さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

06 The Beatles Eight Days A Week - The Touring Years (2016.09.22 TOHOシネマズ川崎 スクリーン7)

2016-09-22 20:44:16 | 映画日記2016

大好きなBeatles、それも特に好きな「ライブ時代」を語ったドキュメンタリー映画。この映画を見るとなぜBeatlesがライブをやらなくなったのかが良く解る話になっている。

「もう、ツアーに出ない。ライブはやらない。」と言う事実はBeatlesを聞き始めた頃から知っている話で、「新しいサウンドを作る意欲が強くなった」と言うものだと信じていた。その結果、"Strawberry Fields Forever"のような難解な曲が出来ていった。それは、たまたまテープの逆回転を知った"Tomorrow Never Knows"がキッカケだったということなどは、既に知っていた事実だ。

しかし、ことはそんな単純ではなかった。その答えはこの映画にあった。そして、それを知ると様々な事象が納得出来てきた。アレはそういう事だったのかぁ~。そうだったのかぁ~。そんな言葉が頭の中でグルグル回っていた。で、そんなところでラストにルーフトップのライブ。なんとも言えない涙が溢れてきた。「売れるためなら何でもやった」というポールの言葉が特に響いてきた。複雑な思いでルーフトップのライブをやっていたんだな。

そして本編上映後、アレが上映され、それもビックリ。だから2時間半なんだな。 

さんちゃん評価:5点+α(満点以上をあげたい。)

 

ネタバレが若干あるが加筆をしないといけないと思ったので。と、言うのも、ライブなどの曲が終わると拍手などをしている人たちがいると聞いて、その状態でこの映画の本質までは理解できないだろう~と感じた。「THE BAND YOU KNOW. THE STORY YOU DON'T. ~ 誰もが知ってるバンドの知られざるストーリー」これが何を意味しているのかがこの映画の大きなポイントなのだ。

彼らの思いは「ライブを続けたかった!」ということだったのだ。

環境がそれを許してくれなかった。当然、彼らの発言や行動にも問題点はあったかもしれない。が、彼らがやりたかったことは、「一人でも多くの人達に自分たちの音楽を聴いてもらいたかった。」という事だけだったと、この映画はその当時の真実を語っている。そして、映画はキャンドルスティックパークの次にルーフトップコンサートへと続いていく。そして、長いブランクを埋める曲として"Don't Let Me Down"と"Get Back"が紹介されている。「失望しないでくれ。そして、昔のようにやろうよ。」と、ジョンとポールは叫んだんだ。そしてライブにこだわったんだ。

本編終了後、「バカげたこと」とメンバーに言われた「SHEA!」が上映され、なんとも言えない気持ちになってしまう。そんな事実を耀様に見せてくれたこの映画に感謝だ。見事な映画だ。


05 ベスト・キッド3/最後の挑戦 (2016.08.19 TV)

2016-08-21 23:06:32 | 映画日記2016

1989年アメリカ作品

シリーズ3作目はダニエルの空回りからミヤギとの対立という展開に映画ファンは心躍らせるだろうな。ま、でも、残された展開はそういうことか・・・。なかなか面白い展開に。

一方でコブラ団ももうどうでもいい感じのキャラも登場して、楽しませてくれる。一歩間違えばB級キャラ的なライン。なかなか面白い演出だなと思う。

ま、結局は落ち着くところに落ち着くわけだが、「ダニエルよ、なぜ気づかない?」と突っ込みたくなるが、そこが日本人感覚と違うと表現したかったのだろうか。ま、でも楽しめて良かった。

 

さんちゃん評価:3.5点(まぁ、名作とは言えないが、なかなか面白かった。)


04 ベスト・キッド2 (2016.08.12 TV)

2016-08-16 21:37:36 | 映画日記2016

1986年 アメリカ映画。

ベスト・キッドの続編ではあるが、ベスト・キッドではない。ミヤギの昔にフォーカスされているので仕方ないが、ダニエルの活躍場所がほとんどないので、なんとなく彼の恋愛姿が展開される。この映画のテーマは何か?が完全に見失われている。ベストなキッドでもなければ、Karate Kidはそこにいるだけだ。

ただ、1作目をみた人なら、ミヤギの過去に興味は持つはずなので、そこにフォーカスされていると興味深く見ていられるが、映画が終了するとタイトルが合わないことに気付いてしまう。「ま、いいか・・・」と割り切るしかない。まぁ、シリーズのなかにそんなものもあるか・・・。

 

さんちゃん評価:2点(まぁ、このメンツならベストキッドだなと後付けな感じ)


03 ベスト・キッド (2016.08.05 TV)

2016-08-07 00:05:34 | 映画日記2016

1984年アメリカ作品

今更、内容は語るまでではないが、久しぶりに「ミヤギ」の顔をみてホッコリした。空手には関係ない仕事をさせても、それが空手の基本の動きに通じるという「ミヤギ」の発想がやっぱり見事だし、同時に少年の心まで育てている姿を見ると、大人としての自分はどうなの?っていう感覚になる。これこそ映画のだいご味。自分のことも振り返るということだ。

今月は関連3作品も放送されるので、ジックリ堪能したい。

 

さんちゃん評価:5点(いつ見てもいい映画には変わらない)


