さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

46 2005.11.26 ハリー・ポッターと炎のゴブレット (チネチッタ チネ12)

2005-11-27 00:35:34 | 映画日記2005
ご存知の4作目。徐々に惹きつけられる内容になっているような気がする。そして、ハリーもロンもハーマイオニーも三人ともかなり大人になってきた。で、だからこそ心の動きがかなり面白くなっているって感じがある。
今回のハリーは、対抗戦に無理やりエントリーされる話で、いくつかの試合によっていつも通り、順当な結果でラストを迎える。ただ、全編は対抗戦の話になっているが、その背景にハリーの出生の秘密や、イロイロな謎の話が展開している。今後のシリーズ展開の上では重要なところである。
とは言え、今回も随所にギャグをちりばめ、矛盾もちりばめ、加えて次作へつなぐための落し物など、見る側をわくわくさせてくれる内容になっている。2時間40分の時間がかなりあっという間に過ぎてしまうくらいだ。ぜひ、のんびり楽しみたいって感じの作品に仕上がっている。合格だ!

さんちゃん評価:4点(面白い面白い、まだまだ面白くなるぞ!)

番外 2005.11.23 愛と、死をみつめて (DVD)

2005-11-23 10:41:46 | 映画日記番外編
イ・ウンジュがアン・ジェウクと競演している悲哀のラブストーリー。まあ、韓流としては特別違和感のない定番な内容であるが、今この世にいないイ・ウンジュが死を語る内容に涙を誘う。映画後半はCMの女王的な存在になるが、「このCM、私、見れないのよね?」と監督にささやく。その上、「もしも、私が死ななかったらこのCMは台無しね!」って言う。なんでイ・ウンジュは命を絶ってしまったんだろうか?そういう見方になってしまう・・・。「私はこの世に生まれる理由がわからなかった。でも、今は、この世に自分が生きた痕跡を残したいと思うようになったの・・・」何を今さら・・・。君は生きるべきして生きてきたんだ。そう言ってあげたい。冥福を祈りたい・・・。

さんちゃん評価:3点(定番かな?でも、イ・ウンジュがいい・・・)

45 2005.11.19 大停電の夜に (チネチッタ チネ6)

2005-11-22 08:40:02 | 映画日記2005
この映画を見てふと思ったのは、今年は邦画のあたり年だったな。と言うことでした。この映画を評価している言葉に聴こえないかも知れませんが、この映画を見て、今年を振り返ることが出来たようなそんな気がします。
様々な人間模様の上に突然やってくる大都会の大停電。そんな中で、それぞれがどうすごすのか・・・自分自身を感じ、そして周りに対して思い・・・そんな思いが1軒のバーに集約される・・・。なんか、人と人とは見えない何かでつながっているんだなって思わせる。豊川悦司のとぼけた感じと、田畑智子の感じがまたなんとも絶妙。個人的に田畑智子が好きだからかもしれないけど、いい感じをかもし出してたな。ただ、登場人物が微妙にからみあってる分、ニアミスすると言うハラハラ感を抱いてしまったが、その感覚はこの映画では持たない方がいいかもしれない。ある意味、癒し系の映画としてはオススメだな。

さんちゃん評価:4点(癒されましたわ)

44 2005.11.17 イン・ハー・シューズ (チネチッタ チネ11)

2005-11-18 23:07:52 | 映画日記2005
ダメダメ女のマギーが姉にも見捨てられ、最後に頼った先が、その存在もしらなかった祖母。しかし、ダメダメ女も祖母に出会ったことで少しづつ変わって行く。そして、文字も読めなかった彼女は姉の結婚式で詩の朗読をするまでに変わった。自分を必要としてくれる人の存在に気づいたり、いままでの自分の無意味な存在にも気づくという、なんともハートフルなストーリーにグッとくる。キャメロン・ディアズがまたいい役回り、くわえて祖母役のシャーリー・マクレーンがまたなんともいい。トニー・コレット、マーク・フォイアスタインと周りをかためる役者陣も最高だ。キャストの勝利か?こんなキャメロンもいいなぁ~と思う。

さんちゃん評価:4点(心温まるいい映画だ)

43 2005.11.17 エリザベスタウン (チネチッタ チネ8)

2005-11-18 12:33:39 | 映画日記2005
やられた!きっつい映画だった。仕事で失敗し父親も失ってしまい、そんな中、父親の葬儀をめぐって人との出会いやそれぞれの人間像、そんな中でのラブストーリーの展開など、内容が濃いと思いがちだが・・・2時間強の内容のうちほとんどが意味の無い内容になっていて、かなり散漫でありえない設定で見る側が冷めてしまう。まあ、さすがのキャメロン・クロウの映像と言う場面はラスト15分にのみ登場してくる。70年代ポップスと映像との融合。そこだけ楽しい気分・優しい気分にさせてくれる。作品としては大失敗だ。どうせならラストの15分を作品中央において、その前と後の主人公の心の違いを描いたらもっと良い映画になったと思う。と、素人に思わせるようでは映画として失格だ。

さんちゃん評価:1点(最後の15分にのみ得点を!)

