コメントもないわ。

「リバティーン」
これキッツイ。ジョニーデップが好きでもこれはないわな。見れない。まあ、悲惨さを描きたいのだろうが・・・悲惨を通りこして、もういいわって感じ。まあ、見たい人はどうぞって感じ。

こんな感じで、2006年の映画日記をしめくくりたいと思います。また2007年も沢山語ります!!!