さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

77 アバター (2009.12.26 福島フォーラム フォーラム3)

2009-12-26 21:15:52 | 映画日記2009
アバター、すなわち自分の分身となるキャラクターの文字があらわすとおり、自分の意識が繋がった分身を使って、地球外の惑星の侵略をはかる地球人という設定でスタートするが・・・。

そもそも、バーチャルな発想なのでマトリックスの様な話の設定なのかな?こりゃ、困ったな・・・と思っていたのだが・・・実はそうではなく、バーチャルな自分を使ってリアルな惑星の生物の中に潜入し内側から攻めて行こうという発想ではあったが・・・。

結局は、共存派と侵略派との対決になってしまうと言う、意外な展開に思わずドップリはまってしまった。

映画の中に登場する様々なキャラクターを見ているだけでも楽しいのに、その上、なかなか面白いストーリーを上乗せした映画、さんちゃんにとっては、魅力満載に感じれる映画になっていたと思う。

個人的にはサブメインクラスにポジションする「ミシェル・ロドリゲス」がキュートだった。彼女の活躍でこの映画もなかなかいい感じに話が発展していくのも、かなりキーポイントになっている。

ま、でも、簡単に言えば、さんちゃんの思いっきり満足する映画であることは間違いない。よかったよかった。

さんちゃん評価:5点(2時間50分でも短いくらい)

76 カールじいさんの空飛ぶ家 (2009.12.05 福島フォーラム フォーラム6)

2009-12-06 17:11:41 | 映画日記2009
連れ合いを亡くしたカールじいさんが、文字通り家にたくさんの風船をつけて冒険の旅に出るというもの。

序盤の追憶シーンでは出会い・結婚・別れとうまく纏めており、結構この映画の存在意義を伝えてくれている・・・。

が、冒険と言ってもそこまでドタバタを期待してはいなかったなぁ~。
動物が現れ言葉を理解できたり、敵が現れ追っかけられたり戦ったり・・・。
もっとしっとりした映画になるものかと思いきや、冒険に出てからは、子供向けのドタバタ活劇。個人的には、お呼びじゃなかったなぁ~と言うのが正直な感想。

そこで、視点を変えて、子供目線でこの映画を見ると、結構そのドタバタが楽しいことに気づく。なんでこんな爺さんが戦って勝つことが出来るんだろう???映画だなぁ~と言う感覚になっていく。所詮、子供騙し。

実際は、エリー(奥様)の事を思い、夢だった南米のパラダイスフォールの事を思いながら見れる映画だと思っていたのに・・・。

正直、ガッカリした。こんなドタバタは期待してなかった。金返せ。

さんちゃん評価:3点(でも、楽しんでたのは事実か・・・?)

75 キャデラック・レコード (2009.11.28 福島フォーラム フォーラム6)

2009-12-02 16:39:59 | 映画日記2009
ヒットするとキャデラックがもらえる、そんなレコードレーベルがあった・・・。マディ・ウォーターズ、ハウリン・ウルフ、リトル・ウォルター、ウィリー・ディクソン、チャック・ベリー、エタ・ジェイムス。

ブルースがロックへと変わる創世記に存在したレコードレーベル"チェス"。マディ・ウォータズと出会い、レコードリリースするために奔走したレネード・チェスの半生をベースに業界を描いた映画。多くの音楽ファンが涙するだろうこの映画、今回はイントロダクションとしてピーター・バラカンのトークショーまで付いたスペシャルなものだった。

#ピーターのおしゃべりの感想は別途、どこかで披露しましょう。

映画は、田舎町で農作業に勤しむマディの姿からはじまる。その場で車に積んだ機材でレコーディング。ホントかよ、と思うその状況から徐々にスターダムにのし上がり、また落ち込むと言う波乱なマディの状況を良く描いている。マディが落ち込んだ時代にリトルの死、エタの台頭など、チェスはいつでも話題なレーベルだった事が良く伝わってくる。

ただ、残念なのはバディ・ガイやボ・ディドリーが描かれていないのはちょっと淋しい限りだ。

とは言え、現代のポップスの原点を描いているのは事実なので、音楽ファンには見逃す手はないだろう。で、この映画を原点として「パイレーツ・ロック」に繋がっていくと考えればいいだろう。

さんちゃん評価:5点(最高にグッとくる)