さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

31 ワイルド7 (2011.12.29 ワーナーマイカルシネマズ新潟 シアター5)

2011-12-31 10:40:47 | 映画日記2011
1970年代の少年マンガの実写化映画。
凶悪犯を集め警察の地下組織「ワイルド7」を描いた物語。
当時、マンガの他、テレビで実写化もされていたが・・・。

まず、飛葉を演じている瑛太が、ワイルドさが足りない。そこからして「ワイルド7」を逸脱している・・・。ま、仕方ないか。一方、セカイを演じている椎名桔平がカッコいい。一応、そういう部分で「ワイルド7」を維持しているか???
どちらにしても好みの問題かもしれない。

昨今のリメイク、「怪物くん」に「妖怪人間ベム」。そのあたりと比較すると結構納得がいくものになっている。内容といい、演出といい。かなり納得のいくものとなっている。問題は一部のキャストと言うところか。

年末、のんびりした休暇に見る映画としては十分に役割を果たしてくれた。
ただ、評価の出来る映画と言うレベルではないな。

さんちゃん評価:3点(もっともっとワイルドに!)

30. 宇宙人ポール (2011.12.24 川崎チネチッタ チネ7)

2011-12-25 05:28:30 | 映画日記2011
60年前に地球に不時着したエイリアン、ポール。かれは米国政府に散々協力を強いられ、そろそろお役御免で解剖を待つところを逃げ出し、ダメダメな二人の英国人に出会い逃走すると言うロードムービー。全編、下ネタを含む大爆笑ギャグが所狭しと並んでいる。

巷ではスピルバーグが肉声で協力している映画として紹介されている。

いや、まぁ、しかし、ポールもアホだが、ダメダメな二人ハガードとオライリー、この3人はあまりにもハチャメチャで面白い。こんな映画今まで見たことなかったけど、笑いはオーソドックスだが抜け目なく笑いを届けてくれるところは好感もてる。きっと、もっとシッカリ見ると画面の隅々に何か笑いがかくされているのではないかと思うので、ぜひDVDで見たいものだ。

映画終盤は感動の涙と笑いが同時に起こると言うなんとも見事な作りになっている。

さんちゃん評価:5点(映画って楽しいなぁ~)

29. リアル・スティール (2011.12.24 川崎チネチッタ チネ3)

2011-12-25 05:04:54 | 映画日記2011
近未来、ボクシングはロボット同士が行うと言う前提から始まる。
元ボクサーだったチャーリーは家庭を顧みず、ロボットのボクシングにはまっていた。
別れた妻は若くして突然死を迎えた。のこされた息子マックスと再会し、古びたロボット"ATOM"と出会い、ロボットのボクシングを通して親子の絆を再確認するもの。

ハッキリ言ってCMで言われるほど強い感動はない。
ま、適度の感動と言うか、フツーレベルだな。

ヒュージャックマンが当然全編に登場するのだが、好みの別れることろかもしれない。
個人的には嫌いではないので、心地よくあの独特の雰囲気を感じながらストーリーにドップリ浸れた。

ま、もう少しグッとくる場面もあった方がいいが、ロボット版ロッキーと思ってもらえばほぼ間違えない。

さんちゃん評価:3点(満足は出来るが、CMで言う感動は薄い)

28. タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密 (2011.12.03 フォーラム福島 フォーラム2)

2011-12-25 04:37:24 | 映画日記2011
スピルバーグとピータージャクソンがタッグを組んで制作されたアニメーション映画だが、さすがに映像とストーリーが巧く噛み合っていて、見ている側を飽きさせない。そして、見終わったところでアニメーションを見たという感覚が全くなかった。3Dであった事も一役買っていると思うが、映像が結構リアリティを追及しているからだろう。

ただ、スピルバーグがアニメーションを利用して3Dを確認しているのではないかと勘ぐってしまった。きっと、見た人の多くがそう感じたのではないかと・・・。

とは言え、ピータージャクソンの魅力が十分に発揮されているなと感じる。
そう言った部分は好感もてて「映画」を楽しむことができる。
大人も楽しめるため、子供にジャストフィットしてない部分もあるが、楽しめる。

さんちゃん評価:4点(良く出来てると思った!)

27. キャプテンアメリカ ザファーストアベンジャー (2011.10.15 フォーラム福島 フォーラム1)

2011-10-16 16:26:31 | 映画日記2011
マーベルのヒーロー映画はたまらない。この作品もこれまで同様のヒーローものと言うことで見る側は楽しいのだが・・・

実は、いざ見始めると途中までテンポが悪い。早く何か起こっくれよという感じが抜けていかない。説明が必至な訳でもないんだが、どうもトランスフォーマーのようなテンポがない。そこがこの映画の弱点だと感じた。

ま、でも、後半はイヤでも様々な展開が起こるわけで、そうなってしまえばマーベル"らしさ"を感じながらエンドロールまでいってしまう。

しかし・・・ダサい恰好がなんともこのヒーローを身近に感じさせてくれてうれしい映画だな。内容的には文句ない。

さんちゃん評価:3.5点(もっとスピード感が欲しい)

