さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

37 2005.10.30 私の頭の中の消しゴム (WMC新潟 スクリーン7)

2005-10-31 01:39:03 | 映画日記2005
ソン・イェジンが好きかどうかでこの映画の評価は大きく変わる様な気がする。しかし、好きだと言える人間からすれば文句無く泣けるし、納得は行くでしょう。
元々日本のドラマ『ピュアソウル』だそうです。しかし、そんなテレビ番組と比べる必要もないでしょう。それくらい、このソン・イェジンとチョン・ウソンのコンビが熱演している。途中、一通の手紙が登場するが、かなりきます。もうダメです。ハンカチが足りないほどです。で、こういう映画のラストはなかり納得の行かない事が多いですが、この映画のラストですが、どうなるんでしょうかねって感じさせることが凄く絶妙でイイ感じです。ま、何が起こるのか、周りの人間関係など、どうなるかは、見て判断して下さい。一つ言えるコトはコレをみた男性諸君は好きになった女性を思いっきり愛してあげたくなります。これこそ、いい映画だ!文句はない!!!

さんちゃん評価:5点(何もかも文句がつけられない・・・)

36 2005.10.15 蝉しぐれ (品川プリンスシネマ スクリーン8)

2005-10-16 02:20:57 | 映画日記2005
最近の映画業界の疑問を感じた。こういう映画こそ、数多くの人に見てもらいたい。そもそも映画は、何かを感じるために見ていると思う。それが「喜び」なのか「怒り」なのか、「哀しみ」なのか、「楽しみ」なのか・・・それぞれだと思う。
この映画を見るために特別に時間を作らなければなかった。(深夜上映をウリにしている某映画館では深夜の上映がなかった。)それがそもそもおかしい。同じ条件でなぜ見れないか。客が入らない映画なわけでなし・・・。条件が悪すぎる。それは、やはり内容の良さが光る映画だからこそ思うコトなんだろう。二人は幼い頃からお互いを意識しているという意味では「喜」を知り、さまざまな場面でお互いを意識することで「楽」を意識し、お互いが遠く離れてしまう事に「哀」を感じ、それが定めと知り「怒」を覚える。これが映画だ。これこそ人生を写す魅力的な映画だと思う。もっともっと映画館側の問題を明確にして対等な評価を見せる努力を映画館側がすべきだ。この映画こそ、そういう意味では情けない扱いをされている。

さんちゃん評価:5点(過小評価されてる???)

35 2005.10.08 この胸いっぱいの愛を (チネチッタ チネ11)

2005-10-09 11:11:13 | 映画日記2005
誰もが過去を振り返って「あの時、こうしておけばよかった・・・」と言う心の隙間に刺さってくるような作品。しかし・・・内容の割にはかなりのぬるま湯。まあ、思い出をたどるような内容なので、結構ぬるま湯になってしまうかもしれないが、なんかピリっとしない。キーになる4人の人間が登場するが、倍賞千恵子の話は結構グッとくるが、他の三人の役者が物足りない。伊藤英明・・・物足りないなぁ~。話が結構いい話だけに、もったいないと言う感覚が強いな。キャストミスだ。ま、しかし、この映画も見てその話を納得してもらいたい。へぇ~、そうかぁ~、そうなんだ。え、そういうこと、そうなるか、まあ、そうかな・・・。と、いろんな感覚が沸いてくるよ。

さんちゃん評価:3点(プラスあり、マイナスあり、で、こんなもんか・・・)