石川県新生活運動協議会・石川県生活学校連絡会~~~より良い未来へ、暮らしを見直す~~~

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県大会提言書~~~第49回石川県生活学校大会

2023-11-15 11:50:06 | 日記
令和5年度 提 言 書
1. はじめに
 石川県生活学校連絡会では、昭和48年度「生活のムダをなくする」をテーマに風呂敷運動の呼びかけを行って以来、
資源のリサイクル(ビンの回収や再利用)、トレイの削減・回収、空き缶のデポジット制度の提案、
ゴミ減量(ボカシや段ボールコンポストの普及)、マイバッグ推進運動、食品ロス削減運動(フードドライブ)など、
暮らし方を見直しゴミ減量のための活動を実践してきました。
※デポジット制度:使い捨ての飲料容器など環境に悪影響を与える製品の回収を促すため,
 製品の販売時に預り金 (デポジット) を価格に上乗せし,消費者が使用済製品を回収システムに返却する際に預り金を返還する制度。
 令和3年度、私たちの生活を豊かにしてくれたプラスチック製品の処理について何が問題となっていて、
どういう生活をしていくのかを考えるきっかけに県民意識調査を行いました。
その結果をうけ、令和4年度の重点テーマを「プラスチックごみの削減~使い捨てプラスチック削減運動」とし、
学習や実践活動「マイボトルで会議へGO!」と、さらなる県民意識調査を行いました。
使い捨てプラスチック削減とトレイ削減の結果を受け、令和5年度は「トレイ削減」とし、店舗や県民意識調査を実施しました。

2. 調査活動から見えてきた課題等

① 生産者の段階でトレイに入って流通している商品があるので、
  ししとう等はトレイにいれずに発送できるよう生産者に協力してもらう必要がある。
② 乾燥豆は紙袋にできるのではないか。
③ 傷んでいるものがあるかもしれないと触ることがある。お店への不信感があるようだ。
④ 好きなものを選びたいという気持ちは理解できるが、
  他の人への迷惑等も考えた行動をとるようにうながすことが必要。
⑤ 店舗側も消費者側もトレイ削減については前向きな回答が多く勇気づけられた。
  一枚でも多くのトレイが削減できるよう呼びかけていく必要がある。
⑥ 意見要望が多く関心度が高いことが分かる。
  提案にある意見を伝えていきプラスチックごみ削減を進めていかなければならない。

3. 提言
私たちができること
① 「れもん・ゆず」はトレイに入っていない商品を買う
② プラスチックごみ削減のため、不要なトレイがないか継続的に店舗へ出向きチェックする
③ 消費者の買物マナーアップを呼びかける
④ 「分別の徹底」と「ポイ捨てをしない」ことを呼びかける
⑤ 海洋汚染の実態やマイクロプラスチック問題を学ぶ場を提供する

店舗や行政への要望
① トレイがなくても品質の維持ができる商品を勧めてほしい
② 入れ物を持参するとポイントや割引があるとよい
③ 消費者の買物マナーアップのため、POPや案内表示を工夫してほしい
④ ポイ捨て、不法投棄の見回りと厳罰化
⑤ 「石川県プラスチック削減に関する協定」において、
  「れもん・ゆずはトレイに入れずに販売する」を申し合わせ事項に組み入れる


第49回 石川県生活学校大会 令和5年11月13日(月)


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私たちのできること。
一人では小さな力でも多くの人が実践すれば大きな成果がでます。
「れもん・ゆず」はトレイにはいっていないものを選びましょう!
上からとる。商品をあまり触らないなど消費者もマナーを守りましょう。
「分別の徹底」「ポイ捨てをやめましょう」
海ゴミ回収や環境フェア、いしかわスポGOMI大会、
ごみ拾いGPSアートコンテストなど積極的に参加しましょう!
マイボトル持参も忘れずにね👍

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