26. 猿の惑星:創世記 (2011.10.15 フォーラム福島 フォーラム5)

2011-10-16 15:58:41 | 映画日記2011
リメイク版に繋がっているわけでもなく、最初のシリーズ4作目の「征服」のリメイクでもない。オリジナリティ溢れた新たな「猿の惑星」への序曲として描かれている。

なぜチンパンジーが人間の能力を持つようになるという疑問にうまく応えている。実際に起こりえるのではないかと言うペットが自分の話相手になりえる「期待」と人間レベルの能力を持った動物への「期待」と言うはざまに見ている側をおとしいれている。

さすがにあの1968年のあの「猿の惑星」と比べることはできないが、今回の作品はショッキングと言うよりはなんとなくありえそうだと思わせる部分がうまくストーリーとしてポイントが高い。

個人的には思い切り楽しめた。その上、涙まだ流させてもらった。さんちゃんからのオススメの一本としておこう

(さんちゃん評価:4.5点)

25 スマーフ (2011.09.10 フォーラム福島 フォーラム1)

2011-09-11 19:14:29 | 映画日記2011
リンゴ3個の大きさの青い妖精がなぜかニューヨークで大騒ぎという、まぁ、子供向けの楽しいえいが。

ただ、そうは言ってもメッセージ色は強く、親や大人にはどうしたら成れるのかと言う渋いメッセージが伝わってきた。

妖精が居候するオウチの夫婦のキャラもなかなか面白く、自分に自信のないダンナが妖精たちの姿を見ると変化していくところなんかも、いい感じにメッセージを伝えていうたね。までも、ガーガメルという魔術師が怪しい上になさけないと言うこの映画の一番のキモをうまく支えている。

子供向けとおもいきや、侮ることなかれと言う幹事ではまってきました。
満足満足。

さんちゃん評価:4点(良く出来た作品だな)

24 あなたの初恋さがします (2011.09.10 フォーラム福島 フォーラム1)

2011-09-11 19:02:57 | 映画日記2011
久々の韓流ラブストーリー。ま、でも、ありがちかなぁ~って感じもしないわけではない。

どんな仕事も長続きしない男が考えた仕事が「あなたの初恋をさがします」と言う興信所まがいの仕事である。その初めて訪れる女性の初恋を面白おかしく、そして真剣に探しに行くが・・・最後は、まぁ~そうなるな。って言う展開。

「運命はやってくるものではなく、やって来たことが最終的に運命になることもある」

と女性の父親は言っていた。なんか、強く納得したような感じではあるが、結局、この映画のラストシーンは運命は運命なんだと言う感じで終わる。

しかし・・・この映画のその女性、イム・スジュンがかわいいなぁ~。

あと、韓流ドラマ人気で映画館はおばちゃんでいっぱい。でも、ありがたいもんで、おかげで映画が見れるんだもんな。

さんちゃん評価:4点(やっぱ、韓流映画はいいねぇー)

23. コクリコ坂から (2011.08.06 109シネマズ川崎 シアター2)

2011-08-07 13:10:58 | 映画日記2011
監督が宮崎吾郎なのであまり期待していなかったが、宮崎吾郎はジブリのウリであるファンタジーよりも今回の作品のようなリアリティあるドラマの方がシックリくることが良く分かった。

昭和30年代末の学園ドラマってところだが、さまざまな人間ドラマが交錯して涙を誘うというところだ。

昭和30年代という意味ではアニメ版の「Always」のようで、舞台は横浜(桜木町から近いような感じだが)。本当にコクリコ坂があるかもわからないが、出てくる地名がかなりリアルなので、そういう部分から話のリアル感が伝わってきて見る側に楽しさかわり易さ期待感を持たせやすいようになっている。

期待ゼロが良かったのか、結構涙が流れてきて、ラストに流れてくる「さよならの夏」が心地よく聞こえてエンドロールが流れていく

さんちゃん評価:5点(ゲド戦記イメージが無くてよかった!)

22. トランスフォーマー/ダークサイドムーン (2011.08.06 109シネマズ川崎 シアター7)

2011-08-07 07:19:53 | 映画日記2011
シリーズ3作目にして初の3D。
細かな修飾詞も必要のないほど、男心を揺さぶってくれるくらいカッコ良さを感じられるSFロボット映画の上に、良く出来た3Dアクションが加わり120%の出来だ。
ストーリーも分かりやすい起承転結があり、分かりやすいが、一点問題なのはさすがに沢山でてくるロボットたちが多すぎてどれとどれが味方でどれが敵なのか分かりにくい部分がいくつかある(対戦していればわかるのだが、戦っている場面ばかりではないので)

ロボットたちがいろんな場面でそれぞれの特性を生かして活躍をし、いつもどおりのハッピーエンドではあるが、今回はある意味涙を流せるちょっとした工夫もされてるなぁ~と思い満足していました。

アクション、迫力、ストーリー、サウンド・・・どこをとっても満足できる映画になっているなぁ~と感激した。

さんちゃん評価:5点(子供の頃の映画に対する思いを思い出した気分)