42 2005.11.17 ブラザーズ・グリム (チネチッタ チネ4)

2005-11-18 08:01:23 | 映画日記2005
ミステリーアドベンチャー大作。グリム童話の元となるファンタジー作品であり、わくわくさせてくれる。監督はテリー・ギリアム。ロストインラマンチャで有名な通り、作品自体がちゃんと出来上がるか・・・という心配はあったかも知れない。さんちゃん的には、シンドバッドなんかのアクションムービーが好きなだけあって、こういった作品には思いいれも高い。マット・デイモンの役どころもなかなか面白い。そして、この作品を強固にしているのは、随所に見られるコメディタッチな所だろう。ほぼ2時間の映画だが、何処を取っても十分に楽しめる作品になっている。

さんちゃん評価:4点(かなり満足)

41 2005.11.05 春の雪 (チネチッタ チネ9)

2005-11-06 03:21:56 | 映画日記2005
悲恋を描いた純日本的な文芸作品。さすがの行定監督、かなり上品に感じるように作られている。が、しかし、それが裏目に出てるような気がする。上品に進むせいか、かなり淡々と進んでいくような感じだ。その上、淡々と進むことでなかなかストーリーが頭に入っていかない。そして、2時間半の上映時間がかなる長く感じさせるものだった。そこまで細かに見せなくとも・・・。もっとテンポ良く進めてくれないと・・・。という感じだ。内容はいいものなのにもったいない映像の数々だなぁ~って思った
で、ひとつ疑問なのは、雪見デートは直接誘いに行ったのにどうしても連絡取りたい時は直接行かず手紙なんだろうか?そりゃ無理だろ???

さんちゃん評価:2点(だらける2時間半)

40 2005.11.05 ALWAYS 三丁目の夕日 (チネチッタ チネグランデ)

2005-11-06 02:23:24 | 映画日記2005
昭和33年の町並みをベースに人と人とのふれあいと愛情、友情などをうまく表現したオムニバスのような作品。かなり笑いが出る内容になっている。まず、印象的なのは「未完成の東京タワー」、「街中を走る電車」「駄菓子屋に売ってるジュース」などなど、目を引く映像がたくさん登場する。後半は、親のない少年の今後に右往左往する大人たちなどの様子がかなり面白い。ちゃんと涙を流せるシーンも用意されている。日本映画もここまでがんばっていい作品が出来るんだなって言う感じだ。心優しくなれる作品だな。

さんちゃん評価:4点(六子を演じてた女の子、カワイイぞ)

39 2005.11.05 マラソン (飯田橋ギンレイホール)

2005-11-06 02:15:46 | 映画日記2005
自閉症の少年が青年期にマラソンを覚えて走る事を生きがいにしようとする中で、教えた母親との葛藤を描いたかなりの秀作。が、内容的にはかなりいい感じなんですが、映画全体に抑揚が無いって感じでちょっと辛い。とは言え、ラストはかなりいい感じにまとまっている。途中、コーチに「水の入ったペットボトル」を差し出すシーンがあるが、かなりグッとくる。いい感じ。っちゅうことで、見所は二カ所か?!

さんちゃん評価:3点(テンポが悪くちょっとつらい。内容はいいのになぁ~)

38 2005.11.05 Dearフランキー (飯田橋ギンレイホール)

2005-11-06 02:05:30 | 映画日記2005
イギリスの優しい映画。暴力的な夫から逃げている親子、しかし息子は父親の顔も知らず、実は母親と手紙の交換をしているが、その嘘がばれそうになったとき、偽の父親を用意。こんな場面を見ていると、ついていい嘘ってあるなって心優しくなってしまう。見ていて気分良くなった。よかった!でも、涙は出なかったな。のんびり見るにはいい感じの映画だな。

さんちゃん評価:4点(もっとテンポいいといいんだが・・・)