02 GODZILLA (2016.08.01 TV)

2016-08-06 23:40:17 | 映画日記2016

1998年アメリカ作品

アメリカ人がゴジラを描くとトカゲになるんだなと感じさせてくれる。「これがゴジラかぁ~、そうじゃないよなぁ~。」という感じが一段と強くなると、ゴジラの卵がたくさん登場して徐々にトカゲゴジラがウヨウヨ登場してきて、映画は「ゴジラ」というよりも「エイリアン」に変化してしまう。「こんなゴジラ、見なくていいや」と思いながら最後まで「エイリアン」として鑑賞。まぁ、「エイリアン」として見ると最後の最後まで「エイリアン」として楽しむことが出来る。ラストも、「次回作あるのか?」っていう仕掛けをのこして終わる。

見終わると、「ゴジラ」はどうしたんだよぉ~。と言う感じ。やっぱ日本で作られた「ゴジラ」がええや。

 

さんちゃん評価:2点(まぁ、ええか)


01 シャークネード エクストリーム・ミッション (2016.07.28 TV)

2016-08-06 23:13:07 | 映画日記2016

シャーク+トルネードと言う訳の分からない設定映画の第三弾。2015年アメリカの作品

竜巻の中からサメが飛んできて人間を食い殺すというだけの映画だが、まぁ、飛んできたサメがどう戻るのかは突っ込んじゃいけないとこらしい。飛んできて人間を食って自分も死んで・・・いや、きっと、自力で飛んで竜巻に戻るんだ!(と、信じておく)

3作目ともなると変わった事でも盛り込まないと見てもらえないと判断したのか、竜巻が巨大化して陸上から手が負えなくなったのか、竜巻の上から攻めるしかないと判断したらしい。スペースシャトルに乗っていざ宇宙へ。すると、サメもなぜか宇宙にせめてくる。エラ呼吸は宇宙ではどうなんだよっていう突っ込みもしてはいけないようだ。この辺から見る側も「なかなかやるなー。考えたなぁ~。」と感心にも似た境地に達していく。(イカン、映画のペースにはまっている)

しかし、ここからが真骨頂。シャトルをサメに破壊された彼らはいかに地球に戻るか。ってすでにサメ映画ではなくなっている。そうかぁ~。そうくるかぁ~。しかしなぁ~。ま、そう思っちゃいけないんだな。

まぁ、笑ってください的な映画なのは間違いない。そのうえ、えっ、そのエンディングいらないんじゃないのっていうのも何ともB級C級ぽさを残していていいな。

 

さんちゃん評価:3点(B級C級と言う意味では満点かな)


03 トリプルヘッド・ジョーズ (2016.07.07 TV)

2016-08-06 22:55:52 | 映画日記2016

タイトル通り、3つの頭を持つ人食いサメ映画。2015年アメリカの作品。

そもそもサメに頭が3つある事自体、コメディ以外何物でもないという感覚でスタート。まぁ、普通にパニックを起こして人間は追いつめられるわけでが、その相手の頭が3つあるとなると、なんとなく笑いがわいてくる。「んな、アホな」という感覚だ。まぁ、そういう意味では普通のパニック・サメ映画でしかないのは事実だ。

そう言った普通のパニック・サメ映画から脱却したかったのか、頭1つを失ったらどうなるかというオーソドックスな問いかけをするが・・・キッチリと笑いを仕込んでくれていた。まぁ、それくらいかな、見てる側に期待感を持たせてしっかり答えてくれたのは。詳しくは本編をどうぞ。ここで書いちゃうと折角のネタがもったいないので。

時間つぶし程度の映画です。

 

さんちゃん評価、2点(まぁ、ちゃんと笑えます。)


02 ディスカヴァーデイル (2016.03.11 DVD)

2016-03-11 22:59:33 | 映画日記2016

2012年にEUで制作、日本では公開されなかった作品だが、DVD化にあわせて2015年に幾つかのホールで上映された作品。

しがないダメダメなローカルバンドのヴォーカルがひょんな事から「自分の父親はホワイトスネイクのデヴィッド・カヴァーデルだ」と思い込み、デヴィドを追っかけるドタバタロード・ムービー。そんなことないのにと見る側はわかっているのに、思い込んで突き進んでいく主人公が面白い。1時間半見ても結局は何もおきないのにとわかってるだけに面白くて仕方ない。そんなことよりも、次から次へと新旧問わず流れるホワイトスネイクの曲がファンとしては嬉しい。

まぁ、みんな見てねとは言い難い映画だ。

さんちゃん評価:2点(まぁ、バカバカしくて面白いかも。)


01 モンスターズ・インク[吹替版] (2016.03.11 TV)

2016-03-11 22:44:23 | 映画日記2016

お馴染みサリーとマイクのモンスターズインク。何度見ても楽しいしホロっとくる。

爆問田中と石ちゃんのコンビが絶妙。それぞれのキャラクターが立っている。

そしてやはりドアの倉庫の場面は心踊る演出がなんとも言えないな。ジェットコースターと瞬間移動装置を組み合わせた様な内容だ。

アニメ映画として一番薦めたい作品だ

 

さんちゃん評価:5点(いつまでも輝いているね!)