21. ハリー・ポッターと死の秘宝パート2 (2011.07.19 WMC新潟 スクリーン8)

2011-07-19 15:55:34 | 映画日記2011
シリーズ最終作。単なるドンチャンな映画に感じてしまった。
確かにここまでやってきたシリーズの完結編なので、いろんな人やキャラクター勢ぞろいにしたいのは良く分かるが、むやみに混乱を招くような勢ぞろいはいかがなものかと思った。

3つの秘宝を壊すことでヴォルデモートが弱っていくと言う謎を前作で見つけたわけだが、実際に何を探すのかが分からず、見てるほうも「だからなに」と思うところはかなりいい加減。ただ、なぜかしらその「何」を知ってしまうハリーの謎もこの作品で明確になっているが、結局、話を集結させるための強引さに見えてしまうのもイマイチだ。

ただ、2時間超の作品をここまで見る側を惹きつける魅力があるのは事実だし、三人組の行方が気になっているのも見る側が作品にどっぷりはまったせいでもある。

しかしだ・・・最後の5分。それは必要か???確かに戦いに勝ちましたでのハッピーエンドではイマイチしまらないのは事実だが、最後の部分は「ハリーポッター」に必要な部分だろうか???そんな疑問のままにエンドロール。最後の最後まで見ても何もなし。なんだかなぁ~。

さんちゃん評価:3点(まぁ、なんとなく終わったなぁ~って感じ)

20. 星守る犬 (2011.06.24 福島フォーラム フォーラム5)

2011-06-27 18:41:54 | 映画日記2011
オジサンとハッピーが過ごした日々を回想する映画。
オジサンは半年前、ハッピーは寸前に死んだというところから映画が始まる。
このオジサンと犬の過去を、のこされたレシートなんかから足取りを紐解いて身元を明かそうとするが、物語はそれ以上に、オジサンとハッピーの仲のよさに心を打たれていくのだが、映画を見ている側はあまり胸を打たない。
まあ、そんな人と犬の関係はあるんだろうな・・・って程度にしか感じなくて・・・。

予告編では試写会で鑑賞した人々が涙を流している絵が放送されていたが・・・。
う~ん、なんか私にはそんな思いは全くなかったなぁ~。

この日に鑑賞した3本の中で一番何も感じなかった。
ま、一番期待をしてたからかもしれないな。期待程の映画じゃないってことだな。
たぶん、人間が先に死んじゃ絵にならないのかもしれないな。ハッピーの死ぬ場面もなんかイマイチだったし。

残念な映画だ。

さんちゃん評価:3点(まぁ、良くも無く悪くも無くって感じだな)

19. さや侍 (2011.06.25 福島フォーラム フォーラム5)

2011-06-27 08:51:36 | 映画日記2011
ダウンタウン松本が監督した作品。
個人的に松本の監督した作品のうち唯一予告編をみて本編が見たくなった。

罪状は詳しくわからないが、笑いを忘れた若君を三十日以内に笑わせたら無罪放免になると言う。
その奮闘する貧乏侍を描いた作品だ。

ま、娘役の女の子の存在がかなりインパクトがあって重要な気がするが、それよりも「あっ!」と言わせる話の展開が魅力的だ。そうくるかぁ~の内容に心打たれた。そのへんは実際に作品をみて感じてもらいたいな。

松本、やったな!

さんちゃん評価:5点(よかった。文句ない!)

18. SUPER 8 (2011.06.25 福島フォーラム フォーラム3)

2011-06-26 23:04:09 | 映画日記2011
映画好きな少年たちが夜中の駅で撮影中、国家機密を乗せた列車が事故を起こす姿を目撃してしまう。その国家機密こそが「エイリアン」だ。

JJエイブラムスの描くエイリアンはあまり好きではないが、映画の中での存在にある意味、納得感があってみかけ以上に愛おしくなる。

当然、エイリアンにも地球上の生物同様の感情があるはずだと言う発想がこの映画のキモだ。
ワイルドなETと言ってもいいかもしれないな。

なかなか面白かった。

さんちゃん評価:4点(エイリアンがグロい)

17 マイバックページ (2011.05.28 TOHOシネマズ川崎 シアター8)

2011-05-29 17:57:17 | 映画日記2011
松山ケンイチ×妻夫木聡の1960年代末から1970年代初頭の全共闘運動の運動家とジャーナリストを描いたノンフィクションな映画だ。

正直なところキャストにやられた感がある。松山の鬼気迫る部分と妻夫木の真面目な部分。それが運動家とジャーナリストの緊張感につながっていて、強いては映画全体の緊張感につながっている。より一層、映画を楽しいモノとしていると感じた。

全共闘運動がどんなモノであったのかは今回の様な映画などでしか知る由はなく、何が正しく伝わっているか判らないが、臨場感溢れる映像で表現されると本当の当時を再現しているかの如く伝わってくる。それがこの映画の良さだろう。

あと、個人的に嬉しいのは忽那汐里(くつなしおり)がでているコト。

さんちゃん評価:4.5点(大満足)